2月14日。
そう、バレンタインデーですね。
女性が男性に対して『愛の思いを込めチョコレートを贈呈する』記念すべき日。
このチョコを渡す文化ができたのは昭和初期。
「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」というキャッチコピーの仕掛け人はモロゾフが最初だったようです。初めて知りました。
先日もBARRELのライターが書いていましたが、チョコレートに合わせるお酒と言えばウイスキー。
ウイスキーのアテと言えばチョコレート。
そう日本で一番チョコレートが売れる日に、ウイスキー党が黙っているわけがない。
なので、オーツカは新宿タカシマヤ(高島屋)でやっているバレンタインイベントに調査に行ってまいりました。
一体どのくらいのウイスキー好きが集まっているのか、確かめてみようじゃありませんか!!
タカシマヤのアムール・デュ・ショコラ
1月26日から2月14日まで新宿タカシマヤ(高島屋)11階の特設会場で行われている「アムール・デュ・ショコラ」。
2016年の名古屋開催では、60万人以上を動員、売上高は18億円に達したというモンスターイベント。
いやー、チョコレートすげえ。ウイスキーも単発イベントでこのくらい売れてほしい(笑)
2月11日からは『ベルサイユのばら』とのコラボイベントをやっているようで、オスカルのドレスなども展示されていました。
会場は大混雑。
ワンフロアは広いとはいえ90以上の店舗が軒を連ね、500名をゆうに超えるお客さんで大賑わい。
流石に60万人以上を動員するイベントなだけありますね。平均すれば一日2万人近い来客があるはず。
うーん、店員さんもみんな若い女性だし、男性一人ではなかなか入り込みづらい雰囲気ですが、きっと僕と同じウイスキー好きがチョコレートを物色しているはず…。
い、いない…。
右も左も女性ばかりだ…。
しかもみんなけっこうな数のチョコレートを買っている。
2,000円以上もするチョコレートを10個も20個も買ってる人もいる…。
なにこれ?なんでこんなに買ってんの?
クラスの人気者でめちゃくちゃ義理チョコ買いに来たのか?
それとも男性の親戚がとてつもなく多いとか?
はたまたホストに貢いだり、ジャニーズ事務所にでも送るのか?
意外と自分用なのかもしれないぞ。
とにかく若い女性とチョコレートだけはごった返していますが、男性の姿が見当たらない。
ましてやウイスキー好きなどは皆無のように思える。。。。
よし、気を取り直してどんなチョコレートが売っているか見てみることにします!
お酒を使ったチョコレートがすごく多い!
今回調査してて目についたのは、お酒を使ったチョコレート。
実に多く販売されています。
いまや世界にその名を轟かせる日本酒『獺祭』
南部美人のボンボン・ショコラに伊佐美のチョコ
我らがウイスキー入りのチョコレートはあるのか!?
日本酒、焼酎、泡盛、梅酒など使ったチョコレートはかなり出ていました。
やはりオトナの男性へプレゼントするチョコとなると、お酒が入っているものも需要があるようですね。
お酒離れが叫ばれている昨今、これは嬉しい発見でした。
他にも赤ワインや白ワイン、ロゼワインにシャンパン、さらにはラムやテキーラに至るまで様々なチョコレートがありました。
さて、気になるウイスキー入りのチョコレートですが、、、、
ありました~。
いやー良かった良かった。
日本酒、焼酎に比べるとやや数は少ないものの、しっかりと存在感をアピールしていました。
でもほとんど国産のシングル・モルトばかり。
年配の男性陣にプレゼントを贈りたい女性をターゲットにしているのはわかるのですが、もっとスコッチやバーボンを使ってほしかったなぁ。
目を引くような形のものや、オシャレで可愛いラベルはいっぱいあるし、こういったイベントであれば、ヴィンテージやインダストリアルな雰囲気に店内をディスプレイすれば、他店と差別化できるのにな。
このイベントを見てて思ったのは、女性は細かい解説を聞いて購買に至るのではなく、衝動を受けるからこそ購買するということ。
味はソコソコで美味しければよくて、いちばん重要なのはプロモーションなのだとまざまざと見せつけられました。
『わー!可愛い!欲しい!』と女性自身がなれば、男性へのプレゼントどうこうではなく買っていく。
結構女性本意なイベントなんですよね、バレンタインデーって(笑)
そんな中、僕はシルスマリア(Sils Maria)の”竹鶴ピュアモルト生チョコレート”をゲットしておきました。
帰りのコンビニでも”小枝PREMIUM 芳醇ウイスキー”を買い足し、お家でウイスキーと共に食べようと思います。
レビューはまた後日!
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