もし、あなたが初めてウイスキーを口にした時、「まずい」と感じたらどうしますか?
きっともう飲まないでおこうと思うでしょう。
また、そのまずかった体験談を周囲の人に話し、共有することで、あなたは「ウイスキーが嫌いな人」になってしまうでしょう。
「ウイスキーが嫌いな人」にウイスキーを勧める人はまずいません。
あなたは今後、ウイスキーを手に取ることはなく、ずっとウイスキーを「まずい」と思ったまま変わることはないでしょう。
このページでは、
ウイスキーを「まずい」と思った体験から原因を探り出し、
「美味しく」飲めるようになるための対策
を載せています。
「なぜあなたはウイスキーをまずいと思ったのか?」
その原因を知るためにも、まずは色々な方の体験談を聞き、自分と似たパターンを探してみましょう。
ウイスキーをまずいと思った人の声
ウイスキーをまずいと思っている方は、ほとんどが最初に飲んだ時に悪印象を持った方です。
「ウイスキーを飲んだことは一回しかないけど、嫌いになった」という人の意見が多いのです。
ウイスキーに悪い印象を抱いた最初の体験とは、いったいどういうものなのでしょうか。
色々な人に聞いてみました。
加えて、「まずいと思った体験」から、後の原因・対策に繋がるCheckポイントも載せてあります。
もし自分の体験と似たようなエピソードがあれば、ポイントを押さえておくことで、ウイスキーは「まずい」から「美味しい」に変化させることができるでしょう。
ケース1、学生時代に
その時は潰れてしまったので、それ以来ウイスキーは飲んでいないし、飲みたくもない。
そして一気飲みさせた友達とは会っていない。
味など気にせず、ずっとストレートで飲んでいたので翌日の二日酔いがひどく、ウイスキーに対する印象がかなり悪くなった。
ケース2、仕事で
氷を入れて飲んだり、水で薄めて飲んでいたが、アルコールの匂いばかりで、美味しさはわからなかった。
その良くない思い出しかないため、今後接待で注文することはないと思う。
ケース3、人間関係で
勧められるがままに飲みやすいと言われるウイスキーをもらったが、鼻を近づけるだけでアルコールの匂いがきつくとても飲めたものではないと感じた。
好みだという高いウイスキーを飲まされるものの、度数が強いのか一向においしく感じられなく、顔を合わせるのが辛い。
当然ウイスキーの味もわからず、苦手なお酒のイメージがついてしまった。
ケース4、ドラマ『マッサン』でも
漁師の口にはウイスキーは合わなかったのだった。
このように、ウイスキーをまずいと感じるにしても様々な経緯があるようです。
しかし、最初からウイスキーを敬遠することなく、美味しいと感じて飲めたという人もいます。
次は最初からウイスキーを飲めた人たちの声を聞いてみましょう。
最初からウイスキーを美味しいと感じた人の声
焼酎と比べて度数は高かったが、味や香りの奥深さに魅了され、今ではすっかりウイスキー党となった。
ある時、ウイスキーの種類を変えてカクテルを試したところ、味が全然違うことに驚き、それからウイスキーを単体でも飲み始めるようになった。
最初はキツく飲み辛かったが、重ねて飲んでいるうちに味わえるようになり、シックな雰囲気と一緒に楽しめている。
どうやら、最初からウイスキーを好む人はアルコールを飲み慣れた人が多いようです。
筆者もウイスキーを好きになった時は、他の焼酎や日本酒などが飲めるようになった後ですので、「アルコール慣れ」が理解できます。
それ以前に『ジャックダニエル』や『I.W.ハーパー』といった、スーパーで買うことのできるバーボンウイスキーを飲んだことはありましたが、アルコールがきついだけのお酒としか思えませんでした。
アルコールを飲み慣れていない人にとっては、
ウイスキーをまずいと思ってしまう
ウイスキーに苦手意識を持ってしまう
ことは傾向としてあるようです。
これはウイスキーの高い度数によるアルコール耐性も関係しており、詳しくはアルコール慣れの項目で説明しているので、ご覧ください。
色々な人の声を聞いてもらったところで、次にウイスキーをまずいと思った原因を解明し、解消する方法をお伝えします。
体験談のCheckポイントを頼りに、「なぜまずいと感じたのか?」という疑問を解消して、おいしく飲めるよう対策を練っていきましょう。
なので、「RPG(ロールプレイングゲーム)で理解するウイスキー」として、ちょっとしたゲーム仕立てで解説してみました。
「レベル上げ」や「装備・魔法の取得」といった感じで、ウイスキーを楽しく理解したい方は下のリンクをクリック。
ウイスキーを飲む際の「ルール」を覚える
ウイスキーに限らず、お酒を飲む場合には最低限注意すべきルールがあります。
特にウイスキーはお酒の中でも度数が高く、繊細な味を秘めているため、ルールに注意しなければ「まずく」感じてしまうことでしょう。
ルールを知らないためウイスキーを「まずく」感じてしまった人は、ウイスキーを「美味しく」飲めるようにルールを学びましょう。
まずいと感じてしまった「飲み方」を正しい「飲み方」へ変化させる方法
ウイスキーにはいくつもの飲み方があり、それぞれの飲み方に異なる特徴があります。
例えば「以前ロックで飲んでまずいと感じたウイスキーが、水割りにして美味しく飲めるようになった」と、飲み方ひとつを変えるだけで、「美味しくない」、「まずい」と思っていたウイスキーの印象ががらりと変わることは珍しいことではありません。
飲み方はウイスキーを楽しむため重要な方法なので。
それぞれの特徴を理解してウイスキーを「美味しく」攻略するヒントにしましょう。
ウイスキーのアルコールの匂いや強さ、味に慣れる訓練
ウイスキーはアルコール度数の高いお酒です。日本では度数が高く、強いと呼ばれるお酒で最もポピュラーなアルコール飲料がウイスキーと言えるでしょう。
度数の高いお酒は、実は慣れていないと「美味しく」飲むことができません。
飲み方ということもあるのですが、しかしそこにはウイスキー特有のワケがあるのです。
ウイスキーを飲めないと思っているほとんどの人が「アルコールに慣れていない」ことが原因と考えられますので、ウイスキーを飲めなくて悩んでいる方は、ぜひ読んでいただきたい記事です。
ウイスキーを美味しく感じられる空気・雰囲気を知る
ウイスキーには、ウイスキーだけが持つ独特の雰囲気が存在します。
ウイスキーを好む人の中にはその雰囲気が好きだからこそ、飲んでいるという方もいらっしゃいます。
しかし、「雰囲気がよくわからなくて苦手だ」という方や、「堅苦しくて楽しくなさそう」と考える方や、最初にウイスキーを飲んだ場所の雰囲気が悪く、ウイスキーに嫌な思い出しかないという方もいることでしょう。
良くない環境ではウイスキー本来の持つ雰囲気に触れることはできません。
ウイスキーはちゃんと楽しむことのできる場があってこそ、持ち味を発揮します。
それでは、ウイスキー本来の雰囲気を楽しむことのできない場とはどういう状況なのでしょうか。
ウイスキーの雑学・トリビアを知ってウイスキーに興味を持とう!
ウイスキーには、蒸溜所の歴史や生産している地域の文化といったディープな情報から、好きな芸能人やアニメ・映画・小説など関連するトリビア的な雑学まで耳寄りな話がたくさんあります。
度数が高く、外国生まれのお酒ということでとっつきにくいと思われがちなウイスキーも、身近に感じられるちょっとした話を聞いておくことで、初めて試す時のハードルを下げてくれるでしょう。
面白くためになる情報を厳選してまとめてありますので、ぜひ知っておいて、会話のちょっとした小ネタとしてお使いください。
まとめ
ウイスキーを「まずい」と感じた方の具体的な例と、その原因と対策を紹介しました。
ウイスキーに苦手意識を持っている方でも、記事の後半にあるCheckポイント別の対処法を試していただければ、ウイスキーに対する距離感が多少なりとも縮められることでしょう。
身近にウイスキーを嫌い、飲めない、または飲んだことないという方がいらっしゃいましたら、ウイスキーを美味しく飲める方法までしっかり辿り着けるようになっていますので、ぜひこの記事をおすすめしてみて下さい。
後日、『角』というのははウイスキーだと知り、ウイスキーはまずいと思った。