この記事では、長く使用するであろうソーダストリームの維持費やランニングコストについて書いていきましょう。
- 実際にガスシリンダー1本でどのくらい炭酸水がつくれるか
- 箱買いペットボトルとのコスパ比較
- 電気代などの維持費
などについて実験した結果を書いていこうと思います。
ソーダストリームの費用対効果を知りたい方にはうってつけの記事です。
ペットボトルとコスパ比較
はたしてガスシリンダー1本で炭酸水は何本くらい作れるのでしょうか?
ソーダストリーム公式サイトには「炭酸水(500ml)一本18円のコスパ」となっていますが、実際に真新しい炭酸ガスシリンダー(60L)をセットして、毎回炭酸水を作った本数をメモして計算してみました。
通常強度の場合
使い切ってみてわかりましたが、
通常強度の炭酸水は30L程度でした。
(500mlペットボトル換算だと60本分)
通常強度というのはプッシュ一回分。
作ってすぐ飲めばしっかり喉にくる並程度の炭酸強度です。
炭酸強度のイメージとしてはサッポロの【おいしい炭酸水】くらい。
翌日まで時間をおいてしまうと弱くなってしまうイメージです(こうなると追い炭酸が必要)。
強炭酸水の場合
では続いて、強炭酸でつくるとどうか。
強炭酸は20L~23L程度つくれます。
(500mlペットボトル換算46本)
プッシュを1.5~2回ほど行い、強めの炭酸を作るとなると、炭酸の総生成量が20L~23L程度に減る印象です。
こちらはかなり喉にくるレベルの炭酸で、ゴクゴクと一気飲みはできないくらいの強度です。
密閉すれば時間が経っても追い炭酸がいらないくらいのイメージで、夏場のハイボールはたまにこの強度で飲みたくなります。
ウィルキンソンなどとの比較
ガスシリンダーは交換用が2,160円(税込)なので、
通常強度の炭酸水500ml:1本約36円(税込)
強炭酸の炭酸水500ml:1本約47円(税込)
という単価になりました。
実際のところ、ソーダストリーム公式の1本18円には及びませんでしたが、ウィルキンソンが一本税込約90円と考えれば半額くらいですね。
炭酸強度と500ml1本あたりの比較表
以下の表は同強度のペットボトル炭酸水と比べたものです。炭酸水500mlの金額で計算しています。
炭酸強度 | ソーダストリーム | ウィルキンソン | サッポロおいしい炭酸水 |
通常 | 約36円 | – | 約75円 |
強炭酸 | 約47円 | 約90円 | – |
年間経費
500mlの炭酸水を毎日1本消費すると考えて、365日間飲んだ場合、年間で13000円~15000円程度の節約になります。
炭酸強度 | ソーダストリーム | ウィルキンソン | サッポロおいしい炭酸水 |
通常 | 約13,140円 | – | 約27,375円 |
強炭酸 | 約17,155円 | 約32,850円 | – |
初期費用を除いて考えると炭酸水を箱買いよりは圧倒的にコスパはよさそうです。
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水道水とミネラルウォーターでコスパが変わる
上記は水道水など【無料の水】を使用した時のコストです(厳密には水道料金がかかっていますが、ここでは省きます)。
お住いの地域や水道設備の差などもありますが、ソーダストリームと水道水で作った炭酸水がまずい場合もあります。この場合、有料のミネラルウォーターを調達する必要が出てきます。
ミネラルウォーターは市販で購入するとなると500mlあたり50円~80円程度。
その料金がソーダストリームで炭酸水を生成するコストに乗ってくると【コストパフォーマンスは非常に悪い】と言わざるを得ません。
無料で持ち帰れるスーパーのミネラルウォーターや、浄水器を利用するとよいでしょう。
ペットボトル炭酸水の箱買いとどちらがコスパが良いか比較する
というわけで、続いてはウィルキンソンタンサンなどの炭酸水を箱買いする価格と比較して、ソーダストリームがどのくらい経済的なのか考えてみましょう。
箱買いのウィルキンソンタンサンが一本90円程度(税込)なので、ざっと、半値くらいです。
ただしソーダストリームの場合はここに本体(スターターキット)の初期投資金額が入ってきます。専用ボトルを追加で買っていたりすればボトルの金額も入ってきますね。
僕はスピリットのスターターキット(15,400円)を買ったので、一か月に24リットル(500ml×48本)消費するとして、だいたい13~14か月で投資したもとがとれるという計算です。
高価格帯のモデルを買った場合も20か月程度で元が取れるのではないでしょうか。意外と早い。
初期投資金を回収した後はずっとお得に使えるわけなので、金銭的なコストパフォーマンスはそこそこといったところでしょうか。
電気代などの維持費面のコスト
ワンタッチで炭酸水がつくれる電動モデル2種はここに電気代がかかってきます。
最上位モデルのソースパワーは仕様が以下です。一番下の最大消費電力だけ見ればよいですね。
- 入力:100-240V AC
- 周波数:50-60Hz
- 出力:6.5V DC
- 最大電流:2 Amp
- 最大消費電力:13W
たった13W。
しかもウォーターサーバーなどと違い炭酸を作る時にしか、ほぼ電力を使いません。
電力量は「消費電力(W)×時間(h)」で算出します。消費電力が13Wなので、仮に1日に30分使用する電化製品の電力量は、13W×0.5h=6.5Whです。まぁ30分も炭酸水作ってないでしょうけど。
次に電力量をWhからkWhへ変換します。1000Whは1kWhに相当するので、この場合の6.5Whは0.0065kWhになります。この数値に1kWhあたりの料金単価を乗算します。仮に1kWhあたりの料金単価が27円/kWhだとすると、ソーダストリームのソースパワーを30分使用した場合の電気代は、0.0065kWh×27円/kWh=0.1円です。
待機電力と合わせても、月間で数円だと思います。
ここは計算に入れる必要はありませんね。
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時間的コスパ【手間賃】で比較する
もうひとつの大きなコスト。
それは時間です。
ソーダストリームにはいつでも好きなタイミングで、お好みの水を使って、自由な強さで作れるという魅力があります。
さらにはペットボトルのゴミが出ないという見逃せないメリットもあります。
- ガスシリンダーは届けてくれるので炭酸水を買いに行く必要はない
- 段ボールから炭酸水を運ぶ必要もない(段ボールを捨てる手間もない)
- ペットボトルのラベルビニールをはがす必要がない
- ペットボトルを捨てる必要がない
- 在庫を置いておくスペースが必要ない
などなど。こういった「時間的コスパ」を考慮に入れると、かなり投資効果の高い商品であることは間違いないと僕は思っています。
まずはレンタル品を利用すると言う手もある
今なら上位モデルであるソースパワーをレンタルするという手もあります。
気に入ったらそのまま購入も可能なので、リスクはかなり小さい。
1ヵ月試せばだいたいイメージが沸くので、電源確保ができる人はお試ししてみるのもアリです。
まとめ
今回は社内で盛り上がったソーダストリームのネタを元に、炭酸水1本あたりの価格や維持費。その費用対効果について書いてみました。
炭酸水をつくるためにかかる費用はペットボトルの約半額ということで決着しました。
水道代や電気代といったランニングコスト、時間的コスパを考えると、なかなか費用対効果の高い商品と言えるのではないでしょうか。
あなたの生活に潤いが生まれることを祈っております。
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