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2024年11月のおすすめウイスキー小瓶「これスキ!」が見つかる/ミニボトル

2024年11月のおすすめウイスキー小瓶「これスキ!」が見つかる/ミニボトル

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日本最大のウイスキー専門メディア「BARREL」と、厳選したウイスキーを小瓶で販売するセレクトショップ「HITOKUTI WHISKY」がお届けする「今月のおすすめウイスキー」。

この特集では「HITOKUTI WHISKY」の新入荷の中からわたくしオーツカが、「この銘柄はぜひ体験しておいてほしい!」という商品をピックアップしています。

ウイスキー初心者の方はボトル一本買って、飲み切れなかったらどうしようという「失敗」が怖く、ボトルの購入に踏み切れない人も多いとい思います。ちょびっとずつおすすめを試して、一人一人の「これスキ!」を見つけるお手伝いをさせてください。

ぜひこの機会に僕たちがが選抜した「ウイスキー銘柄」を試してみてください。

2024年11月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

オーツカ
今月はジンもおすすめです!

パッケージが新しくなったNo.3 ロンドンドライジンやグレーンスピリッツに減圧蒸留方式で香味付けしたスコットランド産のブードルス ジンなど高品質なスピリッツが入荷です!

ザ シックスアイルズ ボイジャー

オーツカ

以前から出ていたシックスアイルズがパッケージ及び中身のレシピを一新。

ボイジャーという名前で新発売しました。「ボイジャー」とは航海者を意味しているようです。

スコットランドの6つの島々で造られるモルトウイスキーを使用したブレンデッド”モルト”ウイスキーとなります。

かなりスモーキーさはありますが、すっきりしています。シトラスっぽさは以前のシックスアイルズと同じですね。

フレッシュでパワフル、とても辛い。ボディは厚くソルティ。

30ml、790円(税込)から。とにかくホットでモルティな塩バニラという感じです。スピリッツの若さを感じさせる辛さではなく、塩辛い印象です。島好きには良いのではないでしょうか。

フェイマスグラウス ウィンターリザーブ

オーツカ

スコッチの定番、フェイマスグラウスから、シェリーカスクで熟成したモルト原酒を高い比率で使用することで、温かみのある味わいと多彩なフルーティさを表現した逸品。

さすがフェイマス。どうしてこんな価格でこういう商品が出せるんだ。すごい。

くどくないタンニン感、オレンジの花、ドライイチジク。

味わいも複雑で冬の日にちょうどいいチョコレートとシナモンの風味。

30ml、390円(税込)から。穏やかでフルーティ。トーンが低く、チェリーやイチゴ、ガトーショコラのようなフレーバーも感じます。390円で味見ができますので、まずはサクッと飲んでみてくださいね。

グランツ 8年 トリプルウッド

オーツカ

ヴァージンオーク樽、アメリカンオーク樽、リフィルバーボン樽のそれぞれで熟成された原酒をブレンドしたグランツ。

しかも8年以上熟成された原酒をブレンドしていてこの価格。

キウイや白ブドウのような香りから、ややスパイシーなフレーバー。バニラとかすかなスモーク。ふっくらやわらか。

ロックや水割りがおすすめです。

30ml、290円(税込)から。この価格帯にしては奥行きもしっかりある。常飲ウイスキーの候補としていかがでしょうか。

2024年10月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

今回は7月にショップで試飲した、新興蒸留所や非常に面白みのある試験的な商品を中心におすすめしていきます。

https://x.com/BARREL365/status/1810243197924470859

コルセア ライマゲドン

オーツカ

出ました。コルセア。

ファンキーな幼馴染が生み出す、通常のウイスキー造りでは考えられないような斬新な商品ラインナップが特長のブランドです。

こちらは原料にライ麦麦芽と、チョコレートライ(ローストされたライ麦)を使用した100%ライウイスキー。

かなりざらざらした質感なんですが、ライの麦芽由来の雑味なんだろうか。おもろい。

酸が強めで、プラム、鉛筆、墨汁などを拾える。甘さが強くコクがある。

30ml、1,140円(税込)から。非常にボリューミーな味わいで、クリーミー。のど越ししっかり。あんまり飲んだことのないライウイスキーです。

ロックはハマる人多そう。名前がいいですよね。

ディングル シングルモルト

オーツカ

アイルランドのクラフトビールのパイオニア的存在が、2012年に始動したディングル蒸留所。

ディングルのウイスキーはマッシングからラベリング、ボトリングまで人力で行われています。

マッシュタン、発酵槽は風情が残る木製のものを使用、フォーサイス社製のコッパーポットスチルで3回蒸留した後、バーボンカスク、シェリーカスクをはじめポートカスクなどを使って熟成されています。

こちらは、ファーストフィルのバーボン樽とPXシェリー樽で5~7年間熟成した原酒を使ったシングルモルトです。

量より質にこだわる蒸溜所というだけあって、三回蒸溜なのに肉厚で複雑、ボリューミーな味わいの商品。

30ml、890円(税込)から。キレのある味わいで、とてもモルティ。黒糖、洋梨、バニラ、鼻抜けには柑橘、ライム、ミント。総じてレベルが高い。ビール好きが作ったアイリッシュというのはとてもうなづけますね。

トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ セカンド

オーツカ

日本上陸の際には、大きな話題になったスコットランド・スカイ島の新鋭。

ファーストリリース「トルベイグ レガシーシリーズ2017」は早々に市場から消えました。それに続く第2弾がこちら。

ファーストフィルのバーボンカスクとリフィルバーボンカスクで4年以上の熟成。

フレッシュでさわやかなピートスモーク、湿り気のある塩味。スパイスハーブ、バニラクリーム。

味わいはややミネラリーだが甘みとスモーキーさ、塩のバランスがとてもいい。レモンと湿った干し草。

30ml、1,140円(税込)から。非常に熟成感がある。シンプルに完成度が高いです。今から推せば10年後、マジで楽しみな蒸留所になりそう。

これはタリスカー愛好家は必飲の一杯だと思います。

ラフロイグ 18年[1997] カスクストレングスコレクション

オーツカ

シグナトリー社のカスクストレングスコレクションより、ラフロイグ18年、ホグスヘッド。

昨今じゃあまり見なくなりました97のラフロイグです。

90年代中盤~後半のラフロイグはファンも多く、現行品とは違った趣が素敵です。

複雑で甘いスモークとダークフルーツ、チョコレート。リフィルシェリーのよさを詰め込んだここちよいスパイシーさが魅力。

スモークハムにブラックペッパー、中盤からは塩キャラメルとナツメグ、月桂樹とクルミのハーモニー。非常に複雑。

30ml、2,790円(税込)から。とても飲み頃で、わかりやすくおいしいです。こういう骨格のしっかりしたラフロイグは貴重になってきていますね。

お家で贅沢したいときに、ぜひご褒美として飲んでみてください。

グレンウィヴィス 20/18

オーツカ

スコットランド・ハイランドの新興蒸留所、グレンウィヴィス。

個人的に期待の高いブランドで、3年熟成とは思えない深い味わいが特徴です。

原料のすべてに地元産の大麦を使用。1stフィルのテネシーウィスキー樽を中心に、1stフィルのオロロソシェリー樽、スコッチのリフィル樽で熟成した原酒を使用しています。

バナナやマシュマロ、白ブドウの香り。そしてキンカンとパイナップルのアロマが印象的。

味わいはバニラやレモネード、キウイでしょうか。余韻にはヨーグルトやブルーベリーの酸味がゆっくりと感じられます。

これは数年たつとトロピカルっぽい味わいでそうです。

30ml、1,240円(税込)から。ハイランドのスーパーノヴァ。まだまだ日本ではマイナーな銘柄ですが、これからが楽しみなブランドです。

日本の新興蒸溜所も、すごいところはいっぱいあるけど、やっぱ本場スコットランドにはとんでもない蒸溜所があるなぁと思わされます。

2024年8月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

マクタラ テラ クラシックアイラ

オーツカ

個人的に推しているマクタラシリーズのスタンダードライン「テラ」です。

モリソン スコッチウイスキー ディスティラーズが生み出したシリーズで、2021年頃から日本に入荷され始めました。

テラはバーボンバレルで熟成されたアイラモルトを46%でボトリング。

こちらは満点の青空のような爽快なシトラス風味があります。海風を受けながら釣りを楽しんでいるかのようなクリーンなスモーキーさと塩け。フルーティさを求めるならこちらがいいかな、と。

ちなみにテラ(TERRA)はゲール語で「地球」だそうです。

30ml、890円(税込)から。個人的に常備しているウイスキーで、シリーズの中では最もハイボールが適しています。

飲まないと損な逸品です。

イーガンズ 10年 シングルモルト

オーツカ

アイルランド中部のタラモアで1852年に創業された老舗のウイスキーブランド。

元格闘家の魔裟斗氏を起用したり、ハイボール缶を出したりと、日本ではかなり大々的にキャンペーンを行っている印象です。バスカーの次を狙っているのかな?

繊細でクリーン。クリーミーでいてシルキー。リンゴとシリアル。

香りはいいが10年の熟成度があるかは怪しいところ。バランス型のアイリッシュシングルモルト。

30ml、1,090円(税込)から。日本人には好まれる味わいだと思います。ロックにすると、飲みやすくなるかな。水割りは試してみたいところ。

バランタイン シングルモルト グレンバーギー 18年

オーツカ

バランタインの構成原酒をリリースする「バランタイン シングルモルト」のシリーズで、こちらの18年は2020年9月に発売されました。

熟したりんごや蜂蜜のような香り、甘くフルーティな味わい、バナナや黒糖のまろやかで長い余韻が特長です。シナモンやクローブの鼻抜けが心地いいボトル。

ストレートだけでなく、ロックでじっくりいただけます。

30ml、1,740円(税込)から。バーギーとしては珍しいオフィシャル流通品。ボトラーズでも最近多く見かけるようなバーギーですが、やはりオフィシャルはバランスとれてるなぁという印象です。この機会にぜひ味見を。

グレングラッサ エボリューション

オーツカ

ビギナーも買わない、玄人でもあまり買わない、だったらひとくちウイスキーの出番だろ!そんなグラッサの定番品です。

ファーストフィルのテネシーウイスキー樽で6年以上熟成させた飲食店向けの限定品で、バニラ、パイナップルのような甘い香りに、麦芽、青リンゴ、塩キャラメルのような味わいが感じられます。

旨みをグッと詰め込んだ、かなり濃い口で密度の高いグラッサです。重く、つよい。

30ml、590円(税込)から。雑味もありますが、ボディが厚く、とてもよい。これ経年変化も面白そうだなぁ。50度でリリースしたのはそういうことかと納得できる、少し置いておきたいウイスキーでもあります。

2024年7月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

アナンデール マン オ ワーズ[2016]

オーツカ

最近数を増やしているスコットランド・ローランドの蒸留所。

1836年に設立され、1916年に閉鎖されていた蒸溜所ですが、2014年、約100年の時を経て再稼働しました。

マンオワーズはマンオソードとともに同蒸留所を代表するシリーズで、2016年蒸留品はリフィルのバーボン樽が使用されている。ノンピート製法を特徴としています。

ニューメイクのエステル香もややありますが、強く麦、そしてわずかに桃の香り。

かなりオイリーでクリーミー、非常にモルティ。ローランドらしい軽い甘みもあります。

30ml、1,340円(税込)から。ローランドの新鋭が送り出す麦感しっかり目のウイスキー。

ローランドは追いたい蒸溜所がたくさんあるなぁ。

アナンデール マン オ ソード[2017]

オーツカ

上記と同じアナンデール蒸溜所から、フェノール値45ppmのシングルモルトです。

アロマは古い家具、ややミーティでスモーキー。リンゴ、BBQの焚火。味わいは黒糖、緑色の葉、クリーミーなバニラ、土っぽさと少しの酸味があり、レダイグに近いものがあるような気がする。

30ml、1,340円(税込)から。こちらは上記のマン オ ワーズとセットで比べてみたい商品です。トバモリーとレダイグみたいなノリで覚えていきましょう。

キュロ モルトライウイスキー

オーツカ

「キュロ モルト」はフィンランド初のシングル バッチ ライ ウイスキー。原料は、フィンランド産全粒大麦麦芽を100%使用してつくられています。

北欧の厳しい気候で育ち力強いテイストのライ麦を100%使用してポットスティルで蒸留、アメリカン ホワイトオークの新樽で3年以上熟成させた1本です。

とてもアーシーで、大地を感じます。綿あめ、キャラメル、そしてもみの木のような、森林浴をしているような香り。味わいは香ばしいライ麦パン。ハチミツ、ハーブ、ダークチョコレート。

これは、めちゃめちゃライ麦パンです!

30ml、1,090円(税込)から。驚くほどのパン。オン・ザ・ロックやソーダ割もおいしいと思います。

アイル オブ スカイ 12年

オーツカ

タリスカーをキーモルトにスペイサイド・アイランズウイスキー・ローランドグレーンをヴァッティングしたブレンデッドウイスキー。オーク樽で12年熟成してこの価格はとてもコストパフォーマンスが高いと思います。

香りは柑橘類、青リンゴ、温かいベーキングスパイス。蜂蜜にヒースと干し草。

味わいは軽く、はちみつ、ドライアプリコット、グーズベリー、バニラと少しの紅茶。わずかなスモーク。

フィニッシュは短めですが、味の骨格はしっかりしており、ハイボールやロックでも負けないと思います。

30ml、540円(税込)から。グレーンはやや多いもののアイランズ好きは要チェックの一品です。

2024年5月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

インチデアニー ライロー

オーツカ

2015年に蒸留を開始したスコットランド・ローランドの蒸留所 インチデアニーからのファーストリリースです。

これ、試飲してみましたが、面白美味かったです。

原料は全量地元産にこだわり、ライ麦麦芽53%と冬大麦麦芽47%

ライ麦特有のジンジャーやペッパーのフレーバーと、中盤から持ち上がる塩キャラメル。

ローランドのオイリーさと軽快さがスパイシーな酒質とマッチしてます。

30ml、1,940円(税込)から。ボトルの価格が張るので、ここはひとくちウイスキーの出番だろって感じです。

未体験の人はぜひ。ローランド好きは気に入ると思うなぁ。

ウィリアムピール

オーツカ

ロンドンとグラスゴーに拠点を置く、ウィリアムピール社が手掛けたブレンデッドウイスキー。

フランスをはじめヨーロッパで人気の高い商品です。

フレッシュで爽やかという謳い文句ですが、かなりクリーミーでクラシックな印象のブレンデッドです。

ツンツンくるアルコール感はあまりなく、グレーンがしっかり下支えしています。

30ml、240円(税込)から。グレーン強めで結構濃いので、ロックやハイボールでもおいしそう。めちゃ安なので合わせ買いにどうぞ。

リージェント

オーツカ

2019年に発売して噂になったリージェントがひとくちウイスキーにも登場です。

ビームサントリーが誇るジムビーム蒸溜所の7代目マスターディスティラー、フレッド・ノウ氏が原酒の製造と選定を行い、サントリーの5代目チーフブレンダー、福與伸二氏がブレンドを手がけた逸品。

ワイン樽とシェリー樽を使ったバーボンウイスキーはかなり珍しいです。

ドングリや栗のニュアンス、そしてワイン樽の芳醇な香り。面白いくらいソルティです。ロックでもヘタレない。

30ml、990円(税込)から。プラムやチェリーを感じるおいしいバーボンって感じ、不思議~。「ケンタッキーストレートバーボンウイスキー」らしいですが、変わり種ですね。これは勉強になるなぁ。

グレンマレイ 18年

オーツカ

近年ラ・マルティニケーズに買収され、年間生産量をメキメキと増やしているグレンマレイ。

愛好家の間では「次に来るブランド」としてジワジワと人気が上がってきています。

香りはりんご、キウイ、そしてバニラとメイプルシロップ。はちみつ、バターシュガートースト。

味わいはスムースで爽やか。メイプルシロップのトロミと、ミントの清涼感。このエレガントになりすぎないカジュアルさがマレイの魅力ですね。

30ml、1,640円(税込)から。18年でもこの価格。これから流行りそう。

オールドパース オリジナル

オーツカ

スコットランド・ハイランドの都市パースの名前を冠したウイスキー。
良質なシェリー樽熟成の原酒のみを使用したブレンデッド”モルト”ウイスキーです。

シングルモルトではないのですが、シェリー樽熟成原酒のみを使用し46%でボトリング。

素晴らしいスペックと、素晴らしい価格。ふくよかで熟成感もあり、満足度の高い一杯です。

30ml、640円(税込)から。気に入ったらボトル買いしてもいい案件です。クリーミーで濃厚。嫌味がないシェリーで美味い。

2024年2月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

オクトモア 14.1

オーツカ

先月入荷した13.1に続き、14.1のオクトモアです。

14.1のピートの強さを示すフェノール値は128.9ppm。

ファーストフィルのアメリカン・オーク樽で5年間の熟成を経てボトリングされています。

試飲しましたが、やはり味わいが違いますね。

30ml、1,890円(税込)から。13に比べるとやや固さ、ソリッドさを感じます。オイリーで甘く、自然の旨みが強い。予算がある方は各バージョンと飲み比べてみてね。

シーバスリーガル ユニティカスク 12年

オーツカ

昨年9月11日に発売された、シーバスリーガルの日本市場限定品。
日本原産の希少なミズナラと上質なフレンチオーク、2種類の樽材を組み合わせてひとつの樽にした「ユニティカスク」でフィニッシュした、特別なシーバスリーガル 12年をブレンドしています。

2種類の樽材がシーバスリーガルの原酒を引き立たせており、バニラやシナモンを思わせる、バランスのとれた甘くスパイシーな香りが特徴的です。

30ml、640円(税込)から。近年のシーバスにはあまりなかったゴージャスなイメージがあって、重いです。面白い。マンゴーやジンジャーを感じます。

ラングス セレクト 12年

オーツカ

グレンゴインをキーモルトとしたブレンデッドスコッチウイスキーです。

セレクトは12年のラングスの中でも長期熟成を経た高級モデル。

1960年頃のオールドボトルもまだ手に入るボトルです。

ブレンデッドウイスキーにしてはしっかり芯があり、麦の旨さを感じます。ブラウンシュガー、熟れたバナナ、バニラ、チョコレートやコーン、ナッツの味わいがあります。

30ml、690円(税込)から。普通においしい。良い意味で野暮ったいというか、古酒感を感じます。この価格帯でストレートでおいしいブレンデッドは希少でしょう。

ジョージディッケル No.1 ホワイト

オーツカ

テネシー州のウイスキーブランド・ジョージディッケルがつくるコーンウイスキー。

ジャックダニエルと共にテネシーウイスキーを代表するブランドですが、個人的に味わいはジョージディッケルのほうが好き。

ハンドクラフテッドスモールバッチの出来が非常によかったので本作も気になっていました。

樽熟成を経ておらず、液色は無色透明。原料がコーン80%以上という珍しいウイスキーです。

レモンやヨーグルトのフレーバー。クリアでフレッシュ。
味わいは非常にマイルド。スイートでクセがない。ジョージアムーンなどとは異なるスムースなのど越しです。

30ml、490円(税込)から。これはハマる人いると思います。ウイスキーをより知りたい、学びたいと思っている方は、一杯だけは飲んでみたほうがいい。おすすめです。

ブレット バーボン 10年

オーツカ

1700年代にフランスからアメリカに移住した『ブレット家』オーガスタ・ブレット氏が造り上げたバーボン。1860年、バーボン樽を輸送中の事故でオーガスタ氏が亡くなりバーボン造りも終わりを告げましたが、1987年氏のひ孫にあたるトム・ブレッドが曾祖父のレシピを用いて先祖伝来のバーボン造りを復活させました。

SWSC/3年連続金賞受賞という偉業を成し遂げており、日本でも人気のバーボンです。

そんなブレットの10年熟成品。昨今の10年熟成バーボンでこの価格帯は異例中の異例。

キャラメルとバニラの香り、トーストしたオークとスパイシーさ。シトラスとチェリー、バタースコッチのアロマを感じます。

味わいはしっかりとしており、チェリー、バニラ、レザーのフレーバーが感じられます。

力強く、スパイシー。甘さの中にもペッパーのような辛さがある無骨な10年物バーボン。フィニッシュも潔くショート。

30ml、740円(税込)から。これは気に入ったらボトル買いしてもいい案件です。ブレット自体はカクテルベースにもよく使われるフラットでシンプルな味わいです。10年ものにもその潔さが感じられて、好印象でした。

2024年1月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

エンジェルズエンヴィ

オーツカ

最近レビュー投稿したエンジェルスエンヴィがひとくちウイスキーにも登場です。

ブラウンフォーマン社でマスターディスティラーとして、ウッドフォードリザーブ、 ジェントルマンジャック、ジャックダニエルシングルバレルを作ってきた、今は亡きリンカーン・ヘンダーソン氏が、息子のウェス氏と共に始めた蒸溜所でつくられるウイスキー。

イチゴジャム、バニラ、スライスアーモンド。存在感はあるけれど、ツンとこない明るく柔らかいアロマが好印象。トロッと煮詰めた果汁、そしてみずみずしい赤い果実を感じます。

30ml、1,340円(税込)から。ボトルもめっちゃかっこいいので、抱えたくなりますね。一本買うのが怖い方は試してみてね。

ウィリアムローソン

オーツカ

あまりにもリーズナブルなブレンデッドスコッチ。

スコットランドの東ハイランドに位置する、マクダフ蒸留所の原酒を使用しているウイスキーです。

ベネズエラ、エクアドル、ロシアなどで多く飲まれているウイスキーです。

マクダフというだけあってとってもフルーティでライト、わずかな酸味。マイルドでやわらかいウイスキー。

30ml、290円(税込)から。なんと300円を切るお値段。割とストレートでもおいしい。甘やかなデュワーズ系です。

オクトモア13.1

オーツカ

最近15シリーズがリークされたオクトモアの13シリーズです。

ブルックラディ蒸溜所が生産するウルトラヘビーなピーテッドモルトウイスキーで、原料の大麦は全量スコットランド産のものを使用しています。

13.1のピートの強さを示すフェノール値は137ppm。アメリカン・オーク樽で5年間の熟成後にカスクストレングスでボトリングされています。

相変わらずクオリティが高い。
スモーキーの中にもしっとり感じるりんごの甘み。熟成感もあります。5年でこれを作れるのは流石の一言。

30ml、1,890円(税込)から。毎年飲むたびに旨いなぁと思うオクトモア。熟成年数至上主義からの脱却アイテム。まだの人はぜひ。

ウッドフォードリザーブ ウィート

オーツカ

ウッドフォード・リザーブシリーズで2019年夏より定番ラインナップに加えられた商品。

「ウィート・ウイスキー」は原料となるマッシュに使用される穀物の内、小麦の比率が51%以上とアメリカのウイスキー法で決められており、この種のウイスキーを定番商品化する蒸溜所はとても少ないです。

ウッドフォード・リザーブ ウィート・ウイスキーのマッシュビルは古いレシピを元にしたもので、ウィート52%、モルト20%、コーン20%、ライ8%となっています。

とてもミルキーな香りがあって、淡麗な味わい。普通においしい。小麦らしい素朴な甘みが魅力です。

30ml、790円(税込)から。小麦がしっかり感じられ、他のバーボンウイスキーとだいぶ異なる味わいです。とても勉強になるウイスキーです。

ROE & CO(ロー アンド コー)

オーツカ

ディアジオが、2,500万ユーロを投じて2019年夏に操業開始された新蒸溜所ローアンドコー。

流石はディアジオといった設備や内装、ツアー企画、グッズ展開、プロモーション戦略にしっかりお金がかかっていて、観光客にも大人気。

アイルランド産の麦芽から生まれたモルトウイスキーを使用したブレンデッドタイプで、ファーストフィルのバーボン樽を多く使用しています。

バニラの香りをベースにハーブ、夏草、ミント。フルーティーな青リンゴとはちみつの甘さ、うっすらと梨。クリーミーでよくできたアイリッシュの優等生。

30ml、540円(税込)から。爽やかでバランスのいいカジュアルなアイリッシュウイスキーです。

ザ マッカラン ダブルカスク 18年

オーツカ

2017年3月に発売された商品で、酒齢18年以上のアメリカンオークのシェリー樽と、ヨーロピアンオークのシェリー樽をブレンドしてつくられている、シェリー樽原酒100%のウイスキーです。

2020年頃まで日本ではなかなかお目にかかれなかったダブルカスクの18年。
定番品のシェリーオークよりも甘みのある味わいで、非常に高貴で上品な雰囲気を纏う逸品です。

柑橘とバタースコッチのフレーバーを感じることができ、まろやかで温かみのある個性。

30ml、3,190円(税込)から。当たり前に美味しいですね。ストレートはもちろん、ロックでも豊かなシェリー香と、上品な甘さが口の中に広がります。

アベラワー アブーナ アルバ

オーツカ

日本のウイスキーラヴァーにも非常に人気の高いアベラワー「アブーナ」シリーズからアルバ。

「アブーナ」シリーズは、アベラワーのコアレンジ「ダブル・カスクマチュアード」に使用されるシェリー樽とバーボン樽にフォーカスしたシリーズです。

ただのアブーナはシェリー樽でしたが、こちらのアルバはアメリカンホワイトオーク樽のファーストフィルで熟成されています。

とても濃いウイスキーです。バーボン樽でややシロッピーなものが好きな人は好物だと思います。

マーマレードやバターシナモントースト、バニラアイス入りのバナナ生クリームクレープ、ミント、少し若草のようなノート。

30ml、1,290円(税込)から。アルコール度数60度以上のウイスキーがオフィシャルからリリースされるのは、昨今珍しいので、とてもよい経験になると思います。個人的にめっちゃ好きです。

2023年11月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

アイル オブ ラッセイ R-01.1 ヘブリディアンシングルモルト

オーツカ

スコットランド西海岸、スカイ島に隣接するヘブリディーズ諸島のひとつ、ラッセイ島で稼働する唯一の蒸溜所「アイルオブラッセイ」。

ウイスキーラヴァーでも、まだ飲んだことない人が多い蒸溜所だと思います。

創業者がブレンダーであり、植物学者なんですよね。ちょっとわかる気がする味わいです。主にライウイスキー樽、ボルドー赤ワイン樽、そしてチンカピンオーク樽の3種類で、これにピーテッドとノンピーテッドのスピリッツを詰めることで、計6種類の原酒を熟成しています。

焼きリンゴのようなスモーキーさを感じさせ、かなりリッチです。フルーティーで複雑な煙さがいいです。
味わいもとても複雑。原酒の若さを補って余りあるバランスよさを感じます。複数の原酒を上手く使ってる、さすが植物学者ブレンダー。

30ml、990円(税込)から。なんとなく聞いたことあるし、ビジュアルも見たことあるけど、まだ未飲だというひとはぜひこの機会に試してみてください。

ロイヤルブラックラ 12年

オーツカ

現行品ではオーツカ一押し、レベル高い。

1812年にスコットランド・ハイランドに設立された世界最古の蒸溜所のひとつ、ロイヤルブラックラ。

英国王室御用達を初めて賜ったウイスキーというだけあって、すごく上品です。

いちじくやベリー、フルーティ主体のハイランドモルトですが、花のようなフラワリー&ハーバルな印象も。甘すぎない心地よいオークスパイス。

味わいはベイクドプラム、ブラウンシュガー、高品質なチョコレート。嫌みのないシェリー感は非常にリッチで満足度が高い。高級リキュールのような上品な甘さが好印象。

ややビターなフィニッシュで、少量のコーヒー、ローズヒップ。

30ml、840円(税込)から。現行品ではダントツにコストパフォーマンスが高い商品だと思います。試飲してからボトル買いでも後悔しない逸品ですね。

フロキ シングルモルト

オーツカ

アイスランドのアイムヴァーク蒸溜所からやってきたウイスキーです。

5年の歳月をかけ2014年にやっと最初のフロキウイスキーの完成に至ったというこだわりの逸品。 163回もの試行蒸留を繰り返し、その後熟成テストを得て商品化されたとのこと。

香りは若草のような清涼感があります。あとは若いバナナのような青臭さは原酒の若さゆえのものか。
味わいは非常に腫れぼったい酒質を持っています。面白い。ホットでファットな感じのイメージ。伝わらんな。。。。ジャパニーズ新興蒸溜所では味わえないような面白さがある。

30ml、1,140円(税込)から。アイスランディックウイスキーを飲んだことがない人もたくさんいると思います。一度ご体験あれ!

2023年10月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

アードナムルッカン シングルモルト

オーツカ

スコットランド・西ハイランドより、2014年にアデルフィ社が創業した新蒸留所・アードナムルッカンのシングルモルトウイスキー。

本作は25,200本限定で発売されたボトル。
2015年と2016年に蒸留したピーテッド及びノンピートのウイスキーを半分ずつブレンドし2022年4月に瓶詰め、熟成に使用した樽は65%がバーボン樽、35%がシェリー樽となっています。アンチルフィルター&ナチュラルカラー。

香りはハチミツとモルト。焼きたてのアップルパイ。ピートの中に塩バニラソフト。

味わいはスパイシーでややピーティ。ハチミツやビスケット、少々のペッパー。クリーミーでかなり飲みごたえがある。

30ml、1,090円(税込)から。ベンネヴィスとかスプリングバンクとかスコシアとか、西海岸風のウイスキースタイルを目指したとか言ってましたが、結構その通りかなと思います。

リンドーズ シングルモルト MCDXCIV

オーツカ

「スコッチウイスキー生誕の地」と呼ばれるリンドーズ修道院に創業した蒸留所の初リリースシングルモルト。

以前、同蒸溜所からアクアヴィテという非常に面白い商品がリリースされていましたが、本作が第一弾のシングルモルトとのこと。

本品は、伝説のウイスキーコンサルタント、ジム・スワン博士が3種の樽の原酒をブレンドした逸品で、1stフィルバーボン樽熟成原酒 ・1stフィルオロロソシェリー樽熟成原酒 、STR樽(シェービング、トースティング、リチャーリングを行い再活性化した赤ワイン樽)が使われています。

“MCDXCIV”は、ローマ数字で「1494」を示しており、ウイスキーにまつわる最古の記録とされる1494年のスコットランド王室文書に由来しています。

30ml、840円(税込)から。ローランドらしいアロマですが、味わいはしっかりしています。柑橘感やスパイス感があり、バランスの良いカレーを食べたような満足感がありました。

ジョージディッケル 8年 ハンドクラフテッド スモールバッチ

オーツカ

ジャックダニエルと共にテネシーウイスキーを代表する銘柄。
8年間熟成後にブレンドされたハンドメイドのスモールバッチバーボンです。

マッシュビルはトウモロコシ84%、ライ麦8%、大麦8%。

8年熟成らしいメロウなイメージがあります。
香りはじっとりと湿り気のあるアップル、バニラクリーム、サトウキビ、ラム酒。

味わいは嫌味のないクリアな味わいで飲み疲れない。ブラッドオレンジやチェリーのフレッシュなフレーバーの後、ナッツやオークスパイスが心地よく通り過ぎていきます。

30ml、990円(税込)から。ぶっちゃけジャックより繊細で好みです。うまいです。柔らかくスムースなサワーマッシュ製法はそのままに、熟成感なしには到達できない深みもある。いいテネシーウイスキーです。ぜひ試してほしい!

2023年9月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

アビンジャラク 10年

アビンジャラク 10年
オーツカ

2008年に設立した、アビンジャラク蒸溜所からリリースされた10年熟成のシングルモルトです。バーボン樽で熟成した原酒をノンチルフィルタード、ノンカラーでボトリングしています。

巷ではナンプラーやら味噌やら鰹節やら、とんでもないテイスティングコメントを叩き出している超絶個性的なウイスキーです。

ルイス島産の大麦を100%使用しているとのことですが、なんとも形容しがたいフレーバーを持っているのです。

30ml、1,990円(税込)から。個人的には蒸した野菜に、シナモンかけて食べてるみたいな感じです。いや、これはもう経験してもらわないとわからないな。

パディー

パディー
オーツカ

モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたアイリッシュ。

グレーン比率が高く「甘くて安くておいしいアイリッシュ」の代名詞です

今は新ミドルトン蒸溜所ですが、SINCE1779の文字は示す通り、もともと「コーク蒸留所(コーク・ディスティラリーズ)」が1779年から製造・販売していました。

アイルランド第3位の売上を誇ると言われる人気のアイリッシュブレンデッドウイスキーです。

30ml、290円(税込)から。バスカーでアイリッシュハマった人は、ぜひパディあたりも飲んでみて欲しいですね。

アルタベーン 9年[2013] シングルカスク

アルタベーン 9年[2013] シングルカスク
オーツカ

ドマイナーな蒸溜所、アルタベーン。

近年ちょいちょいボトラーズで見るようになりました。

ダフタウンの南西に位置する蒸溜所で、ゲール語で「ミルク色の小川」を意味しています。

その名の通り、ちょっとバターっぽいというか、ミルキーな印象もあるウイスキーです。オイリーでローランドっぽいんだよね。

この商品はドライフルーツ、バニラ、チェリーのレモンのような酸味があります。

30ml、1,040円(税込)から。好きな人はめっちゃ好きそうな味わいです。リトルミル、オーヘントッシャン、キンチーみたいな。推し始めるなら今ですよ。

2023年8月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

クライドサイド ストブクロス

クライドサイド ストブクロス
オーツカ

スコットランドのローランド地方・グラスゴーに2017年に誕生した新興”クライドサイド蒸留所”の初リリースとなるシングルモルトウイスキー。

一時期かなり話題になってましたが、飲んでない人も多いことでしょう。

約90%がファーストフィルバーボン樽、残りはシェリー樽を使用しています。

ローランドの蒸溜所も少しずつ増えてきてますね。
あんまり話題にならないんですが、どれもレベル高いです。

ストブクロスはファーストリリースからかなりいいのが出たなぁという印象。
ローランドではありますが、2回蒸溜なのでソフトさはありつつ、フィニッシュはビターで清涼感あるアクセントがあります。

30ml、940円(税込)から。旨みがしっかりあるローランドウイスキー。今後期待したくなる底力を感じます。未飲の人はこの機会に要チェック!

ウッドフォードリザーブ モルト

ウッドフォードリザーブ モルト
オーツカ

人気のウッドフォードリザーブより、ストレートモルトウイスキーの限定品。
モルト原料のウイスキーで、スコッチスタイルとは一線を画したケンタッキーストレートモルトウイスキーです。

モルト中心(51%)に若干のコーンとライ、チャーした新樽で5年以上の熟成。

香りはキャラメルタルト、ミルクチョコ、フロランタン。かなりナッツ感が強い。かりんとう、赤リンゴ。

口に含むとキャラメルでコーティングされたナッツ、旨みたっぷりですがドライ、ココナッツの風味。ダークチョコレート。

バーボンっぽさはあるのですが、スコッチとアメリカンをうまく混ぜたような、ナッツが強めでおいしい。

30ml、890円(税込)から。この手のモルトウイスキーはアメリカでどんどん作られて行ってます。スコッチの対抗馬という意味では今後ますます拡大する市場と言えます。とても勉強になるのでぜひ体験してみてね。

ストロナチー 10年

ストロナチー 10年
オーツカ

マイナーどころが続く8月の新入荷ですが、お次は、スコットランド・ハイランドよりベンリネス蒸留所のシングルモルトウイスキー。

ストロナチーの名は既に閉鎖した蒸留所からとっており、ブランド権を有するA.D.ラトレー社が製品化しています。

とてもソフトでボリュームの高い香り立ちです。干し草をベースにモルトの甘さ。内陸ピート。少しの紙っぽさ。

味わいは上品な麦芽感、和菓子っぽさからレモンピール。クリーンでライトなモルト。

フルーツやミントを感じるフィニッシュで夏にぴったりな感じです。

30ml、590円(税込)から。リーズナブルで無難にうまい商品。試飲してみて気に入ったらボトル買いって感じかな。

2023年7月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

ブッシュミルズ シングルモルト 21年

ブッシュミルズ シングルモルト 21年
オーツカ

しばらく市場から忽然と姿を消していたブッシュミルズの長熟品です。

オロロソシェリー樽とバーボン樽で19年以上長期熟成したモルト原酒をヴァッティングした後、さらに2年間マディラワイン樽にて熟成。

うまくないわけがない。

香りは濃厚で凝縮されたトロピカルフルーツ、ナッツ、カカオチョコ、バニラエッセンス。リコリスやシナモンなどのスパイシーさも感じられます。
味わいは熟した洋ナシ、プラム、マンゴー、煮詰めたいちごジャム、レーズン様の濃厚な甘みの後にオレンジピールなど爽やかな香り、甘みが押し寄せ、味のグラデーションを楽しめます。

ビターを伴った長いフィニッシュもこの21年の特徴といえるでしょう。

30ml、2,190円(税込)から。噂の「トロピカルフレーバー」を味わえます。後熟に使うマディラ樽のカンテイロ製法の影響か、口説くないタンニン分が凝縮感を高めており、品質の高さを改めて感じますね。

スカラバス アイラシングルモルト

スカラバス
オーツカ

2019年にリリースされた「スカラバス」。

ピーティでオイリー、ヨードの香りもしっかりあります。
これをアイラ島以外の島でつくっていたら裁判沙汰に発展するかもしれません。
樽はリフィルバーボンカスクとバージンアメリカンオークカスク。

香りはビーチでのバーベキュー、レモンのわた、塩キャラメル、スモークパインキャンディ、オレンジピール。

口に含むと口当たりは厚みのあるボディ、その後すぐに重油のようなオイリーさと麦菓子の甘味、カカオのビター、スパイシーさ、ちょっとだけうがい薬のようなニュアンスもあります。

飲んだ後もしばらく煙が鼻腔に居座りなかなか抜けてくれません。それくらい力強く長い余韻を楽しめます。

30ml、590円(税込)から。10年物もあるのですが、バランス感という意味ではスタンダード品のほうが完成度が高いように思えます。ブランドにこだわらず、美味いアイラモルトをお手頃価格で楽しむのであれば、自信を持ってお勧めできるブランド。

ヒンチ シングルポットスチル

ヒンチ シングルポットスチル
オーツカ

北アイルランドより、2020年に創業したヒンチ蒸留所のシングルポットスチルウイスキー。

アイルランド語で「島の町」と訳されている近くの町「バリーナヒンチ」に由来しています。

マッシュビルにオーツ麦を加えることでクリーミーさを感じられます。大部分はバーボン樽で熟成されますが、ごく一部がシェリー樽で熟成されるため、スパイスの刺激もあります。

オイリーでフルーティ、トロリとした甘く青臭い樹液のようなアロマがあります。味わいはサラリとしていて若さはあまり感じません。ビスケットやフルーツタルトのような味わいがあります。

30ml、490円(税込)から。ちょっとだけ大葉のようなハーバルなスパイスが感じられます。 オーツ麦が影響しているのか、ミルキーな印象がちょっとあって面白いです。おすすめ。

ヘドニズム ブレンデッドグレーン

ヘドニズム ブレンデッドグレーン
オーツカ

“ヘドニズム”とは”快楽主義差”の意。

ローランド産のシングル・グレーンの樽(どちらもバーボン樽)をヴァッティングしたヴァテッド・グレーンウイスキー

原酒構成は以下。

  • 54% – 1stフィル・バーボンバレル キャメロンブリッジ
  • 24% – 再活性アメリカンオーク・バレル ノースブリティッシュ
  • 22% – 1atフィル・バーボンバレル ノースブリティッシュ

香りはかなりしっかりした洋ナシ、バニラエッセンス、オイリーでクリーミー。味わいはブラウンシュガーをかけたバニラアイスクリーム。ナッティでオイリーな余韻が長く続きます。

    30ml、990円(税込)から。個人的にグレーン好きなのでとても美味しく感じました。しばらく置いておいてもおいしくなりそうな味わいです。

    2023年5月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

    グレングラント アルボラリス

    グレングラント アルボラリス
    オーツカ

    180年を迎えたグレングラント蒸溜所がリリースした「アルボラリス(木漏れ日の意)」。

    グレングラントのスマッシュヒット作です。

    コストパフォーマンスが高いとYouTuberやブロガー、SNSでも取り上げられていましたね。
    グラントは昔から優秀なんですが、時代がやっとグレングラントに追いついたのでしょうか。

    夏向きで柑橘系の香りが特に印象的。ストレートでも悪くないですが、夏にはロック、ハイボールが特におすすめ。

    ライトでフルーティな安ウマボトルを探している方は是非試飲してみてください。

    30ml、340円(税込)から。アルボラリスは現在ビギナーセット Step.② 3ピースグレングラントセット 3ピースでの取扱いがあります。
    まとめて試飲したい方はこの辺りもおすすめです。

    クロンターフ(コロンターフ) シングルモルト

    クロンターフ シングルモルト
    オーツカ

    ダブリンに本拠を置くクロンターフ・アイリッリュ・ウィスキー社が、クーリー蒸溜所の原酒をバーボン樽で熟成させたアイリッシュ・ウィスキーです。

    マイナーだけれど手ごろな価格帯でおいしいアイリッシュです。

    フルーティーで、フレッシュ。甘やかなスパイスと穀物の丸い味わい。バニラやハチミツを感じさせるストラクチャー。

    名前は、1014年にアイルランドがバイキングに勝利した「クロンターフの戦い」に由来しています。

    30ml、440円(税込)から。アイリッシュはお手頃ボトルが多いのですが、タラモアデューやクロンターフなどの王道ボトルは経験しておくのは悪くないと思います。

    グレイン 20年

    グレイン 20年
    オーツカ

    デュワーズの7代目マスターブレンダーであり、バカルディ社のモルトマスターも兼任する、女性ブレンダーが手掛けるこだわり逸品。

    マクダフ蒸留所の原酒をシェリーカスクとバーボンカスクの組み合わせで20年熟成させたシングルグレーンウイスキーです。

    20年熟成でこの価格帯。今や希少ですね。

    ちょっと玄人向きな使い方ですが、苦手なシングルモルトや、ちょっとヒネてしまったオールドボトルにちょい足しして味わいをまとめてもらうバイプレーヤーとしても優秀です。

    30ml、540円(税込)から。熟成感あっておいしいです。40度でややゆるいのもまたいい。

    チェイヴェック コニサーズブレンド

    チェイヴェック コニサーズブレンド
    オーツカ

    タリスカー蒸溜所のあるスカイ島で誕生したゲーリックウイスキー「チェイヴェック」。

    正式ブランド名は「チェイヴェック・ナン・イーラン」で『島の可愛いお嬢さん』という意味です。

    スカイ島の地域振興とゲール語普及の目的でつくられたこのウイスキーはラベルにも一切英語を使わず全てゲール語で書かれています。

    タリスカーを中心にアイランズモルトを使用してつくられたこのブレンデッドウイスキーは甘さの中にもスパイシーさとピーティーさが感じられ、ブレンデッドらしからぬコクのある味わいです。

      30ml、440円(税込)から。マイナーどころですが、タリスカーよりももう少しマイルドなものが飲みたい時に重宝します。

      ハイランドクイーン シェリーカスクフィニッシュ

      ハイランドクイーン シェリーカスクフィニッシュ
      オーツカ

      こちらは2018年の暮に刷新されたハイランドクイーンラインナップの1角。

      ハイランドクイーンをシェリー樽で後熟しています。

      香りは麦菓子やマジパンの香ばしさと甘み、ナッティ、カシス、オレンジピール、奥に微かなスモーキーさも感じます。

      口に含むとシルクのように滑らかな舌触りで、枝付きレーズンやデーツの甘み、カシスの艶やかなフルーツ感とシェリー樽由来であろうスパイシーさが同居して実に複雑な風味を楽しめます。

      ウッドスパイスの効いた長めの余韻も◎。

        30ml、240円(税込)から。

        タリバーディンのネガティブな箇所をうまくシェリーカスクで覆い隠したような、ノンエイジのブレンデッドウイスキーとは思えない実によく出来たバランスのボトルです。

        2023年4月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

        シーバスリーガルセット【EX】 4ピース

        シーバスリーガルセット【EX】 4ピース
        オーツカ

        シーバスリーガル大好きというそこのあなた。

        2020年に登場した新シリーズ「シーバス エクストラ 13コレクション」をまとめてみました。

        さまざまなタイプの樽でシーバスリーガルに使われる原酒の一部を熟成させたシリーズで、ユニークな味わいが楽しめます。

        「シーバスリーガル エクストラ13年 バーボンカスク」は、バーボンウイスキーの熟成に使用した中古樽でフィニッシュ。

        「シーバスリーガル エクストラ13年 ライカスク」は、アメリカンライウイスキーの熟成に使用した中古樽でフィニッシュ。

        さらにはサトウキビの蒸留酒である「ラム樽フィニッシュ」と、リュウゼツランの茎の蒸留酒である「テキーラ樽フィニッシュ」を併せてセットにしています。

        30ml、2740円(税込)から。シーバスリーガルセット【A】では「シェリー樽フィニッシュ」と「ミズナラ樽フィニッシュ」を取り扱っています。入門用はAのほうがいいですね。

        シーバスリーガル 13年 エクストラ バーボンカスク

        シーバスリーガル 13年 エクストラ バーボンカスク
        オーツカ

        上記の「シーバス エクストラ 13コレクション」より、「シーバスリーガル エクストラ13年 バーボンカスク」の単品です。

        バーボン樽らしいクリーミーな熟成感で、ハチミツやリンゴのの味わいが強いです。

        まろやかで甘い赤リンゴ、ハニーシロップ、バニラとキャラメル。上品なお嬢様といったキレイ目な味わい。

        30ml、590円(税込)から。このシリーズの中では王道をいく味わい。ストラスアイラ感が強い。

        シーバスリーガル アルティス 20年

        シーバスリーガル アルティス 20年
        オーツカ

        昨年12月5日にリニューアルされた「シーバスリーガル アルティス」です。

        名称も新しくなって「シーバスリーガル アルティス20年」となりました。

        2016年11月14日に発売されたアルティスはモルトのみの構成(ブレンデッド”モルト”ウイスキー)でしたが、今回はグレーンが入りました。

        スコットランド・スペイサイド地方の5つの蒸留所「ストラスアイラ」「ロングモーン」「トーモア」「アルタベーン」「ブレイヴァル」のシングルモルトウイスキーと、シグネチャーグレーンウイスキー「ストラスクライド」がブレンドされています。

        30ml、1790円(税込)から。より骨太なのは前作ですが、さすがに20年熟成はうまい。トフィーのような甘さが際立ちます。

        メロウコーン

        メロウコーン
        オーツカ

        さぁ、毎度恒例の「お勉強枠」です。

        コーンウイスキーとは、バーボンウイスキーに許される原料穀物におけるトウモロコシの使用比率上限を突破したウイスキーカテゴリのこと。
        こちらはヘブンヒル蒸留所でつくられるコーンウイスキーで、バーボン樽での4年間の熟成を経ている。

        コーンウイスキーはプラットヴァレーやジョージアムーンなどのお世辞にもあんまりおいしくないボトルが多いのですが。。。

        これは普通に旨い(笑)

        その名の通りメロウなんです!

        オイリーでトロリと甘く、トウモロコシの味わいがわかります。

          30ml、390円(税込)から。

          普通に美味くて笑いました。ぜひこの体験を分かち合いたい。

          テンプルトン ライ 4年

          テンプルトン ライ 4年
          オーツカ

          アイオワ州で造られるアメリカンライウイスキーで、禁酒法時代の米国でギャングたちを中心に密かに愛飲されていたライウイスキーをオマージューし、その約70年後となる2006年に復活した商品です。

          ライ麦比率は95%と高く、ポットスチルによる単式蒸留でつくられています。

          ストレートもロックもハイボールもおいしい、万能感のあるライウイスキー。

          カクテルに使っても絶対おいしい。

          4年とのことですが、それ以上の熟成感を感じますね。

            30ml、490円(税込)から。

            これから温かくなる季節はお外で飲んでもよさそうですね。

            2023年3月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

            ウォータープルーフ

            ウォータープルーフ
            オーツカ

            【ゴム引きのレインコート】から着想を得たという、ポップなイエローカラーが目を引く新進気鋭のブレンデッドモルトウイスキー

            スコットランドのスペイサイド、ハイランド地区にある7つの蒸留所のモルト原酒をブレンドしてつくられています。

            シェリー樽熟成原酒中心で、モルトウイスキーのみってところがいいですね。しかも安い。

            構成原酒がグレンモーレンジィ14年、グレントファーズ9年、バルブレアというだけあって、かなり甘め。

            レーズン、ハチミツ、麩菓子、味わいはしっかり目です。

            30ml、490円(税込)から。2020年に初お目見え。試飲して気に入ったらボトル買い候補ですね。


            ラベル5 12年

            ラベル5 12年
            オーツカ

            先月18年が登場しましたが、こちらは12年もの。

            グレンマレイ蒸留所のモルト原酒を中心に構成されています。

            18年と比べるとバーボン樽+グレーンって感じの味わいです。

            香りはフレッシュで洋ナシ、うっすらオレンジ、ショートブレッド。甘さは控えめでスパイシー。すりおろしたジンジャーのフレーバー。

            30ml、440円(税込)から。むしろ18年より飲みやすく、バランスはよいです。ちょっと加水に弱い印象。

            18年と比べると面白い。

            アーストン ランドカスク 10年

            アーストン ランドカスク 10年
            オーツカ

            グレンフィディックやグランツで知られるウィリアムグラント&サンズより、蒸留所非公開のシングルモルトウイスキー。

            ま、アイルサベイ蒸溜所なんですけどね。

            2016年に先にご紹介したノンエイジものがリリースされましたが、こちらは初めての熟成年数表記のボトルです。

            内陸スペイサイドの貯蔵庫で熟成されたピーテッド麦芽を使用しており、香りはスモーキーで、やや土っぽい。

            アイラモルトのような薬品のニュアンスは少ないですが、若い生木のようなニュアンスとスモーキーさがあります。

            30ml、490円(税込)から。アイルサベイ未飲の人はぜひ体験してみてね。同時に登場したシーカスクと混ぜて飲むとおいしい(笑)

            サムシングスペシャル 15年

            サムシングスペシャル 15年
            オーツカ

            シーグラム社傘下のザ・シーバス&グレンリヴェット・グループであるヒル・トムソン社によるブレンド。

            ここは1838年にはヴィクトリア女王からロイヤルワラントを授かっている老舗企業。

            代表的なボトルといえばクイーンアンをリリースしてる会社っすね。

            キーモルトも当時からあまり変わっていないと思われますがロングモーン、グレンリベット、アベラワーなど。

            洋ナシ、バナナ、バニラ、そしてうっすら霞がかかる程度のスモーキーさ。

            ザ・スペイサイドなスコッチといった味わい。

              30ml、540円(税込)から。

              僕は普通に好物です。これ、バランスよい。気軽に楽しめるミディアムボディ。

              J&B リザーブ15年

              J&B 15年
              オーツカ

              ハイランドとスペイサイドのモルトウイスキー36種類と6種類のグレーンウイスキーがブレンドされた15年と6カ月のJ&B。

              麦芽や植物様のドライな芳香から麦芽系の円い味わい。

              余韻はあまり長くないですが、濃いめのハイボールはとてもおいしい。

              フレッシュでフルーティーなJ&Bに熟成感を加えた逸品です。

              15年ものは過去に「15 YEAR OLD表記」、「ヴィクトリアン」、「ロイヤル・エイジ」などが出ています。

                30ml、440円(税込)から。

                ジョニーウォーカーやバランタインと比べると方向性の違いが面白いです。

                2023年2月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                モンキーショルダー スモーキーモンキー

                モンキーショルダー スモーキーモンキー
                オーツカ

                リリースは2017年。日本未発売のボトルでしたが、現在は出回っています。

                香りはかなりスモーキーですが、モンキーショルダーらしいまろやかなバニラ風味と柑橘類のアロマを持っています。

                飲むと香りほどのピートを感じず、やさしく調和するイメージです。

                おすすめの飲み方としてはストレートです。加水にはあまり強くなく、ハイボールだと個性が消失します。

                年に一度バルヴェニーがピートを使った「ピートウィーク」を生産しますが、それを利用しているようですね。

                30ml、890円(税込)から。モルトウイスキー同士をブレンドした、100%モルトのスコッチで人気の高いボトルです。

                ラベル5 18年

                ラベル5 18年
                オーツカ

                安ウマブレンデッドウイスキー特集にも登場したマニアック銘柄、ラベル5です。

                フランスでは結構なじみ深いブレンデッドウイスキーで、世界的なスコッチ売り上げも9位とか10位を行ったり来たりしています。

                グレンマレイ蒸留所のモルト原酒を中心に構成されています。

                親会社はラ・マルティニケーズ社で、最近はグレンマレイ蒸溜所を買収、味わいもめちゃめちゃよくなって人気急上昇しています。

                キーモルトはやっぱりグレンマレイ。モルトウイスキーとグレーンウイスキー、それぞれ18年以上の熟成を経た原酒をブレンドしています。

                30ml、740円(税込)から。アルコール感なく、とてもおいしい。スタンダード品とはうってかわって、円熟味があり、やや古酒のような、ブランデーのような味わいもある。

                加水でレーズン感が強くなります。試飲して気に入ったらボトル買いの狙い目ウイスキー。

                オールドフィッツジェラルド

                オールドフィッツジェラルド
                オーツカ

                1920年代のアメリカの禁酒法時代の中でも製造が許可されていた数少ない蒸溜酒のひとつで、禁酒法廃止後、パピー・ヴァン・ウィンクルによって小麦を使用したマッシュビルに変更され、口当たりの柔らかなバーボンとして人気となりました。

                日本でも1970年代のバーボンブームに、ワイルドターキーやエズラブルックスと共に多くの方に飲まれたおいしいバーボン。

                ヘブンヒルで作られていましたが、終売になっていますね。

                30ml、640円(税込)から。バニラと赤リンゴのような味わいが特徴的。ライ麦を使用したバーボンよりもずっとやわらかく、デリケートでスッキリとした味わいは、ストレート、オンザロック、ソーダ割りなどあらゆるスタイルで楽しめます。

                バスカー シングルポットスチル

                バスカー シングルポットスチル
                オーツカ

                アイルランド特有のポットスチルウイスキー。
                モルト(大麦麦芽)と未発芽の大麦を原料に使用し、ポットスチルで3回蒸溜したバーボン樽原酒とシェリー樽原酒をを使ってます。

                バスカーのシングルモルトと比べると松脂っぽさが強い。結構個性的で酸味が強くオイリー。

                味わいもスパイシーでいくつかのベリー、マジパンとクローブ。加水には強い。

                サンフランシスコ・ワールドスピリッツ・コンペティション2021にてダブルゴールド受賞しています。

                  30ml、540円(税込)から。

                  けっこう飲む人を選ぶ気がします。グリーンスポットとか好きな人には向くんじゃないでしょうか。

                  2023年1月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                  クロナキルティ ギャレーヘッド

                  クロナキルティ ギャレーヘッド
                  オーツカ

                  日本でもアンバサダーが頑張って宣伝しているクロナキルティ。

                  ユーチューバーがめっちゃ紹介しているイメージです。

                  アイルランド・コーク州に2018年に創業したクロナキルティ蒸留所のシングルモルトウイスキーで、バーボン樽で4年以上熟成されたオリジナル原酒を、2種類の異なる樽を使い4ヶ月〜12ヶ月カスクフィニッシュしています。

                  海岸沿いの岩地形の特性を利用して自然にフィルタリングされた天然水を使用しるというのがウリ。

                  30ml、690円(税込)から。個人的には酸が強くて未熟感が際立っている印象。
                  多くの方が褒めているので、僕の好みの問題かもしれない。

                  インフルエンサー達の高評価が気になる人はぜひお試しあれ。

                  イーグルレア 10年 シングルバレル

                  イーグルレア 10年 シングルバレル
                  オーツカ

                  1970年代半ばにリリースされてから根強い人気を誇る、バッファロートレース蒸留所の懐刀。

                  バーボンのスタンダードボトルは通常4年〜5年でリリースされるところイーグル・レアの熟成年数は10年とかなり長熟です。

                  また厳選された樽から選び出された原酒が使われているため、同蒸溜所のベンチマークやバッファロートレースよりもランクが上のプレミアムバーボンという位置づけになります。

                  長期熟成からくる豊かなコク、厚みのある味わいには世界のウイスキーファンならびに日本のバーボンマニアからも定評がある銘柄です。

                  30ml、740円(税込)から。ロックで飲むと、フルーティさが増し、ソフトな酒質なのがわかります。

                  ハイボールはレーズンや柑橘のフルーツフレーバーが強く感じられますが、料理に合わすイメージではない。

                  ヘッジス&バトラー 5年

                  ヘッジス&バトラー 5年
                  オーツカ

                  イギリス王室、スペイン王室、ポルトガル王室、そして明治天皇にも献上されたという豪奢な歴史のある名ブレンデッド。

                  こちらはオールドボトル。グレンゴインをキーモルトに、5年間の熟成を経ています。

                  そこまで熟成感はあまりありませんが、穏やかなコクがあり、ハーフロックで飲むと杯が進みます。

                  気軽にロイヤルな気分を味わいたい方にはおすすめの一本。

                  30ml、340円(税込)から。口当たりはライト。シェリーのドライ、カラメルのふんわりとした甘い味わいに牧草のような素朴さ。

                  バスカー

                  バスカー
                  オーツカ

                  3000円以内で買える安ウマウイスキーでも紹介していますが、ボトルで買うほどでもない方はこちらをどうぞ。340円から味見できます。

                  作ってるのはアイルランド・カロウで2016年に操業を開始したロイヤルオーク蒸溜所。

                  構成原酒には3種のウイスキー(シングルモルト、シングルポットスチル、シングルグレーン)が使われており、味わい豊かなシングルモルトとシングルポットスチルの構成比率が高くなってます。熟成に使用している樽はバーボン樽、シェリー樽、マルサラワイン樽の3種の樽。マルサラワイン樽は老舗トップブランドの「フローリオ」の樽のみを使用しており、独特のとろみを持っています。

                    30ml、340円(税込)から。価格もお手頃で、アイリッシュウイスキー特有のトロピカルフルーツ風味をリーズナブルに体験できます。

                     

                    2022年12月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                    ミルク&ハニー クラシック

                    ミルク&ハニー クラシック
                    オーツカ

                    イスラエル初のウイスキー蒸留所「THE M&H(ミルク&ハニー)」。

                    ペンダーリン、カバラン、キルホーマンなど、数々の人気蒸溜所に携わった故ジム・スワン博士をアドバイザーに迎え、2012年に設立された新進気鋭のブランドです。

                    日本でも去年あたりに彗星のごとく登場したボトルで、安い割にバランスが良くおいしいと評判になりました。

                    こちらはM&Hの看板商品にあたる一本で、バーボン樽と赤ワイン樽で熟成された原酒から構成されており、ノンチルフィルタード、ノンカラーでボトリングされています。

                    香りは特徴的なチェリーや熟したプラムなどの赤い果実、柑橘やミントがあります。味わいはシンプルで、バニラ主体。赤リンゴ、ハチミツ、ピンクペッパー。ドライなオーク。フィニッシュにはやや若さを感じますが、バランスがとれていておいしい。

                    30ml、740円(税込)から。個人的にはペンダーリンにやや似ていると思いました。試飲しておいしいと思ったら買ってみてね。

                    バスカー シングルモルト

                    バスカー シングルモルト
                    オーツカ

                    安くておいしいブレンデッドアイリッシュウイスキーを体現している「バスカー」のシングルモルトバージョン。

                    構成原酒の1つであるシングルモルトにスポットを当てた製品で、ポットスチルで3回蒸溜したバーボン樽原酒とシェリー樽原酒をバランス良くブレンド。44.3%でボトリングされています。

                    ブレンデッドよりもクリーミーでリッチ。モルティでナッツ感が強いです。

                    香りはアイリッシュらしいハーバルさ、バナナとパイナップル。松ぼっくりのようなイメージも。そして瑞々しい洋ナシ。
                    味わいはジューシーな核果。バニラアーモンドケーキ。オリーブオイル。モルトビスケット。ボディは軽く、明らかに若いのですが、心地よくクリーミーな伸びがあります。

                    30ml、440円(税込)から。ブレンデッドのバスカーが気に入ったら、比べるのが面白いです。
                    華やかでトラディショナルな。個人的にはこっちのほうがスキー。

                    ホワイトホース 12年

                    ホワイトホース 12年
                    オーツカ

                    酒齢12年以上のモルト原酒、グレーン原酒をブレンドして作られたホワイトホースの12年もの。

                    日本の市場をターゲットにして作られた限定ボトルで、味わいはナッツやホワイトチョコレート、ウエハースなどの甘い香りが支配します。

                    ファインオールドの青リンゴのフレッシュさに対し12年は角が取れた赤リンゴのような甘い仕上がり。

                    アルコールのパンチを求めるのであればファインオールドですが、穏やかで飲みやすいウイスキーが好みの方でしたらこちらの12年がはまるウイスキーでしょう。

                    余韻はオークとココナッツのようなやや酸を帯びた南国の香りが鼻腔に残ります。

                    30ml、1,690円(税込)から。最近ホワイトホースチェックしてないなぁという人、ぜひ。290円から味見できるよ。

                    デュワーズ 12年

                    デュワーズ 12年
                    オーツカ

                    人気のブレンデッドスコッチウイスキーブランド”デュワーズ”より12年の長期熟成品。

                    ブレンドした熟成原酒を更に別の樽に移して六カ月間再熟成を行う”ダブルエイジ製法”を採用しています。

                    ホワイトラベルに比べるとナッツやオークの香りが強く、甘みと苦味もそれぞれ深く落ち着いたものとなっています。

                    スモーキーさは無く、代わりにカカオとバニラの余韻をしっかりと感じられるボトルです。

                    アバフェルディを飲んでからこちらの12年を飲むと、なんとなくその片鱗を感じとれるかと思います。

                      30ml、340円(税込)から。こちらも最近チェックしていない人も多いでしょう。340円から味見できますよ。

                      2022年11月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                      ザ・マッカラン クエスト

                      ザ・マッカラン クエスト
                      オーツカ

                      1824シリーズが終売になるのに伴い、新しくリリースされたクレストコレクション。ラインナップは、若い順に、クエスト、ルミーナ、テラ、エニグマとなっています。

                      EXバーボンカスクを含む4種のカスクを使用しています。

                      アルコール度数は40%で、シリーズの中でボディは最もライト。飲みやすくまっすぐなマッカラン。

                      香りは軽く、ナッツとはちみつ、シリアル、少しのバニラ。

                      味わいはフルーティーで瑞々しい。少し水っぽい印象を受けますが、キレイなバニラの風味とオークの味わいは一次元的に続きます。

                      余韻は中くらいで軽快さがウリ。

                      30ml、890円(税込)から。ライトでフルーティなマッカランです。現代マッカラン原酒の酒質を見るにはとても良い商品です。

                      グレンフィディック ファイア&ケーン

                      オーツカ

                      グレンフィディックのエクスペリメンタル・シリーズよりファイア&ケーン。

                      ライトリーピーテッド麦芽を使用し、バーボンカスクで熟成後、カリビアンラム樽と南米産ラム樽でフィニッシュをしたユニークなリリースです。

                      ラム樽フィニッシュって、去年あたりから流行っていますが、リーズナブルな割に嫌みのない深い樽香、甘さ、長い余韻を付与するイメージです。

                      グレンフィディックのフルーティさに程よいスモーキーがアクセントになっています。

                      30ml、740円(税込)から。数あるラム樽フィニッシュの中でもバランスよく秀逸な作品です。ストレートとかトワイスアップがおすすめ。

                      グレンカダム 18年

                      グレンカダム 18年
                      オーツカ

                      ハイランドの老舗グレンカダムよりオフィシャル18年です。

                      15年が人気で、クライヌリッシュ愛好家などはハマる人も多いです。ややワクシーでザラついた印象のあるブランドです。

                      香りはとてもクリーミーで、リンゴやトロピカルなガム、干し草のような香りがします。

                      味わいはアプリコットジャムとチョコレートのタルト。梨とハチミツ入りハーブキャンディ。

                      余韻は中程度でややビター。フェンネルのようなスパイスがある。

                      30ml、1,690円(税込)から。ザラっとしたエッジを持っていて、唯一無二な感じあります。リフィル樽の割合が多いのかな。

                      フェイマスグラウス ルビーカスク

                      フェイマスグラウス ルビーカスク
                      オーツカ

                      フェイマスグラウスの「カスクシリーズ」の第二弾目。

                      ルビーポートワインの熟成に使用した樽にて熟成されたブレンデッドスコッチウイスキーです。

                      ひとつ前のバーボンカスクはちょっと平坦なイメージでしたが、こちらはかなり特徴アリ。

                      ”ポートベイクドカスク”という謎名称の樽でフィニッシュしてますが、ポートワイン樽ならではのしっとりしたフルーティさとシナモンのスパイスを感じます。充足感があって、食後にストレートで飲んでもよいと思います。

                      個人的にかなりおすすめです。

                        30ml、340円(税込)から。マッカランやハイパ、ロセスなどをキーモルトに使うフェイマスグラウスですが、ルビーポート相性いいすね。この価格は試してみる価値アリ!

                        2022年10月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                        シーバスリーガル 13年 エクストラ テキーラカスク

                        シーバスリーガル 13年 エクストラ テキーラカスク
                        オーツカ

                        2020年新たに発売された新シリーズ「シーバス エクストラ 13 コレクション」の1つで、テキーラカスクで熟成させた原酒を際立たせるようにブレンドしたスコッチウイスキーです。

                        スコッチウイスキー協会は2019年、スコッチウイスキーの熟成に使用する樽の規定を、蒸溜所側の要請に応える(折れる)形で緩和したんですね。

                        これは結構すごいことで、これによってカルヴァドスカスクとか焼酎カスクとかが使えるようになりました。

                        テキーラカスクはかなり新しいカスクフィニッシュと言えます。

                        香りは、モルトビスケット、バニラ、抹茶、ミルクチョコレート、蜂蜜、青リンゴ。

                        口に含んだ味わいは、モルト、バニラ、ナツメグ、リンゴ、乾いた木。鼻抜けに感じる香りには、キャラメルの粉、ハチミツ、リンゴの蜜、生姜、そしてたしかにちょっとテキーラっぽさ(パイナップル様)がいますね。余韻はかなりショートです。

                        30ml、890円(税込)から。国内ではあかしなどもやっていたテキーラカスクフィニッシュ。意外とおいしくてホットウイスキーでもいい感じなのです。

                        ブラントン ブラック

                        ブラントン ブラック
                        オーツカ

                        高級バーボンの代名詞、ブラントン。

                        豊潤なオリジナルに対し、ブラックには繊細なキレと深みが宿っています。

                        アルコール度数はブラントンの中で一番低い40度。

                        濃厚なバニラとカスタードクリーム、イチヂク、心地良く下を締め付ける酸味、そしてシナモンなどのスパイシー感を堪能出来ます。

                        「ブラントン」に比べると少々ハイトーンな一面(アルコールを感じる)があるので、ロックにすると美味しく頂けます。

                        30ml、940円(税込)から。お試ししやすいブラントンのレギュラー的立ち位置ボトル。この機会にぜひ。

                        アバフェルディ 21年

                        アバフェルディ 21年
                        オーツカ

                        どんな飲み方でもおいしい万能のレギュラー12年が人気のアバですが、21年も愛好家に好まれる秀作です。

                        長期間の熟成を経てアバフェルディの特徴である「ハチミツ」の柔らかさに磨きがかかり、複雑な風味が宿った一本。

                        香りは濃厚なバニラビーンズ、オレンジピール、ココナッツの南国感、気品あふれるヘザーハニーのフローラル。

                        しっかりと厚みがあるボディなのになめらか、すぐにハチミツの甘みが口内に広がり、ママレード、バニラウエハース、若干の干し草、ウッドスパイス、無糖カフェオレのビター。

                        余韻は長く、しばらく鼻腔にアバフェルディの素朴で優しい甘みが居座ります。

                        30ml、2,340円(税込)から。12年の正統進化。素晴らしいバランスのシングルモルト。28年(40度)に近しいクオリティの高さ。

                        ターコネル シングルモルト

                        ターコネル シングルモルト
                        オーツカ

                        ターコネルなのかティアコネルなのか、毎回迷いますが、クーリー蒸溜所により復活を遂げた歴史的ウイスキーブランドです。

                        かつてはワット蒸溜所がリリースしていたブランドで、実業家であるアンドリュー・アレクサンダー・ワットが所有する競走馬「ティアコネル」にちなんで名づけられました。

                        ラベルには1876年のアイリッシュ・クラシックレースで100倍の高配当がついた競争馬ティアコネルのゴールシーンが描かれています。

                        香りはナッツやピーナッツバター、そしてマイルドなオークの心地より香り。

                        味わいはハチミツの中にうっすらと梨。ホワイトペッパーと歯にくっつくヌガーのような甘さ。

                        蒸溜回数は2回。モルトのコク(やや雑味?)を感じます。

                        ミルクチョコレートとココアの穏やかな余韻。加水するとスパイシーさが増します。

                          30ml、440円(税込)から。ターコネルってカスクフィニッシュがめっちゃ特徴的でうまいんですよ。これを試して気に入ったらどこかでマディラカスクを飲んでみてほしいです

                          2022年9月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                          ザ・グレンリベット 12年 ライセンスド ドラム

                          ザ・グレンリベット 12年 ライセンスド ドラム
                          オーツカ

                          ザ・グレンリベット オリジナルストーリーズの第二弾です。

                          第一弾のイリシット・スティルは一瞬で売り切れましたが、こちらは初動はそこまででしたね。

                          ファーストフィルのバーボンバレル、ファーストフィルのシェリーカスクのダブルオーク熟成。

                          香りはフロランタン、キャラメルとヘーゼルナッツ、はちみつ。キャラメリゼされたりんご。
                          味わいはかなりバニラが強く、やや油分がある。シナモンの効いたピーチパイ。アーモンドタルト。
                          シェリー樽での熟成感は薄く、バーボンウイスキーっぽさがありますね。
                          余韻は長く、やや渋みを感じる。イリシットスティルよりも伸びがある。

                          加水するとよりバニラを感じ、バーボンっぽいアロマに振れます。

                          30ml、1,440円(税込)から。イリシットスティルよりも木質感があるので好みは分かれると思いますが、しっかり個性の出たリベットだと思います。フロランタンリベット。

                          アベラワー 10年 フォレストリザーブ

                          アベラワー 10年 フォレストリザーブ
                          オーツカ

                          バーボン樽とシェリー樽で熟成された原酒をブレンドし、フレンチ リムーザンオーク樽に移し替えて仕上げたコスパ十分なアベラワー。

                          香りはカラメル、バニラ、糖蜜、トースト、奥にオレンジやライムも潜みます。

                          口に含むと、アルコールの刺激は少なめで、レーズン、後からカラメル、バニラ、後半に柑橘フルーツの爽やかな風味が続きます。味わいは、スパイシーさを伴っており、酸味、ビターともに感じとれますが、主体となるのはメローな甘さです。

                          30ml、540円(税込)から。とても安価に試せるアベラワー。

                          ミルストーン 5年

                          ミルストーン 5年
                          オーツカ

                          さぁ、またもマイナーどころですよ。
                          オランダにあるズイダム蒸留所で造られるシングルモルトウイスキー。

                          オランダのウイスキーといえばズイダムってくらい有名で、ベルギーやデンマーク、そして日本で発売されています。今はもう少し増えたのかな?

                          1997年にすでに作られていたのですが、販売が本格的に開始されたのは2007年になってから。

                          ライトピートのウイスキーでやや南国感があります。

                          香りはシナモンがかかったバナナバニラパフェ。味わいは麦芽とはちみつ、カスタードクリーム。スモーキーさはうっすらで、後半はヘーゼルナッツのような香ばしさを感じます。

                          30ml、940円(税込)から。オランダだから「ダッチ・シングルモルト・ウイスキー」っていうんですかね。かっこいいな。

                          ウィリアムソン 12年[2005] クーパーズチョイス

                          ウィリアムソン 12年[2005] クーパーズチョイス
                          オーツカ

                          ウィリアムソンはティースプーンモルトで、アイラ島南部のある蒸溜所のモルトウイスキー。ハイ、蒸溜所名非公開という名のラフロイグです。

                          これ以外にもクーパーズチョイスからは2005年蒸溜12年物のウィリアムソンが出ているのですが、こちらは信濃屋とクーパーズチョイスのコラボレーションボトルですね。

                          デュワーラトレーとかからも同時期に同年代のもの出ていますが、うちのマグメル第一弾もそうでしたね。

                          飲み比べてみるとそれぞれ味わいが異なります。ドライでフィニッシュが長めなのは共通していますが、個人的にはこちらは塩気が強いかなと思いました。

                          30ml、2,340円(税込)から。バーボン樽系アイラモルトの旨いところを詰め込んだ一作です。

                          2022年8月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                          シエラノルテ ブラックコーン

                          シエラノルテ ブラックコーン
                          オーツカ

                          さぁ、また変なのがきましたよっ!

                          メキシコのオアハカに位置するメキシカン・コーンウイスキー。

                          オアハカ初の熟成コーンウイスキーでして、原料は全て地元産。
                          85%コーン、15%モルトのブレンドで、単式二回蒸留を経たなんとシングルバレルウイスキーです。

                          最低10ヶ月ボルドー又はブルゴーニュのフレンチオークワイン樽で熟成しています。

                          メキシコっぽさあります!ホットなアロマでりんご、バターシュガー、そしてバナナの皮。
                          味わいはパワフルで肉厚。ダークラムっぽい味わい。オレンジ入りのケーキに熟れたバナナ。トロリとうまい。

                          30ml、640円(税込)から。メキシカンウイスキーなかなかいけます。Whisky ADOVOCATEでも88点獲得している逸品。暑い夏にロックでもよいと思います!

                          ブラックブル 12年

                          ブラックブル 12年
                          オーツカ

                          多くのウイスキーラヴァーが見たことはあるのに、あんまり飲んだことのある人がいない例のやつです。

                          ダンカン・テイラー社のブレンデッドイウスキーでモルトとグレーンの比率1:1、さらにアルコール度数50%と贅沢な仕様です。

                          香りは青りんごが強く、スパイシー。やや紙っぽさがありレモン、マンダリン、ホワイトペッパー。

                          味わいはフルーティでクリーミー。洋ナシやリンゴが強いものの、白ブドウやシトラスも感じる。
                          後半はキャラメル、レーズン、少し焦がした砂糖。

                          30ml、690円(税込)から。え?普通にうまいじゃん。コスパすごくよい。試飲して気に入ったらボトルでいっていいやつですね。

                          ダルユーイン 16年 花と動物シリーズ

                          ダルユーイン 16年 花と動物シリーズ
                          オーツカ

                          めっきり見なくなった「花と動物」シリーズのダルユーインです。

                          1989年からリリースされているのですが、もうだいぶなくなってきましたね。

                          香りは焼きリンゴ、ジャムのような粘性があり、シェリーのおいしいところが出ている。スパイシーでハーバル。レザーと甘いタバコ。ペッパーとブラウンシュガー。時間経過で色々拾える。かなり複層的。

                          味わいはプラム、ドライフルーツ。ややワクシーで、ドライ。
                          ローストしたモルトにチョコレート、オレンジピール。イチジク入りのパン。
                          クラシックな味わいですが、濃厚で酸味が強いです。

                          30ml、1,490円(税込)から。しっかり16年の熟成感があります。そして日によってもかなり取れる香味が変化しそう。地味旨ですが、探りがいがあります。

                          2022年7月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                          リンドーズアビー アクアヴィテ

                          リンドーズアビー アクアヴィテ
                          オーツカ

                          ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ロシア人投資家から距離を置いたリンドーズアビーが日本上陸です。

                          リリース第一弾はフレーバードウイスキーなので、リキュール扱いです。

                          1494年、記録上スコッチウイスキーの最古とされる「アクアヴィテ」の作りを再現したものになるので、ニューメイクに、蒸溜所の敷地内で採れたスイートシスリー、レモンバーベナ、クリーヴァー、ダグラスファーといったハーブを7日間浸漬し香りづけを行っています。

                          ライトでハーバル、梅酒のようなイメージもあります。モルト感はしっかりあるので、モヒートなどがおすすめです。

                          30ml、840円(税込)から。糖分が入っていないのですが自然な甘さがあります。夏にピッタリ。かなり注目されているブランドなのでまだの方はこの機会に試飲を。

                          ザ・マッカラン ゴールド ダブルカスク

                          ザ・マッカラン ゴールド ダブルカスク
                          オーツカ

                          日本では1824シリーズの「ザ・マッカラン ゴールド」は正式発売されず終売となりましたが、そのリメイク版として発売されたのがこちら。

                          基本的に100%シェリー樽ですが、内訳はアメリカンオークとヨーロピアンオークがシェリーで味付けされた樽の2種類がブレンドされているため、ダブルカスクと命名されています。

                          香りはクローブ、シナモン、焼いたパン、アプリコットジャム、焦げ、酸味がたった香り、フローラルブーケ。

                          口に含んだ味わいは、バニラ、ココナッツ、モルトビスケット、シロップ。中盤には黒糖、生姜、キウイ、レーズン、マーマレードジャム。
                          余韻や鼻抜けに感じる香りは、カシューナッツ、黒コショウ、バニラ、生姜。

                          30ml、1,340円(税込)から。ロック、ハイボールに向くマッカランで、こちらも暑い季節におすすめです。

                          ラフロイグ カーディス フィノカスクフィニッシュ

                          ラフロイグ カーディス フィノカスクフィニッシュ
                          オーツカ

                          毎年リリースされるラフロイグの限定品で、フィノシェリーカスクで仕上げた逸品。こちらは2018リリースのものなので、今やかなり希少です。

                          これ、相当うまいですね。
                          1stフィルバーボンバレル6年熟成、その後フィノシェリーカスク(ホグスヘッド)2年追熟なのですが、ミーティなフレーバーの中にしっかりフルーツがいます。ラフのアーモンドの味わいにフィノカスクが乗って、噛み応えあります。

                          ラフロイグの個性はそのままにフィノシェリーのスイート感と酸味がベストマッチです。51.8%を感じさせない滑らかでしなやかな味わい。

                          30ml、2,840円(税込)から。CAIRDEASってゲール語で”友情”を意味する言葉なのですが、こいつぁ友達になっていい

                          カラハ アトランティック昆布シーウィードカスク

                          カラハ アトランティック昆布シーウィードカスク
                          オーツカ

                          ひとくちウイスキーでやらなきゃ誰がやる!という超個性派ウイスキーです。

                          アメリカンオークの生木で組んだ樽内面に、大西洋で収穫したアイルランド産オーガニックのコンブを貼り付け、昆布ごと焦がした新樽で後熟をかけています。

                          単式3回蒸留のアイリッシュ・シングルモルトをベースなのですが、いやぁまぁ甘い昆布っす。というか全体的に漂う和菓子っぽさ。

                          結構フルーティさもあるのだけど、黒糖、甘納豆、そして昆布茶。みたいな。ちなみにこのブランド、わかめカスクも出していた気がします。

                          30ml、490円(税込)から。安い!これは冒険してもいいでしょう!買って飲んでくれwww

                          2022年6月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                          シーバスリーガル 13年 エクストラ ラムカスク

                          シーバスリーガル 13年 エクストラ ラムカスク
                          オーツカ

                          2020年に新発売した「シーバス エクストラ 13 コレクション」の1つ。

                          オロロソ、ライカスクに続いて人気のラムカスクです。多分一番評判がいいのかなと思います。

                          バニラやトフィー、ミルクチョコレートといったフレーバーの中にラムらしい黒糖のよう香り。

                          味わいはスパイシーで黒コショウやクローブ、クルミのよう。まったりとクラシックなグレーンウイスキーのイメージもあります。

                          30ml、590円(税込)から。こっくりとした甘さが好きな方にはおすすめ。あんまりアルコールアタックも強くなくまったり飲めます。

                          エデュー シルバー

                          エデュー シルバー
                          オーツカ

                          原料にそばの実を用いているという、フランス・ブルターニュ地方メンヒル蒸留所の個性派ウイスキーです。

                          アロマはかなーり面白いです。蕎麦です。マジ蕎麦。個性強め。

                          味わいはメロン、きゅうり、蜂蜜。中盤からバニラクリーム、そしてココナッツ。余韻はビターでピリリと唐辛子も感じます。

                          30ml、690円(税込)から。玄人にこそ飲んで欲しいとても興味深い味わい。

                          キニンヴィ 23年

                          キニンヴィ 23年
                          オーツカ

                          グレンフィディック、バルヴェニーを有するウィリアム・グラント&サンズ社の幻の第3の銘柄、キニンヴィ。

                          最近ではボトラーズからも「オルドニー」の名前でリリースがありました。

                          香りはフレッシュなレモンやオレンジ、小さい白い花や若草のノート。マンゴーやパパイヤも感じられます。

                          味わいはかなり複層的で、絹のような質感が特徴的。シナモン、ナツメグ、クローブといったスパイスに柑橘系キャンディ。

                          余韻はミディアムでチョコレートの甘みがあります。

                          30ml、3,990円(税込)から。バルヴェニー、フィディック好きは納得の味わい。ちょっと高いのですが、経験値という意味では飲んでおいてもよいでしょう。

                          ランベイ

                          ランベイ
                          オーツカ

                          アイリッシュブレンデッドウイスキーを、コニャックを代表するブランド・カミュの熟成に使用された樽に移し替えて追加熟成を行ったボトルです。

                          コニャックらしいはちみつとハーブのアロマ。しっかりとした香りがついており軽快さはそこまでありません。少しオレガノ。

                          味わいはアイリッシュらしい軽やかなものだが展開力がある。リンゴジャム、キャラメル、柑橘の皮。オイリーでピーナッツバターのような風味。

                          30ml、490円(税込)から。香りはこっくりとしていますが、ライトな味わいで好印象。とてもレベル高いアイリッシュです。

                          2022年5月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                          シーバスリーガル 13年 エクストラ アメリカンライカスク

                          シーバスリーガル 13年 エクストラ アメリカンライカスク
                          オーツカ

                          2020年に新発売した「シーバス エクストラ 13 コレクション」の1つ。

                          前回オロロソを紹介しましたがこちらはライカスク。

                          香りはかなりフレッシュで繊細。メロンや洋ナシなどフルーティさが強いです。その後、バニラやチョコレート、トーストなどのアロマ。

                          口に含んだ味わいは、かなりスパイシーです。まぁ確かにライを感じます。

                          クリーミーですがドライ。グレープフルーツ、シナモン、生姜、マーマレードをつけたビスケット、ブラックペッパー。

                          30ml、790円(税込)から。余韻は短めでスパッと切れます。夏にはハイボールなどでもおいしくいただけますね。気に入ったらボトルでどうぞ。

                          ハイランドパーク カスクストレングス

                          ハイランドパーク カスクストレングス
                          オーツカ

                          だいぶ前からおすすめしていたハイパのカスクが入荷です。

                          あまり注目されていませんでしたが、ようやっと飲む人が増えてきた感じ。

                          フレッシュなスモーキーさを感じられて、出来はすごくいいです。アロマティックでどっしりしたヘザーハニーの味わいも魅力的。

                          めちゃめちゃパワーがあるので、最初はアルコール感が目立ちます。

                          30ml、1,190円(税込)から。開封後1カ月くらいで甘みとスパイスが全開になります。
                          まずは試飲で試していただければと思います。

                          オクトモア 10年[2009]

                          オクトモア 10年[2009]
                          オーツカ

                          オクトモアの10年熟成品で、4度目のリリースにあたる2009年蒸留。フェノール値は208ppm。

                          オクトモアらしい中毒性のある重いピートとフルーティさ、シリアルの甘さのコンボ。

                          味わいは焼きリンゴのタルト、濃厚なスイートさの中にやや粘りのある煙のフレーバー。ローストしたハチミツのようなどろりとした旨味。

                          30ml、1,240円(税込)から。ついにオクトモアも10年物かぁ、感慨深い。人気商品なので、あまり出回らないボトル。この機会にぜひ一度試してみてください。

                          2022年4月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                          ティモラスビースティ 10年

                          ティモラスビースティ 10年
                          オーツカ

                          ダグラスレイン社の人気シリーズ『リマーカブルリージョナルモルトシリーズ』のハイランドをまとめたやーつです。

                          スコッチの「各生産エリア」の特徴を最大限に引き出したブレンデッドシリーズなのですが、かなり品質は高いです。

                          ブレアアソール・ダルモア・グレンゴイン・グレンギリーなどが入っており、フルーツ感のシロップ風味やバニラウエハース、ブラウンシュガー系の味わいが好きな方は気に入るはず。クリーミーなフィニッシュが印象的な10年物。

                          30ml、790円(税込)から。このシリーズは全部飲んでますが、各生産地域の特徴がめっちゃわかりやすい商品だなと思います。気に入ったらボトルで買ってみてね。

                          シーバスリーガル 13年 エクストラ オロロソシェリーカスク

                          シーバスリーガル 13年 エクストラ オロロソシェリーカスク
                          オーツカ

                          2020年新たに発売された新シリーズ「シーバス エクストラ 13コレクション」の1つ。
                          スペイン産ファーストフィルオロロソシェリー樽で熟成した13年物のシーバスリーガルです。

                          香りはカスタードプリン、バニラ、キャラメル、シナモン。

                          口に含んだ味わいは、かなり端麗でサラっとしています。クランベリー、ラズベリー、シナモンのフレーバーからバニラアイスクリーム、アップルパイ、マジパン、メープルシロップ。ちょっとシロッピーが強いかな。

                          30ml、790円(税込)から。このシーバスのシリーズはライとかラムとかテキーラとかあるので色々試してみてください。

                          グレンドロナック ポートウッド

                          グレンドロナック ポートウッド
                          オーツカ

                          オロロソシェリーとPXシェリーカスクで熟成させた原酒をポートパイプで3年間追加熟成させたグレンドロナックです。

                          トータルの熟成年数は10年。46%ノンチルのボトリング。

                          アルコールアタックは少なく、チャーミング。赤い果物。ダージリンティー、ブラウンシュガー、ドライフルーツ。後半はハチミツ。

                          味わいはマイルドで柔らかい。香りほどの赤いベリー系のイメージはなく、クリーミーではちみつ感が強いです。

                          余韻はミディアムですが、ちょうどよい長さで軽くスパイシー。少しビターで心地よく広がります。

                          30ml、1,240円(税込)から。非常にが温かみがあって柔らかいです。嫌なウッディさがなくて、フルーティーで飲みやすい。ポートウッドでもこんなにフラットな感じに仕上がるんですね。

                          2022年3月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                          ホイッスルピッグ 10年

                          ホイッスルピッグ 10年
                          オーツカ

                          ライウイスキー界で最多の受賞歴を誇る、アメリカのウルトラプレミアムライウイスキー。

                          設立は2007年で、2019年末に10年を個人輸入してその味の良さにびっくりしたものです。

                          ライウイスキーは原料に51%以上のライ麦の使用が義務付けられていますが、「ホイッスルピッグ」の原料はほぼ100%ライ麦。甘さは控えめで、旨みと風味が濃いのが特徴。
                          さらに、ライウイスキーとしては極めて稀とも言える、長期熟成のボトルです。

                          日本での発売が望まれていましたが、先日発売されました。10年、12年、15年、全部うまいですが、他がとても高価なので、コストパフォーマンスの面も含めると10年は特に秀逸。

                          30ml、940円(税込)から。モダンモルトで飲んで、やっぱりうまいとなって、ソッコー全種類買いましたが、まだまだ売れ残っているのを見ると、バーボンにしては高価格帯なのかなぁと思います。

                          ザ・イングリッシュ オリジナル

                          ザ・イングリッシュ オリジナル
                          オーツカ

                          最近アツいイングランドでつくられる「イングリッシュウイスキー」です。いわゆるニューワールドもの。

                          イングランドの東部、ノーフォークに創業したセント・ジョージズ蒸溜所でつくられるシングルモルトウイスキーです。この蒸溜所は、ラフロイグ、エドラダワーで名を馳せたウイスキー界の重鎮、イアン・ヘンダーソンがマスターディスティラーとして指揮を執り、2006年にオープンしました。

                          キレイで可憐。フルーティでハーバル。若草の爽やかさバニラの甘やかさ。そこそこボディもあって、スペイサイドウイスキーに似ています。

                          30ml、740円(税込)から。今のところイングランド最大の生産量を誇る蒸溜所のはずです。イングランドはコッツウォルズやビンバーも人気ですね。

                          ザ・グレンリベット 12年 イリシットスチル

                          ザ・グレンリベット 12年 イリシットスチル
                          オーツカ

                          ちょっと前に話題になったグレンリベットの限定品です。
                          グレンリベット12年と同じベースモルトを使用し、フルーティーで華やかなスタイルがより強調された味わいが特長。1800年代のウイスキー製法、ノンチルフィルタリング製法を採用しています。

                          香りはグレンリベット12年のパワフルバージョンです。小さい白い花、芝生、ややシロップ感が強く、フローラルよりもハーバルかな、と。
                          味わいは明るく、桃やパイナップルのフルーティさ、洋ナシ、キャラメル。フィニッシュは長めでりんごのスライス、レモンカスタードのスイートさが残る。

                          30ml、890円(税込)から。なめらかでレモンパイみたいです。話題のボトルを味見しておきたい方にはピッタリ。みなさんの言う強化グレンリベットは納得の表現です。

                          2022年2月のおすすめウイスキー小瓶詰替え

                          ジョンウォーカー&サンズ セレブラトリーブレンド

                          ジョンウォーカー&サンズ セレブラトリーブレンド
                          オーツカ

                          2021年5月に発売されたジョニーウォーカー200周年記念商品のうちのひとつ。

                          1860年代に誕生した「オールド・ハイランド・ウイスキー」に着想を得て、当時稼働していた蒸留所の原酒のみをブレンド。
                          構成原酒は1860年以前より稼働している蒸留所のもののみを使用し、キーモルトはカーデュを、グレーン原酒には既に閉鎖したポートダンダスがブレンドしています。
                          アルコール度数も当時のウイスキーにちなんで51%に設定。ジョニ黒やダブルブラックのようなピーティさはないですが、ドライフルーツやマンダリンオレンジの強い味わいが魅力的。

                          30ml、690円(税込)から。飲みごたえしっかりのジョニーウォーカーが味わいたいという方におすすめ。ロック、水割りはやや腰折れするのでストレートがよいでしょう。

                           

                          ベンリアック 21年

                          ベンリアック 21年
                          オーツカ

                          バーボンバレル、ヴァージンオーク、PXシェリーカスク、レッドワインの4種類の樽の原酒をブレンドしたオフィシャル長期熟成のベンリアック。

                          PXシェリーの味わいが強く、キャラメル、りんご飴、ハネジューメロン、甘口BBQソース。少しだけワクシーでバナナチップスのようなニュアンスも。

                          味わいはクリーミーでフルーティ。砂糖をまぶしたオレンジピール→シトラスから柑橘が薄れるとリンゴのコンポート、そしてショウガ。スパイシーなオークの味わいの中からジワリとクルミ、ローストアーモンド。フィニッシュはロングでバックグラウンドにたくさんの黄色い果実を残しつつ、ホワイトペッパー。

                          30ml、1,690円(税込)から。マスターブレンダーのレイチェルバリーが入社後の最初の作品です。バランスがよくコクがある、典型的なデザートモルトです。

                           

                          アーストン シーカスク 10年

                          アーストン シーカスク 10年
                          オーツカ

                          グレンフィディックやグランツで知られるウィリアムグラント&サンズからリリースされたシングルモルトウイスキー。
                          蒸留所名は非公開ですが、海に近いハウスで熟成されました!とのことですが、これはガーヴァン蒸留所に併設されたアイルサ・ベイ蒸留所のシングルモルト

                          軽くトーストしたアーモンド、甘い綿菓子、優しいバニラオーク、タンニンのタッチとバランスが取れています。海岸近くの貯蔵庫で熟成された事によるほのかな潮風がアクセント。

                          30ml、540円(税込)から。アイルサ・ベイ蒸留所は2016年に初のシングルモルトをリリースしていますが、エージング入は初リリースですね。グランツなどのブレンデッドウイスキーの原酒にもなっています。

                           

                          過去のおすすめウイスキーを見る

                           

                           

                          このコーナーでは今後もたくさんのおすすめウイスキーを紹介していきます。

                          毎月更新する予定なのでお気に入りに入れておいてくださいねー。

                          ちなみに以下のオンラインショップでウイスキーの小瓶詰め替え販売をおこなっております。

                          オトクな飲み比べセット以外にも30ml~100mlでウイスキーが購入できるので、気になった商品をピックアップしてみてください。

                          送料無料キャンペーンや、複数本の購入でプレゼント企画などもやっています。

                          リクエストなども待ってます!




                          最高品質のショットグラスで刻む、至高のウイスキータイム。

                          ウイスキーブランドKYKEYの新作は時代を超える「ショットグラス」。レッドクリスタルでつくられたその造形美と機能美を確かめて欲しい。