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オーバン15年 カスクストレングス シェリーカスクフィニッシュが米国限定リリース

オーバン15年 カスクストレングス シェリーカスクフィニッシュが米国限定リリース

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スコットランドの風光明媚な西ハイランド地方に佇むオーバン蒸溜所から、ウイスキー愛好家待望の新作が登場しました。

その名も「オーバン 15年 カスクストレングス シェリーカスクフィニッシュ (Oban 15 Year Old Cask Strength Sherry Cask Finish)」。

15年という熟成年数、加水をしないカスクストレングス、そして人気のシェリー樽フィニッシュという、3つの魅力的な要素を兼ね備えた限定シングルモルトです。

オーツカ
オーバンは日本でもカルト的な人気を誇っていますね。僕もオフィシャルオーバン大好きですが、シェリーの強さがどのくらい乗っているか気になるなぁ。

忍耐と精密さが生んだ、特別な一本

オーバン蒸溜所の7人の熟練した職人たちが、スペイン南部アンダルシア地方の豊かなフレーバーと伝統にインスピレーションを受け、長い年月をかけて開発した特別なボトル。

ディアジオ社のマスターブレンダー、スチュアート・モリソン博士の監修のもと、厳選された原酒が使用されています。

まず、ヨーロピアンオークのバット樽とアメリカンオークのホグスヘッド樽で15年間熟成。

その後、スペイン・アンダルシア地方産のオロロソシェリー樽とパロ・コルタドシェリー樽に移され、4年以上もの追熟(フィニッシュ)が施されました。

この丁寧な工程により、オーバン特有の潮風を感じさせる風味と、シェリー樽由来の複雑な甘みが絶妙に融合しています。

味わいの特徴:複雑でリッチな香味

  • アルコール度数: 55.3% (カスクストレングス)
  • 香り: ドライレーズンや果樹園のフルーツのアロマに始まり、焦がしたオレンジの皮やレモンピールの爽やかさが加わります。
  • 味わい: 焦がし砂糖やシンダートフィー(※イギリスの砂糖菓子)のような甘美さ、アーモンドのニュアンス、そしてヨーロピアンオーク由来のタンニン、ペッパーやスパイス感が層を成して広がります。
  • フィニッシュ: ブラウンシュガーのような甘さと心地よいタンニンが、温かく長い余韻となって続きます。

楽しみ方と入手情報

オーバン蒸溜所は、このウイスキーを「じっくりと味わう芸術」を体現したものだと表現しています。

ストレートでその複雑な香味を堪能するのはもちろん、熟成肉、ナッツ系のチーズ、塩漬けオリーブなどとのペアリングもおすすめです。

考え抜かれた構成のチーズボードのように、一つ一つの要素が調和し、味わう喜びを与えてくれます。

「オーバン 15年 カスクストレングス シェリーカスクフィニッシュ」は、現在アメリカの一部の小売店にて、750mlボトル、希望小売価格150ドルで限定販売されています。

日本での発売は?

現時点(2025年4月29日)では、アメリカでのリリースが発表された段階であり、ヨーロッパや日本を含む他の地域での発売に関する公式な情報はまだありません。

しかし、その魅力的なスペックから世界中のウイスキーファンからの期待が高まっており、今後の続報が待たれます。

日本でも人気のオーバンの新たなボトルは、ぜひ注目したい一本。今後の展開に期待しましょう!




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