スコットランド・ハイランド地方の名門シングルモルト「グレンモーレンジィ」から、限定ボトル「シグネット リザーブ」が登場します。
深煎りのチョコレートモルトがもたらす濃厚なコーヒーとチョコレートの世界観を、ペドロ・ヒメネスシェリー樽でさらに一段深く仕上げたこの一本。
2025年4月23日(水)より、全国の酒販店で数量限定で発売されます。

「シグネット」シリーズとは?
シグネットは、グレンモーレンジィが2008年に発表した革新的な一本で、高焙煎のチョコレートモルトを用いて蒸留された唯一無二のウイスキーです。
ブルーマウンテンコーヒーの香りにインスピレーションを得て、蒸溜所の通常業務を1週間停止してまで特別に製造される“こだわりのグレンモーレンジィ”。
熟成にはバーボン樽、シェリー樽、ヴァージンオーク樽が使用され、さらに長期熟成の希少な原酒が加えられることで、深みと複雑さが生まれます。
リリース当初から大きな注目を集め、2016年には「ワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー」に輝くなど、国際的にも高い評価を獲得。
まさにグレンモーレンジィを代表する一本となりました。
進化形「シグネット リザーブ」、ついに解禁

新たに登場する「シグネット リザーブ」は、既存のシグネットにペドロ・ヒメネス(PX)シェリー樽で1年間の追加熟成を施したリッチな限定品。
シグネットの原酒のうち、わずか5%未満しか使用されない希少なバッチから選りすぐられた原酒が、PX樽で追熟されることで、まるでデザートのような濃厚な風味に仕上がっています。
テイスティングノート:
外観:燃えるような深い琥珀色
香り:ダークチョコレートケーキ、濃厚なエスプレッソ、ヘーゼルナッツクリーム、黒糖、オレンジの皮
味わい:トリュフチョコ、トフィー、ファッジ、モラセス(糖蜜)、深煎りコーヒー、柑橘、ミルクチョコ、ラズベリー
余韻:ティラミスのようなクリーミーな甘さが長く続く、贅沢で複雑なフィニッシュ
この表現力豊かなフレーバーは、まさにグレンモーレンジィの“ダークサイド”を極めた逸品。
現代のスイーツのようなウイスキーとして、他に類を見ない味わいを提供します。
グレンモーレンジィ シグネット リザーブの概要
発売日:2025年4月23日(水)より順次発売
容量:700ml
アルコール度数:46%
熟成樽:バーボン樽、シェリー樽、ヴァージンオーク樽に加え、ペドロ・ヒメネス・シェリー樽で追加熟成
希望小売価格:税込 64,020円(税抜 58,200円)
特徴:シグネット原酒のうち5%未満の希少な原酒のみを使用した、少量限定生産の贅沢なボトル
新パッケージの「シグネット」も登場
さらに、既存の「グレンモーレンジィ シグネット」も新たな装いでリニューアル。黒とゴールドのコントラストを基調とした高級感あふれるデザインに生まれ変わります。ウイスキーの深みを視覚的にも表現し、ギフトにも最適な一本に。
グレンモーレンジィ シグネット(新パッケージ)概要
容量:700ml
アルコール度数:46%
熟成樽:バーボン樽、シェリー樽、ヴァージンオーク樽
希望小売価格:税込 31,900円(税抜 29,000円)
特徴:高焙煎のチョコレートモルトを使用。濃厚な甘みと複雑さを備え、2025年春から新デザインで展開
グレンモーレンジィの近年の進化

グレンモーレンジィ蒸溜所では、近年ウイスキーづくりの幅を大きく広げています。
2021年には「ア ア テイル オブ ケーキ(A Tale of Cake)」をリリースし、パイナップルケーキやハニーバニラといったスイーツフレーバーを前面に。
2022年にはグレンモーレンジィの新たな観光施設「Lighthouse(灯台)」を開業。実験的な蒸留や発酵を行うラボを併設し、未来のウイスキー創造へ。
2023年〜2024年には、「ア ア テイル オブ ウィンター」「ア ア テイル オブ フォレスト」など、テーマ性のあるシリーズ展開で若年層や多様なファン層の獲得にも成功。
こうした流れのなかで、今回の「シグネット リザーブ」は、伝統と革新を両立する象徴的な作品とも言えるでしょう。
創造の原動力、ビル・ラムズデン博士の言葉

「シグネットのようなウイスキーは、私たちの“遊び心”と“実験精神”の結晶です。PX樽でさらに磨きをかけたこのリザーブは、ティラミスやチョコトリュフを思わせる贅沢な味わい。愛好家はもちろん、新しい飲み手にも、ウイスキーの新たな喜びを伝えてくれるでしょう。」
デザート感覚で楽しめるシングルモルト「グレンモーレンジィ シグネット リザーブ」。
その濃厚な香味は、まさに“甘くて、深くて、美味しい”の三拍子そろった逸品。
ウイスキーに甘美なひとときを求めるすべての人へ──春の限定リリースを、ぜひお見逃しなく。