埼玉県羽生市の酒造メーカー・東亜酒造が、2021年に蒸溜を再開した羽生蒸溜所のファーストリリースとなるシングルモルトウイスキー「羽生GENESIS」の予約販売を開始しました。
長い時を経て復活した蒸溜所が、ついに送り出す渾身の一本です。
羽生蒸溜所の復活と挑戦
清酒造り400年、ウイスキー造りの歴史も80年超
東亜酒造は、寛永2年(1625年)に秩父で創業し、その後、昭和16年(1941年)に羽生市へ本社を移転しました。
ウイスキー造りの歴史も長く、1946年に製造免許を取得。1980年にはポットスチルを導入し、本格的なモルトウイスキーの蒸溜を開始しました。しかし、ウイスキー市場の低迷により2000年に蒸溜を停止。以降、長年にわたり自社製造を休止していました。
そんな中、「いつか再びウイスキー造りを復活させたい」という想いを胸に、経営基盤の安定を図りながら復活への道を模索。2016年には輸入モルト原酒のブレンド・樽貯蔵を再開し、そして2021年2月、ついに羽生蒸溜所の蒸溜が再開されました。
復活にあたっては、以前のポットスチルの図面を基に、当時と同じ企業による製造、貯蔵も従来と同じ敷地内で実施するなど、忠実にかつ慎重に再建が進められました。また、以前の蒸溜所で従事していた経験豊富なスタッフも復帰し、伝統の技術を継承しています。
ファーストリリース「羽生GENESIS」について

3年の歳月を経て誕生した、待望のシングルモルト
2021年に再稼働した羽生蒸溜所が初めて世に送り出すファーストリリースが、シングルモルトウイスキー「羽生GENESIS」です。
こだわりの製法と熟成
「羽生GENESIS」は、ノンピートモルトとピーテッドモルトをブレンドし、ファーストフィルのバーボン樽で熟成。羽生の地ならではの気候のもとでじっくりと熟成を重ね、芳醇な香りと深みのある味わいに仕上がりました。
2021本限定、シリアルナンバー入り
2021年の羽生蒸溜所再始動の年にちなみ、世界で限定2021本のみのボトリング。
日本国内向けに1010本、海外向けに1011本が用意され、各ボトルにはシリアルナンバーが刻印されます。
製品情報

- 商品名:羽生GENESIS
- 容量:700ml
- 原材料:モルト(国内製造)
- アルコール度数:51%
- ボトリング本数:2021本(日本1010本 / 海外1011本)
- 希望小売価格:20,000円(税別)
販売方法
販売は東亜酒造の公式オンラインストア「とうあの蔵」にて予約受付中。
👉 購入ページはこちら:https://www.toanokura.com/shopdetail/000000000083
※ 1人2本までの限定販売。転売目的の購入はご遠慮ください。
※ シリアルナンバーの指定は不可。
※ 商品の発送は2025年3月下旬以降、順次発送予定。
※ 海外発送は対応していません。
羽生蒸溜所の未来
羽生蒸溜所は、再稼働後の第一歩として「羽生GENESIS」を世に送り出しました。しかし、これはまだ始まりに過ぎません。
かつて、羽生蒸溜所で蒸溜された原酒は、「イチローズモルト・カードシリーズ」として世界的な評価を受けました。その遺産を受け継ぎながら、東亜酒造は新たな時代のウイスキー造りに挑戦し続けています。
今後、さらなる熟成を経たシングルモルトや、新たなブレンドが登場することが期待されており、羽生蒸溜所の動向には引き続き注目が集まります。
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■会社概要
商号 : 株式会社東亜酒造
代表者 : 代表取取締役 仲田恭久
所在地 : 〒348-0054 埼玉県羽生市西4丁目1-11
設立 : 1941年
事業内容: 酒類(清酒・合成清酒・焼酎・ウイスキー・リキュール・スピリッツ)の製造販売
資本金 : 1千万円
URL : https://www.toashuzo.com/