スコットランドのスペイサイドにあるグレンリベット蒸溜所が、創業200周年を記念してブランド史上最も古いウイスキー「グレンリベット エターナルコレクション 55年 ファーストエディション」を発表しました。
このシングルモルトスコッチウイスキーは、シェリー樽で熟成され、アルコール度数42.2%でボトリングされています。
「エターナルコレクション」は今後毎年リリース予定の第一弾となっています。
エターナルコレクションのデザイン
最近の超熟ウイスキーは、毎度近未来的ですね。
グレンリベットのオリジナリティを象徴するエターナルコレクションは、著名なコンピュータ建築家マイケル・ハンスマイヤーとのコラボレーションで、特別にデザインされた彫刻に収められています。
彫刻は蒸留所のホームであるスペイバレーのリヴェット川の永遠の流れを表現しており、ウイスキーの時の流れを体現する作品となっています。
テイスティングノート
秋の果実、セビリアオレンジ、デーツ、シナモン、ナツメグといった豊かな香りが特徴。
口に含むと、ブラックカラントジャム、バニラファッジ、柑橘系の爽やかな味わいが広がり、複雑で奥行きのあるフレーバーを楽しむことができます。
グレンリベットのカスクマスターであるケビン・バルムフォース氏は「この55年ものウイスキーは、グレンリベット蒸留所からリリースされた中で最も熟成年数の高いスコッチであり、何十年にもわたるカスクエキスパートたちの協力の賜物です」と語っています。また、「エターナルコレクションは、グレンリベットのスコッチにおける革新と卓越性を示し、これからも新しい高みを目指していく証です」とのこと。
販売情報
「グレンリベット エターナルコレクション 55年 ファーストエディション」は限定100本で、ウイスキーエクスチェンジで販売されます。販売価格は€50,000(約750万円)で、非常に希少なウイスキーとして多くのコレクターやウイスキー愛好家に注目されています。
このシリーズは、毎年1年ずつ熟成を重ねたシングルカスクからリリースされる予定だそうです。