先日わずか180gのボトル「ブルーラベル ウルトラ」を発表したジョニーウォーカーですが、以前より噂されていた紙製ボトルを試験中です。
伝統的なガラスボトルに代わる環境に優しい「紙製ボトル」。
SNSでは物議を醸してきた、環境配慮型の試みですが、実際はどんなものなのでしょうか。
試験されているボトルは、90%が紙でできており、従来のガラスボトルに比べて約60%軽量化されています。
初めて導入されるのは、スコットランドのエディンバラにあるJohnnie Walker Princes Street 1820 Barで、まずは飲食業界での使用が試される予定です。
紙製ボトルには非常に薄いプラスチックのライナーが使用されており、これにより液体の保存が可能になっています。使用されているキャップは現時点ではリサイクル不可とのこと。
しかし、ディアジオ社はさらなる改善策として、リサイクル可能なキャップの開発も進めていると報告しています。
この試みは、「世界最軽量ガラスボトル」に続く持続可能性の追求の一環で、ディアジオは、紙を用いたパッケージの拡大を検討し、ブランド全体でより低炭素なデザインと製造プロセスを推進していく計画です。
この紙製ボトルがジョニーウォーカーから登場したということに意味が出そうですね。
多くのブランドが環境に優しいウイスキーづくりを意識していくことになりそうです。