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ディアジオが2024年スペシャルリリースコレクションを発表

ディアジオが2024年スペシャルリリースコレクションを発表

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ディアジオが、2024年の「スペシャルリリース シングルモルトコレクション」として、テーマ「Spirited Xchange Second Edition」を発表しました。「活発な文化交流と題されたこのテーマは昨年に続き第二弾となります。

今回のシリーズには、以下の8つのシングルモルトがラインアップされています:

  1. モートラック NAS(ノンエイジ)
  2. タリスカー 8年
  3. シングルトン・グレンオード 14年
  4. ラガヴーリン 12年
  5. ベンリネス 21年
  6. ローズアイル 12年
  7. カリラ 11年
  8. オーバン 10年

このコレクションは、通常のウイスキーとは異なるユニークな樽の組み合わせを用いて、味わいの限界を押し広げることを目指しています。

ディアジオのマスターブレンダー、Dr. Stuart Morrisonは、「Spirited Xchange」のコンセプトをもとに、予想外の風味を生み出すための珍しい樽を用い、実験的な熟成技術を試しています。

特に、モートラックには白ワイン(ラマンデロ)や赤ワイン(サンジョベーゼ)樽を使用するなど、これまでにない新しいアプローチが取り入れられています。

Dr. Stuart Morrisonは次のようにコメントしています。

「毎年のSpecial Releasesは、蒸溜所の個性を最大限に生かした特別な表現を追求し、伝統的なウイスキー作りの枠を超えた革新を目指しています。今年は、様々な樽の組み合わせを試み、予想を超える新しい味わいを生み出しました。」

以下にそれぞれの特徴を明記しておきます。

モートラック「ミッドナイトダスク」

甘口のラマンデロ白ワインとサンジョヴェーゼ赤ワイン樽でフィニッシュされたこのウイスキーは、旨味とフルーティーな層が舌を包みます。アペリティフとして最適な一杯です。
価格: 約 ¥45,000($300)

タリスカー 8年「タイダルチャーン」

タリスカーの海洋の遺産を表現した一本。石と水を使った「石紡ぎ」の製法で、チャーを削り、再度軽くトーストした樽で仕上げられます。海のダイナミズムを表現しつつ、マリタイムなスモーキーさの下に洋梨とリンゴの甘さが感じられる風味が特徴です。
価格: 約 ¥15,750($105)

シングルトン 14年「オータムウォーク」

バーボン樽、再生ワイン樽、リフィル樽を使い、さらにヨーロピアンオークとピレネーオークの樽で仕上げられたこのウイスキーは、秋の散歩を思わせる甘くスパイシーでわずかにドライな風味が特徴です。
価格: 約 ¥23,250($155)

ラガヴーリン 12年「ファイアサイドテイルズ」

バーボン樽とリフィル樽で熟成されたこのウイスキーは、ラガヴーリン特有のスモークが柔らかく仕上がり、トフィーやバニラ、スパイスが調和した甘みを持つ魅力的な仕上がりです。
価格: 約 ¥27,000($180)

ベンリネス 21年「グランドクレッシェンド」

このコレクションで最も古い21年熟成のウイスキー。アメリカンオークワイン樽、ヨーロピアンオーク樽、再生樽で熟成されたこのウイスキーは、まるでオーケストラのクレッシェンドのような複雑な味わいを楽しめます。
価格: 約 ¥72,000($480)

ローズアイル 12年「オリガミカイト2」

ローズアイル蒸溜所からの2回目のリリースで、バーボン樽とリフィル樽で熟成された滑らかでクリーミーなテクスチャーが特徴のウイスキーです。
価格: 約 ¥22,500($150)

カリラ 11年「アンブロージアルフィースト」

通常のカリラとは異なり、このウイスキーは無燻蒸のもの。クリーミーでナッティーな風味と青リンゴのフレッシュさが特徴。フルーティーさを引き立てるためにリフィル樽と再生ワイン樽で熟成されています。
価格: 約 ¥16,500($110)

オーバン 10「コースタルオーチャード」

オロロソシェリーでシーズニングされたアメリカンオーク樽とリフィル樽を使用し、海のそよ風と果樹園の果実のリッチな風味が調和した表現豊かなウイスキーです。
価格: 約 ¥18,000($120)

今回のコレクションラベルは、世界的に有名な写真家ベン・トゥアードやティル・ヤンズとのコラボレーション。

ソーダストリームの体験記事

ディアジオスペシャルリリース2023も市場にまだあります

日本では2024年5月9日に発売されたSpirited Xchangeシリーズです。

少し価格も落ち着いてきましたね。

ローズアイル 12年 スペシャルリリース(23)  /THE Origami Kite(折り紙の凧)

概要:ローズアイル蒸留所から初リリースとなるミディアムボディのモルトは、厳選されたカスクから生まれました。ナッツ系スパイシーなノートで知られる「ハイランド」とリッチな草香とフルーティーな豊かさで知られる「スぺイサイド」の特長を併せもち、幅広い種類のアロマとフレーバーが心地良くまとまった一本です。

蒸留所:ローズアイル蒸留所では、単純な要素を巧みな技でまとめ上げ、奥深いフレーバーのシングルモルトを作り出します。甘いバニラのノートからはじまり、徐々に煮詰めたフルーツのリッチで、深く甘美なフレーバーへ変化していきます。

テイスティングノート:

〈色味〉クリアなハーベストゴールド

〈香り〉メロウな香りで、全体的に「ラッシュ(豊か)」な印象を与えます。さらに、バニラの軽い甘さ、少量のモラセス、シリアルが加わり、複雑ながらしっかりまとまっています。加えて、フルーティーとナッツのノートも特徴です。トップノートはバタークリームの乗ったバニラスポンジを思わせ、この香りは徐々に強まります。フィニッシュは熟れた桃とホワイトチョコレートの仄かな香りが感じられます。

〈味わい〉テクスチャーはスムースかつ クリーミーで、味わいはバニラクリームを伴う甘さです。その後、スパイシーな複雑さが加わり、バランスのとれたコクをもたらします。ミッドパレットではバニラノートが増し、濃いフルーツ感が立ち上り、この甘さがずっと続きます。少量の水を加えると、非常に飲みやすくなり、甘さを感じられます。

〈余韻〉長く、フィニッシュは甘く濃厚で、ややスパイシーな印象です。少量のホワイトペッパーを含みます。少量の水を加えることで、甘みを増します。

グレンキンチー 27年 スペシャルリリース (23) /The Floral Treasure(花文様の宝物)

概要:ディアジオのモルトマスターは中国王朝の見事な磁器からインスピレーションを得て、精巧で優美な性質を反映した、グレンキンチーの蒸留所からのボトリングとしては最長熟の1本を造り上げました。長期熟成にしては、珍しくはっきりとした個性をもち、春の朝のような爽やかで心地良く、贅沢なフローラルなアロマと甘いフレーバーが感じられます。職人が途方もない時間をかけて王朝の貴重な花器を作ったように、この希少なウイスキーは27年をかけてゆっくりと熟成し、贅沢なフローラル系フレーバーの王朝的な洗練された表現を実現しました。

蒸留所:     グレンキンチーは、ローランド地方を代表する蒸留所です。この地域は、柔らかな水の恵を受け、大麦栽培に適した点が特徴で、スコットランドの「庭園」とも言われています。また、スコットランド最大級のスチルを用いた蒸留により、ライトかつフローラルな味わいをもたらします。

テイスティングノート:

〈色味〉深みのあるゴールド。

〈香り〉メロウで驚くほどダイレクトなノーズで、同時に軽い花や草系の香りも感じられます。まず、初めに搾りたてのオレンジジュースのようなシトラス系ノートが来て、徐々にリンゴジュースの香りとなり、すぐにアーモンドフレークと軽いバニラの風味が加わります。牧草のアロマが増し、花のテーマへと変化していきます。1滴の水を加えると、甘い牧草の香りの中でバニラノートが仄かに増します。

〈味わい〉テクスチャーは滑らかで心地良く、空気のように軽やかな味わい。初めはやや甘く、やがてシトラスの酸味が増します。

その後、フルーティーさが増し、リッチでまろやかなスタイルが嬉しい驚きをもたらす一方で、強いオーク系の辛みのドライさが徐々に増していきます。

ストレートでも水を加えても美味しく飲みやすく、水を加えると、辛みが和らぎ、最初の甘さを取り戻します。

〈余韻〉長さはミディアムでリッチな余韻。ドライでスパイシーなフィニッシュです。少量の水を加えると、辛みが適度に制御されます。

ザ シングルトン グレンデュラン 14年 (23) /The Silken Gown (豪華な絹のドレス)

概要:甘くフルーティーなアロマと風味で、とても美味しく飲みやすい、完璧なまでにバランスのとれたシングルトンです。シャルドネのブルゴーニュ産フレンチオーク樽フィニッシュにより、夏の爽やかさが持ち込まれています。

蒸留所:グレンデュラン蒸留所は、澄み切った新鮮な水、地元の豊かな土壌で育った大麦、そして樽を運ぶ鉄道を利用できたため繁栄し、1902年にはエドワード7世の宮廷でも愛飲されるようになったと噂されています。蒸溜工程で、玉ねぎ型の大型スチルを使用することで生まれた、軽やかでデリケートな青リンゴのようなスピリッツが特徴です。さらに、スピリッツを生み出す樽のブレンディングは、マスター・ブレンダーのキース・ローが監督し、36年の経験を活かして、繊細で個性的な表現を編み出しました。

テイスティングノート:

〈色味〉色味はやや黄緑がかったブライトゴールド。

〈香り〉ノーズはマイルドで、クリーンかつクリスプ。トップノートではグリーンかつフルーティーで、切りたての青リンゴ、白ブドウ、仄かな西洋梨を思わせます。すべてが果汁たっぷりのフルーツサラダとなり、しばらくすると、パイ生地に乗ったクレームアングレーズのような黄金のバターのスムースさが加わります。やがて、かき混ぜた蜂蜜のノートが現れ、1滴の水を加えることで爽やかでフルーティーな香りが際立ちます。

〈味わい〉口当たりは自然で、スムースな感覚で、軽い、ベルベットのような滑らかさが層を成すテクスチャーが特徴です。トフィーの甘みから始まり、黄金の果実の酸味とややスパイシーな風味でバランスがとられています。全体として、クリスプかつクリアでありながら、非常にまろやかな味わいです。少量の水を加えることで、これらすべての味わいが1つにまとめられて、心地良いスムースなバランスを引き出します。

〈余韻〉長さはミディアム、フィニッシュはスパイシーで滑らかな口当たりです。少量の水を加えるとスパイシーさが和らぎます。

モートラックノンエイジ スペシャルリリース (23) /NAD The Katana’s Edge(刀の刃)

概要:異なる2つのカスクフィニッシュのバランスにより、モートラックにしては驚くほどフルーティーでスパイシーな仕上がりにできあがりました。フルボディながら、まろやかでリッチな味わいで、ワイルドな旨味のノートとピリッとした甘味が続きます。ディアジオのモルトマスターは、日本のフレーバーからインスピレーションを受け、嘉之助蒸溜所のジャパニーズウイスキーを熟成した樽をこの極上の表現の仕上げに用いました。甘さのバランスを整えるために、ウイスキーの残りの部分の仕上げにはピノ・ノワール樽を用い、緻密に組み合わせています。  

蒸留所:暗い渓谷にたたずむモートラックは、その深く魅力的な個性でウイスキー愛好家たちを長く魅了してきました。独自のオーラを放ち、他に類をみないパターンで配列された6基の蒸留器により2.81回蒸溜された特別なウイスキーです。まるで科学とミステリーの融合で、大胆でありながら謎めいた特徴があります。

テイスティングノート:

〈色味〉深いゴールド。

〈香り〉全体として、マイルドかつフレッシュな印象です。フルーティーなトップノートは熟したメロンと洋梨で、粉砂糖をまぶした飴と、フルーツのトローチやゼリーを連想させます。レザーとスパイスのピリッとした風味がフルーツを支えます。1滴の水を加えることで、その風味はドライになるものの、全体的なフルーティーさは保たれ、アーモンドと鉛筆の削りくずのようなノートが加わります。

〈味わい〉テクスチャーはリッチでコクがありスムースな口当たりです。濃厚かつフルーティーでリッチな味わいは、すぐに甘く、穏やかなピリッと感になります。全体として力強い香味と魅力的なドライな辛さがポイントです。少量の水を加えることで、辛さが和らぎ、甘くフルーティーなノートが現れ、さらにリッチさも増します。

〈余韻〉ドライ、そしてスパイシーさが残ります。後を引く甘みとピリッと感が対照的で、後口はフルーティーでややさっぱりとした飲み口です。

ラガヴーリン 12年 スペシャルリリース (23) /The Ink of Legends(レジェンドたちのインク)

概要:ラガヴーリンの特に力強い味わい、旨さ、蒸溜所の個性が詰まっています。テキーラ樽フィニッシュにより、香り高いハーバルスモークと甘いプラムの重層的な風味が強く残されています。

蒸留所:ウイスキーの聖地「アイラ島」に1816年に設立されたラガヴーリン蒸留所は、情熱的でスモーキーな味わいで知られています。創業当初の製法を今も守り、洋ナシ形のポットスチルで、一般的なモルトより蒸留時間が長く、最長11時間にも及ぶこともあります。この長時間の熟成が、ラガヴーリンのまろやかでエッジの聞いたキャラクターの秘密となっています。

テイスティングノート:

〈色味〉明るい青みがかった日光の色。

〈香り〉最初に感じられるアロマはスモーキーというよりメディシナルで、炭酸石鹸やスージングクリームの仄かな香りですが、すぐに浜辺の流木での焚き火から立ち上るウッドスモークの香ばしい香りと出会います。この強いハーバルスモークの香りが優位になると、じっくり焼いた豚肉のような、おいしそうな香りがただよいます。1滴の水を加えると、強烈さが和らぐとともに、潮とフルーティーな香りが増し、スモーキーながらさらに芳しい香りとなります。

〈味わい〉口当たりは自然で、芳醇なコクのあるテクスチャーがクリームのような滑らかさで口の中に広がります。さらにフレーバーがコクを増しながら、味わいは最初は甘く、シトラスのようで、少量の適度な塩味が加わります。やがてスモーキーさを増す中で、瑞々しいプラムのノートが現れ、最後に唇がひりつくような感覚に変化します。少量の水を加えると、やや甘みが増すとともにスモーキーさも現れます。

〈余韻〉長く、塩味の利いたピリッとした余韻でフィニッシュは非常にスモーキーです。その後、口の中に仄かに肉の風味が混じり、その両方が後を引き、さっぱりとした飲み口です。

オーバン 11年 スペシャルリリース (23) /The Soul of Calypso(カリプソのソウル)

概要:ハイランドとアイランズ   のそれぞれの蒸留所の個性を活かしながらも、ラムカスクフィニッシュの生き生きとした情熱と彩りを  巧みにブレンドした陽気な  オーバンです。カリプソの鼓動するリズムの融合にインスピレーションを得て、ディアジオのモルトマスターはカリブのポットスチルラム樽で仕上げ、サトウキビとマンゴーのトロピカルなノートを生むことにより、この陽気なオーバンを表現しました。

蒸留所:    スコットランドで最も古く、最も小さな蒸留所のひとつであるオーバンの誕生は1794年にまで遡ります。小さくとも、このオーバン蒸留所が持つ神話的な特徴は、何世紀にもわたって人々の記憶に刻まれてきました。

テイスティングノート:

〈色味〉明るい青みがかった日光の色。

〈香り〉全体として、香りはマイルドかつフレッシュで蒸留所の個性が豊かに表現されています。トップノートはフレッシュでやや潮の香で、潮風、海藻、温かい砂浜、微かなヨード香を思わせます。それらがレモンシトラスに支えられ、ラムカスクフィニッシュ由来のサトウキビとマンゴーの仄かなトロピカルスイートに強められています。

〈味わい〉極めてスムースな口当たりからフルーティーかつシトラスな甘さに出会います。全体としてやや塩味ですが、蒸留所の個性に忠実で、強烈だが強すぎない辛みでバランスをとっています。少量の水を加えることで、マイルドに甘くまとまり、オイルスムースなシトラスの味わいが生まれます。

〈余韻〉極めて短く、フィニッシュはスパイシーですぐに口の中がさっぱりとします。水を加えることで、軽く、後を引く甘い後口がより深く長くなります。

クライヌリッシュ 10年 スペシャルリリース (23) /The Jazz Crescendo(ジャズ・クレッシェンド)

概要:アメリカンオークのバーボン樽(ファーストフィル)でのみ熟成され、蒸留所のすぐれた個性を保ちつつ、リッチなキャラメルの甘さとバニラ香をエレガントに染み込ませた、クライヌリッシュが見事に造り上げた繊細な1本です。とても心地良く飲むことができ、夏の湿原を思い起こさせます。    

蒸留所:スコットランドの北ハイランドの海に面したクライヌリッシュ蒸留所は、1819年の創業当初より、クライミルトン川からパイプで水を運び、仕込み水として使用しています。スピリッツは、唯一無二といわれるワックスのような滑らかな口当たりを持ち、シングルモルトでは、花の蜜や甘くフローラルなトロピカルフルーツのような香りが特徴的です。

テイスティングノート:

〈色味〉澄んだゴールド。

〈香り〉かなりインパクトのあるメロウでクリスプな香りです。トップノートは非常に微かなワクシーがありますが、中心となるのはミネラルと潮の香であり、海の優しいそよ風、消石灰、塩の結晶を思わせます。ミドルノートでは甘さが増し、ヘザーの花を思わせますが、ベースはややウッディでアーシーな香りです。やがてアロマはまろやかになり、バニラファッジを思わせるトフィーの甘さを帯びていきます。1滴の水を加えると、印象が和らぎます。

〈味わい〉期待どおりの非常にスムースな口当たりで、ワクシーなテクスチャーです。芳醇でトフィーの香りの甘さがあり、その後、やや塩味、すぐにピリッとした温かさに包まれます。少量の水を加えることで、これらの要素が見事に調和します。

〈余韻〉長く、後口にドライココナッツがわずかに残るドライかつスパイシーな滑らかさがあります。少量の水を加えると、余韻の長さを保ちながら安定させることができます。




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