つい先日15シリーズの日本発売告知があったというのに、本国ではもう16シリーズの詳細が発表されています。
シリーズ第16弾も、オクトモア16.1、16.2、そして16.3の3種類が展開される予定です。
それでは、それぞれの特徴を見てみましょう。
オクトモア エディション 16.1
- ピートレベル: 101.4 PPM
- 熟成年数: 5年
- 樽タイプ: バーボン樽
- 大麦の産地: スコットランド本土 (Concerto品種)
- アルコール度数: 59.3% ABV
16.1は、バーボン樽で熟成され、ピート感とスムーズさがバランス良く調和した一品。比較的ピートのレベルは控えめながらも、しっかりとしたスモーキーさが楽しめるウイスキーです。
オクトモア エディション 16.2
- ピートレベル: 101.4 PPM
- 熟成年数: 5年
- 樽タイプ: OLC / FOC / MAC / MTC (詳細は後日発表予定)
- 大麦の産地: スコットランド本土 (Concerto品種)
- アルコール度数: 58.1% ABV
16.2は、4種類の異なる樽で熟成された複雑なブレンド。風味に多層的な変化が感じられる、より深い味わいが魅力です。
オクトモア エディション 16.3
- ピートレベル: 189.5 PPM
- 熟成年数: 5年
- 樽タイプ: バーボン / PXシェリー / スコッチ樽
- 大麦の産地: アイラ島オクトモア農場 (Concerto品種)
- アルコール度数: 61.6% ABV
最も強烈なピートを誇る16.3は、アイラ島特有の大麦を使用し、3種類の異なる樽で熟成。非常にヘビーなスモーキーさと、複雑なフレーバーが特徴の一品です。
未来への進化: オクトモア16シリーズの展望
ブルックラディ蒸溜所は、これまでにも「The Impossible Equation」と銘打って、挑戦的なウイスキーづくりを続けてきました。この新シリーズでも、その精神は健在。異なる樽や大麦の組み合わせを駆使し、これまでにない味わいを探求しています。
307PPMを誇った15シリーズと比べると、ややピートレベルはおとなしく思える16ですが、樽のタイプは増えていますね。
どんな味わいになるのか今から楽しみです。