ジョニーウォーカーが、世界最軽量のウイスキーボトルと称する「ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラ」を発表しました。
持続可能なデザインを取り入れた画期的な製品として注目を集めています。
わずか180グラム!?持続可能な軽量ボトル
ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラは、700mlのボトルがわずか180グラムという驚異的な軽さを誇ります。
これは、通常のブルーラベルボトル(約850グラム)の約1/5の重量。
このプロジェクトは、トルコの大手ガラスメーカー「Sisecam」との共同開発で実現されました。
ティアドロップ型の美しいデザインが特徴で、この形状により、余分な角を削り、軽さを最大限に引き出すことに成功しました。
さらに、この軽量化によってボトル1グラムの削減につき0.5グラムのCO2排出量削減が可能になり、環境に優しい製品として高く評価されています。
環境への取り組みと技術革新
ジョニーウォーカーは、これまでの重厚感のあるボトルデザインから一転して、持続可能性に重点を置いた革新を進めています。
時代の流れを先取りした変化といえるでしょう。
今回のデザインプロセスでは、手吹きガラスを用いた木製の型でボトルが製造され、薄く軽量でありながらも十分な強度を確保しています。この技術により、製造過程でのエネルギー消費を削減し、環境負荷を軽減しています。
さらに、ボトルの形状や製造方法に関する特許を取得し、この技術を他の飲料業界にも広めるため、ライセンスを無償で提供するという姿勢も注目されています。
限定販売と価格
ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラは、わずか888本のみが製造され、1本あたりの価格は1,250ドル(約184,000円)となります。
この希少なウイスキーは、ジョニーウォーカーの公式サイトや限られた小売店で購入可能です。
「ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラ」は、単なるウイスキーの新作としてだけでなく、持続可能な未来に向けた挑戦の象徴ともいえる製品です。軽量で環境に配慮されたボトルデザインは、ウイスキー業界全体に新たな方向性を示しています。