噂でささやかれていた「響40年」が、数か月以内に発売されると発表されました。
新作とされる「響40年」は、これまでに発売された「響30年」や、有田焼デキャンタ入りの「響35年」を超える、これまでで最も古いボトルとなります。
「響40年」の概要/デザインと特徴
「響」は、サントリーが製造するブレンデッドウイスキーで、1989年にサントリー創立90周年を記念して誕生しました。
名称である「響(ひびき)」は、日本語で「共鳴」や「反響」を意味し、日本の自然と人々の調和を象徴しています。
日本の四季や自然からインスピレーションを受けており、雅な味わいを実現するために山崎、白州、知多といった複数のモルトとグレーンウイスキーをブレンドしています。
「響40年」では、特注のクリスタルデキャンタに真珠の螺鈿細工※が施され、金の蒔絵が飾られています。
さらに、松やケヤキを含む12種類の国産木材を使用した特別な木箱に収められています。
この木箱は12の面を持ち、それぞれが1年の各月(12か月)を表しているとのこと。
さらに木箱全体には、日本の四季を描いた地元の季節の花や植物があしらわれています。
※螺鈿細工とは、真珠層と呼ばれる美しい面を模様に切り取り漆地や木地などにのせて研ぎ出す漆工芸の技法のこと。
公式テイスティングノート
- 色: ゴールデンアンバー
- 香り: ドライアプリコットと熟したびわの香りが、レモンピールとクローブの繊細なハーモニー。
- 味わい: ドライイチジクが柚子のほのかなニュアンスとアカシアハニーの甘さと交わり、トーストしたカカオの滑らかさに包まれています。
- フィニッシュ: フィニッシュは長く、シナモンでスパイスを効かせたお香の温かな余韻と、日本のミズナラ(オーク)の独特の存在感が感じられます。
価格
「響40年」の価格は、6,600,000円(または約45,730米ドル)に設定されています。
ただ6,600,000円は安価なように思えます。
転売ヤーの的になる可能性は否めませんが、実飲者のテイスティングコメントが待たれます。
僕も機会があったら飲んでレポートします!