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葡萄香るウイスキー?神戸蒸溜所の新たな挑戦

葡萄香るウイスキー?神戸蒸溜所の新たな挑戦

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今年ニューポットを発売した神戸蒸溜所が、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、独自のウイスキー製造プロジェクトを開始する予定です。

30年前にブランデー製造に使用されていた直火蒸留釜「アランビック・シャラント」を用い、葡萄の香りが漂う特別なウイスキーを生み出そうという試みです。

神戸蒸溜所の歴史

1993年に神戸市の「神戸ワイナリー」がフランスから直輸入した直火の単式蒸留器「アランビック・シャラント」を使用して、神戸産の葡萄を100%使用したブランデーの製造を開始しました。

しかし、その2年後に起こった阪神淡路大震災により、製造は中断され、蒸留器も使われなくなりました。

30年の時を経て、2022年に株式会社グロースターズがこの蒸留器を再活用することを決定し、神戸蒸溜所が誕生しました。

直火蒸留の魅力

直火蒸留は、1000℃以上の炎で蒸留釜を直接加熱する方式です。

この方法は、原料の甘みを残しつつ、柔らかで厚みのある香りを作り出し、力強い原酒を生み出します。

最近では温度管理の難しさからあまり使われなくなった技術ですが、神戸蒸溜所はこれに挑戦し、葡萄香るウイスキーを製造しています。

クラウドファンディングのリターン

今回のクラウドファンディングでは、直火蒸留と間接蒸留の原酒を比較できるセットや、自宅での熟成を楽しめるキットなど、さまざまなリターンが用意されています。

NEWPOT 2024 200mlセット

直火蒸留釜で蒸留した原酒と銅製ウイスキーポットスチルで蒸留した原酒をそれぞれ200mlの瓶に詰めたセット。

800mL樽キット+NEWPOT 2024 700mlセット

自宅での熟成を楽しめる800mLのホワイトオーク新樽と原酒のセット。

OWNER’S CASK Bourbon 1口オーナー

ブランデー用直火蒸留釜で蒸留した原酒をバーボン樽で熟成させ、3年後にジャパニーズウイスキーとして届けられるオーナーシップ。

地元との連携と未来への展望

神戸蒸溜所は、2種類の蒸留釜を活用することで、独自のウイスキー作りを目指しています。地元神戸との連携を深め、新たな名産品を生み出すことで、地域を盛り上げていくことを目標としています。

また、30年以上前から製造していたブランデーの技術とウイスキーの魅力を掛け合わせることで、お酒業界に新風を入れたいとの考えもあります。

クラウドファンディングはMakuakeにて8月8日スタートとのこと。

ご興味ある方はぜひ




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