人気ブランド、グレンドロナックが、新たなビジュアルアイデンティティとクリエイティブキャンペーンを発表しました。
これは「Raise Expectations」という新グローバルブランドキャンペーンの一環で、クリエイティブエージェンシー「サウスポー」と写真家・ディレクターのランキン氏によって制作されました。
キャンペーンは、グレンドロナックの、アンダルシア産のスペインシェリー樽で熟成された独特の味わいを描く映像とビジュアルが据えられています。
マスターブレンダーのレイチェル・バリー氏は、
「グレンドロナックは驚きと発見、そして味のクレッシェンドを提供します。
最初の一口で期待以上の豊かな味わいが広がるのです。
我々の哲学は、最も優れたシェリーカスクウイスキーを作ることで、シングルモルトへの期待を高めることにあります」と述べています。
このビジュアルアイデンティティは、伝統と現代のラグジュアリーを融合させることを目指しており、ランキン氏が監督したクリエイティブなキャンペーンと組み合わせて展開されています。
キャンペーンでは、スコットランドのハイランドとスペインのフラメンコを組み合わせ、ウイスキーとシェリーカスクの調和を象徴的に表現しています。
ランキン氏は「フラメンコをハイランドに持ち込むというアイデアに心を奪われました。この文化的な衝突から生まれる美しさを見つけることが私の情熱です」と述べています。
キャンペーンの中心には、スペインのダンサー、ロシオ・デュスメット・オレラナの魅惑的なフラメンコパフォーマンスがあり、これがデジタルプラットフォーム向けの短い素材としても展開されています。
ブラウンフォーマン社のグローバルブランドディレクター、アンドリュー・ワトソン氏は、
「Southpawとの協力により、グレンドロナックのための革新的な新ブランドキャンペーンを開発しました。
ハイランドスピリットとスペインの華麗さを融合させた結果、力強い風味のクレッシェンドを描き出しました」と述べています。
Southpawのマネージングディレクター、クレア・ランベル氏も、
「ランキン氏の才能と共に、グレンドロナックの本質を捉えた真実味ある視覚的に美しいキャンペーンを作り上げました」とコメントしています。
この新しいブランドキャンペーンは、ブランドの再生と、ウイスキー愛好家や新しいファンにリーチすることを目指しています。
トーキングヘッドのモーションフィルムは、グレンドロナックの歴史と各ボトルの背景、その緻密な技術を深掘りしています。
新しく発表されたパッケージングは、グレンドロナックの長年の哲学「期待を高める」という精神を反映しつつ、現代的な空間へとブランドを引き上げます。
新パッケージで提供される12年、15年、18年のシングルモルトは、2024年7月からグローバルに展開される予定です。
また、年末には「マスターズ・アンソロジー」や21年、30年、40年の超プレミアム商品など、グレンドロナックの伝統を称える新商品も登場します。
SNSではこんなのグレンドロナックじゃない!っていう方も多いですが、デザインのトレンドは踏んでいる気がします。
いつの世もクラシックなデザインが好きという層はいますよね。僕もその一人ですが(笑)