今年で6回目となる『東京ウイスキー&スピリッツコンペティション』(以下:TWSC)。
日本唯一、アジア最大級の蒸留酒の品評会で、銘柄名を伏せたブラインドテイスティングによる世界でも類を見ない審査を実施しています。
今回のTWSC2024では、世界各国から832アイテムの出品があり、日本国内の専門家295名による審査の結果、727のアイテムが入賞を果たしました。
ここではその洋酒部門のウイスキーに着目して特集します。
【TWSC2024洋酒部門 最高金賞受賞アイテム一覧】(ウイスキー)
グレンファークラス シングルカスク 1994 28 年 サロン・ド・シマジ
「シングルカスク 28年 1994」は、Bar Salon de Shimajiの記念すべき10回目のプライベートボトリング。グレンファークラス 現当主 ジョン・グラント氏が厳選したファーストフィル シェリー ホグスヘッドよりボトリングされた濃厚骨太グレンファークラスです。
【テイスティングノート by 島地勝彦氏】
モルトウイスキーの” 聖書” マイケル・ジャクソンの「モルトウイスキー・コンパニオン ( 小学館 )」で、グレンファークラ スはいつも 84 点以上の好成績を獲得している。マイケル・ジャクソンを見習ってコメントを書くと次のようになる。色:濃いゴールド。香り:きわめて力強くリッチ・オークのようでややウッディ。ボディ:フル。味:香りと同様に複雑。点数 90 点
【テイスティングノート by 山岡秀雄氏】
<アロマ>上品なカカオマスのチョコレート。美味しい枝付きのレーズン。床が土の熟成庫。
<フレーバー> アンティークの家具。ドライなビターチョコ。程よい酸味と穏やかな甘味。心地よくいつまでも続く温かい フィニッシュ。加水すると焦げたニュアンスがでる。
ウィルソン&モーガン グレンロッシー 15 年
「グレンロッシー 15年 2008」は、甘さとタンニンの完璧なバランスを取る為に3つの樽を組み合わせてPXシェリー樽で12ヶ月フィニッシュ熟成させた1本。
<テイスティングノート>
香り:レーズン感とドライプラムがありますが、オークの香りが高く、製材所や樹脂、そしてバルサミコも感じます。
味わい:最初の印象は甘く感じるかもしれませんが、甘さよりもリッチで飲みごたえがあり、ジューシーさと、トースト感を感じます。 溶かしたブラウンシュガー、トフィー、ダークチョコレート…、それにわずかにタールっぽい香りもあります。 オークの香りも豊かで、特にストレートで飲むとフィニッシュで更にもっと広がっていきます。
Ivy by the Embers
ブレア アソール蒸留所で蒸留され、ブレイブ ニュー スピリッツ カスク ノワール シリーズの一部としてボトリングした、ハイランド シングル モルト ウイスキーです。
この11 年物のハイランド シングル モルトは、アイラのピーテッドウイスキーが入っていたバーボン樽で熟成され、通常はピーテッドなしのブレア アソールに繊細でピーティーな風味を与えています。限定254本。
ジュラ セブンウッド
スコットランドの西側に浮かぶ離島「ジュラ島」。
壮大な自然に囲まれた美しいこの島には、道路が1本、パブが1軒、ウイスキー蒸溜所(JURA)が1軒、そして200人程の島民が暮らしています。
ジュラ=「鹿の島」の名が示す通り、人口に比して圧倒的に多くの鹿が存在する静かな島の象徴ともいえる蒸留所。
バーボン樽で熟成後、6種類のフレンチ・オーク(リムーザン、トロンセ、アリエ、ヴォージュ、ジュピユ及びレ・ベルトランジュ)で各々後熟した後にヴァッティング。 ピーチの華やかな香りにチョコレートのニュアンス、ジンジャーのスパイシーさも感じられる味わいです。
リンドーズ シングルモルト ザ カスク・オブ・リンドーズ STR カスク
リンドーズ・アビーの3種の原酒をひとつひとつ紹介する「ザ・カスク・オブ・リンドーズ」シリーズの一つ。
STR樽はオーク材が本来持っているフレーバーをさらに引き出す為に、シェービング(S)、トースティング(T)、リチャーリング(R)処理した樽のことで、赤ワイン樽の内面表層のワインがしみ込んだ部分を削り取ってから二段階の火入れを行っています。
このボトルはSTRカスク2回目のリリース。
アプリコットやプラムを思わせるボリュームのあるフルーツフレーバーが特徴です。
香りは果実味たっぷりのアプリコットジャム、トフィーに、バターとカスタードクリーム、穏やかなシナモンスパイス。
味わいは甘みがありややスパイシーで、プラム、レッドベリー、トリークルシロップ(糖蜜)、シナモン、そして心地よいウッドスモーク。
余韻にはスパイス、ハチミツ、キャラメルが続きます。
ロッホローモンド シグネチャー
ゆっくりと熟成した原酒を、オロロソシェリー樽と、リチャーアメリカンオーク樽で構成された600 樽に及ぶソレラシステムで丁寧にマリッジングし、味わいを落ち着かせています。
非常にアロマティックな香り。成熟したリッチなサルタナレーズン、エレガントなシェリーのニュアンス。甘みあるダークフルーツの後には、スモーキーさが残ります。アタックは非常にモルティで、洋梨を想わせる果実感と、シナモンやジンジャーなどのスパイス、黒砂糖のような甘みが次々と浮きあがります。余韻は軽やかでドライ。ダークフルーツとほのかな酸味を感じます。
オーガニックハイランドハーベストシングルモルトウイスキー
スコットランドのオーガニック大麦を使用しています。 この大麦を生産する農家のみなさんと密に交流。彼らの何百年も昔から伝え 継がれてきた自然に逆らわず、自然とともに育む農法や、生物多様性を尊重 したあり方に共感。農法、蒸留法、熟成。1本のウイスキーの背景にある長 い時間や人の積み重ねこそが、心に響くウイスキーを育むと信じ、大切に製造しています。
アイル・オブ・ラッセイ ダンカナ シェリーカスク
アイルオブラッセイよりコアレンジの限定リリースボトル。
ナチュラルカラー、ノンチルフィルターでボトリング。
ライカスクで熟成した原酒をペドロヒメネスとオロロソシェリークォーター樽で後熟。 胡椒のようなスパイス、サルタナレーズン、バニラの香り、塩味のあるチョコレートとウッドスモークの余韻が続きます。
Voodoo High Priest
ブードゥー教のウイスキーとは・・・攻撃、防御、治癒など、様々な効能を備えた魔法の薬。
閤の力から身を守る、あるいは閤の力を呼び起こすものです。
個々のボトリングの詳細なスペックはシークレット。
確かなことは、ウイスキーの一滴一滴が、スコットランドの最も高名な蒸留所の中から選ばれ、特注の様々な樽で熟成されているということで、このシリーズのリリースは全てが唯一無二!
香り高いブーケガルニ、潰したクランベリー、スコットランドのヘザーハニー、クリスマスに食べるドライフルーツ入りの甘いタルト。
McConnell’s Irish Whisky Sherry Cask Finish
ベルファスト北部の歴史的なクラムリンロード刑務所A棟で、製造を行うベルファスト・ディスティラリー・カンパニー。マコーネルズは2020年に復活して、すでにアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、中国で成功を収めています。
このブレンデッドアイリッシュ ウイスキーは、厳選されたバーボン樽で5年間熟成。その後、最高級のオロロソ シェリー樽で仕上げられています。ドライ イチジク、ダーク チョコレート、そして長く残るスパイスの豊かな香りが引き出されます。
レイクス ザ ウイスキーメーカーズリザーブ No.6
ウィスキー・メーカーズ・リザーブは、マスターブレンダーであるダヴァル・ガンジー氏の芸術的なまでのブレンド技術を結集して造り上げたシリーズです。
ザ・レイクス・ディスティラリー・ザ・ウイスキーメーカーズ・リザーブNo.6は、スパニッシュオークとアメリカンオークを含む原酒を、特注したオロロソ樽とペドロヒメネス樽、そして赤ワインに使用した樽で熟成した、極上のバランスと複雑さが織り成すクリーミーな余韻が特長のシングルモルトウイスキーです。
オーク樽に由来するナチュラルカラー、冷却ろ過をせず瓶詰めする事で、豊かな口当たりと芳醇な香味が特長です。
マヌカハニーや天日干ししたナツメヤシの香りに加えて、ドライフルーツとナッツの風味と同時にスパイス感がより一層の深みと複雑味を与えています。
活気に満ちたクリーミーなフィニッシュに、長く温かいまろやかな余韻が魅力です。数滴の水を加えて更に味わいを広げてみてください。
エヴァン・ウィリアムス 12 年
1783年にケンタッキー州ルイヴィルで、ライムストーン(石灰岩)から湧き出る水を発見し、最初にトウモロコシを原料としたウィスキーを造ったとされる人物、 「エヴァン・ウィリアムス」にちなんで名前がつけられたブランド。50.5度という高いアルコールから醸し出されるパンチの効いた味わいが特徴。12年熟成品。
香りは熟したメロン、接着剤、バニラビーンズ、カラメルソース。
味わいは香り同様、こってりとした強い甘みをまとってドドっと押し寄せます。
後からミント、シナモンなどのスパイスがきて後半にオークの深い香りが余韻で残ります。
バーボンが苦手な人にもお勧めできる初心者に進められるほど甘みが強く非常に飲みやすいボトルです。
スタッグ
スタッグ バーボンウイスキー(以前はスタッグ ジュニアとして知られていました)は、2013年に初リリースされて以来、多くのバーボン愛好家に愛されてきました。このウイスキーは、バッファロー トレース アンティーク コレクション(BTAC)のジョージ T. スタッグ バーボンの若いバージョンとして位置付けられています。
スタッグ バーボンは、ライ麦マッシュの割合が低く、約8年間熟成され、カスクストレングス(樽出しそのままの強度)で瓶詰めされています。これにより、アルコール度数が高く、力強い味わいが特徴です。
味わいはリッチで複雑。キャラメルやバニラの甘い香りに、トーストしたオークやスパイスのアクセントが感じられます。さらに、ダークチョコレートやチェリー、焼きリンゴなどの果実味が広がり、フィニッシュには温かみのあるスパイスとトフィーの甘さが長く残ります。
ミクターズ US★1 バーボンウイスキー
ミクターズ US★1 バーボンウイスキーは最高品質の米国産コーンを主原料に、アメリカンホワイトオーク樽で5年以上熟成。1バッチにつき、20樽をブレンドしボトリングしています。
ミクターズはアメリカで最古のウイスキーの蒸溜所をルーツに持つ、プレミアムウイスキーブランドです。1753年からの長い歴史を持ち、“最高のアメリカンウイスキーをつくる”という使命のため、何よりも品質を追求し、コストや時間を惜しまないウイスキーづくりを一貫して行っています。
世界のトップバーが選ぶ「Annual Brands Report 2024」において、アメリカンウイスキー部門のTop Trending Brands(話題のブランド)にて6年連続第1位を獲得するなど、世界中のバーテンダーから注目されています。
ラッセルズリザーブ シングルバレル
米国禁酒法が施行される以前より続く伝統技術を駆使し、バーボンの発祥地で作られたラッセルズリザーブシングルバレルバーボン。
「アリゲーターチャー」と呼ばれる最高レベルに焦がしたアメリカンホワイトオークの新樽で熟成し、ノンチルフィルタード製法で造られる110プルーフ(アルコール度55%)を瓶詰め。
マスターディスティラーが厳選した樽からは、芳醇なトフィーの甘味とバニラの香り、スパイシーで大胆なフレーバーが生まれる。
【テイスティングノート】
色…濃い琥珀色
香り…濃厚なバニラ、フルーツ
味…力強いキャラメルとオレンジピール
余韻…甘さ、スパイス、モルトが濃厚且つ複雑に絡み合うフィニッシュ。
ワイルドターキー レアブリード
瓶詰め時に一切水を加えないというこだわりのワイルドターキー。
こちらは2011年に輸出用に企画された商品で、6年、8年、12年熟成の原酒をブレンドし、ほとんど加水なしにボトリングしたレアなワイルドターキー。
アルコール度数はシリーズ最高の58.4%。
しかし味わいに関しては、アルコールの刺激を感じさせない、実に香り旨味が持ち上がった豊かな仕上がりとなっています。
香りは非常に華やか、ハチミツやバニラの中に、じっくり焦がしたナッツ、カカオ。
口に含むとエステリーさが鼻腔を通り抜けたと同時に甘みが口いっぱいに広がります。
そしてバニラ、ウエハース、洋ナシと続き、最後に樽香の深い余韻が残ります。
お勧めの飲み方はストレート。少しずつ加水しながら頂くと花開く風味を楽しめます。
ワイルドターキー 12年
歴代米国大統領も愛飲したプレミアムバーボン。
年間の寒暖の差が30度を超えるケンタッキー地方で熟成。
強い個性を生み出す超長期12年熟成は、50.5%と高いアルコール度数。
ボトリング時の加水を抑えているため原酒の持つしっかりとした味わいを楽しめます。
赤銅色を帯びた琥珀色の色合い、バニラとキャラメルの香りに甘み、シトラスとハーブの兆し、余韻はスパイシーでありながらキャラメルキャンディも感じられます。
イチローズ モルト&グレーン ブレンデッドジャパニーズウイスキー 2024
2008年設立の秩父蒸溜所と、前身の旧羽生蒸溜所で造られたモルトウイスキー、さらに川崎蒸溜所で約40年前にとうもろこしなどを原料に造られたグレーンウイスキーと、それぞれ個性の強い原酒を使用。熟成に使用した樽もバーボン樽やシェリー樽など複数を使い分けたブレンデッドジャパニーズウイスキーです。
秩父蒸溜所では、現在7つの貯蔵庫でウイスキーの熟成をおこなっています。それらの中からブレンドで力を発揮するものをキーモルトとして、本品は秩父で熟成された個性豊かな国産の原酒のみをバランスよくブレンドしました。
黒糖のような重みのある甘さに溶け込む爽やかな酸味、熟成庫の記憶を孕んだ樽香は、余韻となって口の中でいつまでも心地よく続きます。
嘉之助 DOUBLE DISTILLERY
「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY」は、3 基の蒸留器を駆使する嘉之助蒸溜所で造られる「シングルモルト嘉之助」、独自の製法と単式蒸留器で蒸留する日置蒸溜蔵の「嘉之助 HIOKI POT STILL」のそれぞれの構成原酒の中から新たに樽を選定し、2 つの個性が引き立つ絶妙な配合を吟味し、ブレンドしたジャパニーズウイスキーです。
◎貯蔵樽
焼酎リチャー樽、アメリカンホワイトオーク新樽、バーボン樽、その他
【テイスティング ノート】
Color: べっ甲色
Nose: 甘いバニラ、ミント、レモングラス、あんず、メロン、桃
Taste: リッチな甘み、クローブ、紅茶、みかん、ニッキ
Finish: ほど良いオーキー、リッチな果実香、やわらかでビターな余韻
響21年
使用しているモルト原酒は酒齢21年以上の超長期熟成のものを入念に吟味してブレンド。合わせるグレーン原酒も酒齢21年以上の円熟原酒を厳選し、丁寧にブレンドしました。サントリーならではの多彩な原酒があればこそ実現した、贅沢な原酒のハーモニーをお愉しみいただけます。
きわめてフルーティーで甘美な、花を想わせる熟成香。口当たりは、なめらか。21年ものならではの重厚なコシ、気品のあるコク。奥ゆきのある余韻の長いアフターテイスト。
山崎18年
シングルモルトウイスキー 「山崎18年」とは山崎蒸溜所に眠るモルト樽の中から、酒齢18年以上の秘蔵モルトを厳選・吟味してヴァッティングした、フルボディの18年ものシングルモルトウイスキー。
シェリーヴァットの古樽でたっぷり後熟。モルト・ファンには垂涎の一瓶です。
カバラン ディスティラリーリザーブ ピーティカスク No.R150424037A
カバランピーティカスクの特徴は、スモーク風味にトロピカルフルーツが絶妙にマッチしているところです。
柔らかく爽やかな味わいでフルーツの香りが幾重にも広がり、甘みと芳醇な香りがいつまでも続きます。
貯蔵品にするもよし、じっくりとテイスティングするもよしの逸品です。
カバラン ポート樽
シックな赤褐色に、ナッツとオレンジの香りが融合し、ゆっくりとポート樽由来の木の香りが広がります。また、鮮やかなフルーツの香りと最高級チョコレートの香りが絶妙にマッチして、口の中でナッツチョコレートがゆっくりと溶けるような味わいと余韻が楽しめます。 おすすめの飲み方はストレートです。特にデザートとの相性が抜群です。亜熱帯気候下でポルトガル産ポートバリック熟成され、チョコレートのような味わいとプラムやブルーベリー、ブラックベリー、ストロベリーのような複雑でフルーティーな香りを生み出します。 リッチで独特な風味と香りのプロフィールを持ちながらも、非常にバランスが良いです。独特の熟成方法によって、他のウイスキーにはない魅力を持っています。
インドリ シングルモルトウイスキー ドリュー
DRUは、57.2%のアルコール度数を持つ、INDRIからのカスクストレングスエクスプレッションです。こちらは、選ばれたエクスバーボンバレルがマスターブレンダーによって手作業で選ばれ、結びつけられ、感覚を目覚めさせる体験を提供します。
DRUとはサンスクリット語で、木、樹木、または木製の容器を意味します。古代インドの神話では、Druは「ソーマ」と呼ばれる飲み物が収集され、神々に捧げられた容器でした。
<テイスティングノート>
香り:混合フルーツバスケット、バニラ、微妙な柑橘のヒント、穏やかなスパイス、チョコレート、蜂蜜のトーンが、力強い香りプロファイルを表現しています。
味わい:甘い果物の前面の味わいで、柔らかいスパイスが続き、すぐに甘いバニラが続き、後口からチョコレートと木のラクトン、柑橘が現れます。
フィニッシュ:フルボディで、複雑で、混合フルーツのフィニッシュがかなり長く、噛みしめることができ、唾液が出るような一杯です。
この中では、ロッホローモンド シグネチャー、嘉之助、インドリのDRUあたりが、個人的にはいいと思いました。ロッシーはまだあると思いますが、樹脂っぽさ嫌いな人は避けたほうがイイかも。
バーボンはどれも安くておすすめです。エヴァンやターキーの10年前後はとても高品質で、お安い。
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)は、日本文化が培った繊細な味覚をもって、世界中のウイスキーおよびスピリッツの審査を行う日本で唯一の品評会です。ウイスキー評論家の土屋守が実行委員長を務めるTWSC実行委員会が主催し、品評会を通じて、国内はもとより世界中の高品質なウイスキー・スピリッツを広く発信していくことや、これからのウイスキー・スピリッツ文化の発展を担う国内の飲み手の育成などが、その目的です。
ご自分の好みがイマイチわからないという人や、プロに評価されているものを飲みたいという人は、参考にしてよいと思います。