設立200周年を迎えるザ・マッカラン蒸溜所。
先日、世界的に有名なサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」と共同で、スペイサイドにあるマッカランエステートでのイベントを行いました。
そしてこの度、そのハーモニーコレクションの第4弾「バイブレントオークエディション」を発表しました。
今回の限定ボトルは、マッカランの進化とシルク・ドゥ・ソレイユとの融合がテーマ。
サステナビリティと革新を追求しながらも、クラシックなフレーバーを保つことで、新たなウイスキー体験を提供します。
第4弾は「バイブレントオークエディション」
シルク・ドゥ・ソレイユとのコラボレーションで、マッカランの200年の歴史を祝う特別な第四弾。
このウイスキーは、ファーストフィルのシェリーシーズンドアメリカンオーク樽とリフィル樽で熟成され、バニラ、シトラス、スイートオークのクラシックなアメリカンオークのフレーバーを特徴としています。これにより、ミディアムスイートなフィニッシュがデリケートに長く続きます。
パッケージングにも工夫が施されており、樽を製造する際に出るオークの切れ端を使用しています。この素材は、パッケージボックスやボトルラベルに再利用されています。
テイスティングノート
マッカラン「バイブレントオークエディション」の香りは、煮詰めたリンゴ、バニラカスタード、オレンジの皮の香りに、微かなピートのノートが加わります。味わいは、青リンゴとハチミツ、クリームソーダのノートが感じられ、柔らかいピートの風味が焚き火の残り火やスモークシーフードと共に広がります。
ボトリングと販売情報
「バイブレントオークエディション」はアルコール度数44.2%でボトリングされており、グローバルトラベルリテール向けのバージョンも発売される予定です。この特別なリリースは、6月3日から専門店(The Whisky Exchange、The Whisky Shop、Master of Maltなど)で購入可能となります。推奨小売価格は170ポンド(約216ドル)です。
日本にも恐らく輸入されます。
これまでのハーモニーコレクションもぜひチェックしてみてください。
マッカランのハーモニーコレクションとは?
マッカランのハーモニーコレクションは、蒸溜所がサステナビリティを追求する取り組みの一環として、新技術や天然素材を用いてシングルモルトをパッケージ化するシリーズです。
テーマに応じてリサイクル素材を活用しており、これまでに、カカオの殻やコーヒー豆の殻、草原の刈り取り残渣などが使用されてきました。
各リリースにはバリエーションがあり、カスクストレングスの限定版と、グローバルトラベルリテール向けの加水バージョンが存在します。
リッチ カカオ
ハーモニーコレクションはマッカランの新シリーズの第一弾。持続可能なパッケージによる世界へのアプローチ、革新的な技術と自然素材の融合を目的としています。
こちらのボトルは、ミシュラン3つ星レストラン「エル・セラー・ド・カン・ロカ」で有名なパティシエ、ジョルディ・ロカ氏とのコラボレーションで「チョコレートとウイスキーの融合」をテーマにしています。
実際にカカオが使用されているわけではなく、チョコレートのような香りを放つウイスキーを探し求め、伝統的なヨーロピアンオークのシェリー樽の原酒を厳選しました。
ラベルや箱はチョコレートの製造プロセスで発生した天然由来の副産物(カカオの殻)を使用して作られています。
インテンス アラビカ
マッカランブランドの自然とのつながりとサステナビリティの歩みに焦点を当てた、新シリーズの第二弾。「ハーモニーコレクション」という名は、「自然と調和した生活を送りたい」というマッカランブランドの想いに由来しています。シリーズ第2弾の「インテンスアラビカ」は、コーヒーの専門家とコラボレーションし、ウイスキーとコーヒーの調和を目指した革新的な逸品です。また、ラベルやパッケージがコーヒー豆の廃材で作られていることも特徴の一つとなっています。バランスの取れた甘さと、深煎りコーヒーの長い余韻をお愉しみいただけます。
アンバーメドウ
ザ・マッカランの限定年次シリーズであるハーモニーコレクションの第3弾「ザ・マッカラン ハーモニーコレクション アンバーメドウ」。
スコットランドの緑豊かで肥沃な土地を祝い、ステラとメアリー・マッカートニーと共同で作成されました。シェリー味付けオークとバーボン樽の両方の組み合わせを使用して、豊かな柑橘類の香りの仕上げで、暖かい牧草地と成熟した大麦畑の香りを彷彿とさせるこの独特の表現を作り出しました。
日本にはまだ未入荷ですが、こちらから先に入ってくるのかな。