秩父蒸溜所から名作「秩父 オン・ザ・ウェイ フロア モルテッド 2024」がリリース予定です。
秩父 オン・ザ・ウェイ は2013年に初リリース。その後、2015年、2019年にリリースされました。
今回はそのボトリング第4弾です。
今回のリリースは「フルーティーな香りとプラムやピーチのほのかな香り」を持ち、フロアモルティングの過程がもたらす素朴な大麦の風味が特徴とされています。懐かしくもあり、穏やかで長い余韻を持つ佳酒だそうです。
アルコール度数は54.5%で、12,000本限定で発売。
フロアモルティングは、ご存じの通り、湿った大麦を滑らかなコンクリート床に広げて発芽させる伝統的な手法で、手作業で頻繁に攪拌しながら行われます。このプロセスは労力を要しますが、ウイスキーに素朴で堅牢な風味を与えると考えられています。
これまでの秩父 オン・ザ・ウェイ
秩父 オン・ザ・ウェイ 2013
伽羅や白檀などの香木やハーブを連想させるトップノート、バニラやハチミツ系のスイートさ、柑橘系のフルーティーさを感じる味わいです。その特徴を生かすため、アルコール分高め、ノンチルフィルター、ナチュラルカラーでボトリングしました。秩父で熟成を重ねてゆくウイスキーに思いを巡らせながら造った「オン・ザ・ウェイ」をどうぞお愉しみください。
トップノートで穏やかなミズナラのフレーバー、加水によってバーボンバレル由来のバニラやハチミツを思わせるスイートさが開いてきます。
秩父 オン・ザ・ウェイ 2015
2013年にリリースされた『秩父 ON THE WAY』の第2弾です。
今回のオン・ザ・ウェイは、2009年から2012年までの個性豊かな原酒を選び、今ある秩父らしさを最大限に表現。数十樽にも及ぶ原酒の中に、一樽だけ使用したミズナラの樽、その奥深い甘さと優しい木のぬくもりが、ブレンドにしっかりとした長い余韻と暖かさがあります。
深く穏やかな風味、ミントやレモンドロップのような爽やかさ。少し加水して更に広がる柔らかい甘さ。それらの複雑な味わいを生かすために、アルコール分高め、ノンチルフィルター、ナチュナルカラーでボトリング。
秩父 オン・ザ・ウェイ 2019
2008年2月、まだ小さいどんぐりのようだった蒸溜所は、徐々に成長を重ね、熟成庫には沢山の樽が眠るようになりました。その中から、これからの秩父蒸溜所を感じさせる香りを選び、このシングルモルトは生まれました。
まろやかで透き通った甘さの先に、顔を覗かせる艶やかなフルーティーさ。口の中で優しく広がるタンニンが味に更なる深みを与え、余韻の中の心地よい複雑さを作り出します。
その特徴を生かすため、アルコール分高め、ノンチルフィルター、そしてナチュラルカラーでボトリングしました。
秩父の環境で熟成を重ねてゆくウイスキーに思いを巡らせながら造った「オン・ザ・ウェイ」をどうぞお愉しみください。