グレンモーレンジィが、免税店向け新商品「グレンモーレンジィ・ポマール・カスクフィニッシュ25年」を発表しました。
アルコール度数は51.8%。
バーボン樽で10年間熟成させた後、ブルゴーニュ産のポマールワイン樽でさらに15年間熟成させたボトルです。
ポマールのワインは「ブルゴーニュの花」と称されるほどに評価され、特にその重厚なフルボディのピノ・ノワールは、粘土質で鉄分豊富な土壌から生まれ、しっかりとした骨格と濃密なフレーバーを持ちます。
この土壌からは、タンニン豊富で、イチゴのような軽やかさとは対照的な、力強い味わいのワインが生まれ、熟成によって深みと複雑さを増します。
ポマールワイン特有の、筋肉質で肉厚な体格を表現するような濃厚さと、野太い力強さが、グレンモーレンジィのウイスキーに独特の味わいをもたらします。
グレンモーレンジィ・ポマール・カスクフィニッシュ25年
グレンモーレンジィ・ポマール・カスクフィニッシュ25年は、レモンのシャーベット、オレンジの花の蜂蜜、焼いた赤リンゴ、プラム、チェリー、スペアミントの香りが鼻に抜ける。口に含むと、熟した赤リンゴ、甘いハニーデューメロン、結晶化したジンジャー、チョコレート漬けのサルタナ、ほのかなカプチーノの香りが広がる。
グレンモーレンジィのウイスキー・クリエイション・ディレクターであるビル・ラムスデン博士は、「ポマールの赤ワインは、私が世界で最も好きなワインのひとつです。クラシックでフルーティーな、ブルゴーニュ産赤ワインの香りをグレンモーレンジィに取り入れたいと思い、2008年頃からポマールワインの樽の実験を始めました。
グレンモーレンジィ・ポマール・カスク・フィニッシュは、グレンモーレンジィのワインカスク・フィニッシュの中でも、最も素晴らしく美味しいもののひとつです。」とコメントしました。
グレンモーレンジィ・ポマールカスクフィニッシュ25yoは、ヒースロー空港で2100ポンド(約40万円)。
現在はヒースロー空港ターミナルで販売しているようですが、日本でも発売あるかもですね。