毎回リーズナブルな価格で新製品(カスクシリーズ)を投下しているデュワーズですが、このたび「デュワーズ フレンチスムース 8年」を5月14日に全国で数量限定発売することが発表されました。
すでに予約開始しているところもあります。
「デュワーズ フレンチスムース 8年」は、8年以上熟成させたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド後、再度熟成するダブルエイジ製法を採用し、さらにリンゴを原料としたカルバドスの熟成に使用した樽でフィニッシュ。
手間暇かけたダブルエイジ製法によるなめらかな味わいに加え、アップルとシナモンのような甘い香りが特長とのこと。
デュワーズ フレンチスムース 8年
香り
香りはやや乾燥しており、バターをきかせた焼きリンゴ、松の実、ベーキングスパイス、ゴールデンレーズン、そして鮮やかな柑橘系のノートが感じられます。多少若さを感じさせますが、全体的にリンゴの香りもするので、甘くてフルーティーなウイスキーが好きな方には魅力的に感じられるでしょう。
味
40%なのでストレートで飲むにはやや水っぽい。ボディはライト。ほのかにピートの灰や化学的な煙の味がします。
その中にもスパイシーでクールな感触があり、バター風味のクローブのヒントが加わります。デュワーズの特徴であるバニラビーンズとフレッシュなバタースコッチのベースノート、そこにカルヴァドス樽由来のリンゴとシナモン、ブラウンシュガー、メープルが調和しています。
フィニッシュ
フィニッシュはやや短め~中くらい。アルコール度数は低いですが、ややホットな余韻。ナッツやフルーティーな甘さのノート、そして薬草っぽさがあり、カクテルのベースなどにも向いていそうです。
総評
「フレンチスムース 8年」は、クリーミーで滑らかなテクスチャーを持っています。
この価格帯でカルヴァドスフィニッシュのウイスキーが味わえるのは面白いかと思います。驚くほど素晴らしいわけではありませんが、チェックする価値はあります。
スムーズな飲み口で、ストレート、オンザロック、またはアップルとシナモンのハイボールなどで楽しむことができます。
アルコール度数は40%。価格は3600円前後です。
アップルとシナモンのような甘い香りが特徴です。既に販売されている並行品を飲んだ評価をまとめると以下のような感じ。