先日ライカスクフィニッシュをリリースしていたデュワーズダブルダブル21年ですが、今度はミズナラ樽フィニッシュをリリースです。
「デュワーズ ダブルダブル ミズナラ・オーク・カスク・フィニッシュ21年」は、Whisky Advocate誌の「2023年最もエキサイティングなウイスキー・トップ20」の第7位にランクされ、95点を獲得したボトル。
日本原産のミズナラは、成木になるまで200年以上を要します。真っ直ぐに成長しないため、入手が困難で、アメリカンオークとは異なり、樽に成形するのが困難なことで有名です。
しかしその労力を補って余りある魅力があるのも、ウイスキーラヴァーのみなさんであれば承知のことでしょう。
デュワーズ社は、ミズナラの液体が「ジューシーさ、純粋さ、滑らかさのバランス」をもたらすため、ミズナラを扱う際にかかる労力は「十分に価値がある」と述べています。
デュワーズ ダブルダブル ミズナラ・オーク・カスク・フィニッシュ21年
サンダルウッド(ビャクダン)とココナッツのほのかな香り、味わいは「クリーミーなバニラのタッチ」を伴う「甘くてきれいな」仕上がりで、日本とスコットランドの伝統の融合を目的としているとのこと。
デュワーズのマスターブレンダー、ステファニー・マクロード氏は次のように述べています。「この表現を生み出す旅は、フレーバーと職人技の探求でした。私のチームと私は力を合わせて、受賞歴のあるデュワーズ ダブル ダブル 21 年に、日本のミズナラ樽で仕上げることで独特のひねりを加え、新しくエキサイティングなウイスキーを生み出しました。
こののダブルダブルシリーズの最新作は、愛好家の皆様に比類なき体験をお届けするという私たちのコミットメントの証です。」
アルコール度数46%。希望小売価格は149.99ドルとのこと。日本には確実に入ってくるでしょうから楽しみですね。
ダブルダブルシリーズ
デュワーズの7代目マスターブレンダーステファニー・マクラウドが手掛けたブレンデッドスコッチウイスキー。数十種類のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをそれぞれ混ぜ合わせた後に樽に入れて後熟、その後モルトウイスキーとグレーンウイスキーと再度ブレンド・樽で後熟させ、重厚で甘さが特長のオロロッソシェリー樽でフィニッシュさせる4段階の熟成プロセスを踏みます。
ダブル・ダブル21年は、2023年にインターナショナル・ウイスキー・コンペティションのベスト・ブレンデッド・スコッチ20-24年部門で第1位を獲得しています。