1月22日に発売されたザ・グレンリベット 12年 200周年記念ボトルが人気を博しているグレンリベットですが、新シリーズ発売の動きがあります。
新シリーズの名称は「フュージョン・カスク」。
バーボンとラム、両方の熟成に使われた木材を混ぜ合わせた再加工樽で仕上げたシングルモルトで、「風味の実験」をテーマにしています。
シリーズ第1弾は、ザ・グレンリベット・ラム&バーボン・フュージョン・カスク・セレクション。
ファーストフィルのラム樽と、ファーストフィルのバーボン樽の両方を解体し、再加工した樽でフィニッシュされています
それぞれの樽は解体された後、一方の樽のヘッドともう一方の樽のステーブが対になった新しい容器に作り直されています。ザ・グレンリベットのオーナーであるシーバス・ブラザーズは、スコッチシングルモルトのカテゴリーでは初めての手法であると主張しています。
ザ・グレンリベット・ラム&バーボン・フュージョン・カスク・セレクション
公式テイスティングノートによると、オレンジ、バニラカスタード、ココナッツのアロマがあり、アプリコット、新鮮なリンゴ、トフィーで覆われたバナナ、シナモンの風味があるとのこと。
シーバス ブラザーズ樽の専門家であるケビン バルムフォース氏は次のように述べています。
「スコッチ業界で初のイノベーティブな試みは、我々の200年の伝統と、コミットメントに合致している。ザ・グレンリベットのチームは樽の製造のパートナー達と緊密に協力し、このハンドメイド樽が最高品質であることを保証します。特注樽を作るためのこの複雑な解体・再組み立て工程は、特徴的なウイスキーの風味を保証します。」
ザ・グレンリベット・ラム&バーボン・フュージョン・カスク・セレクションは、2024年2月より米国で先行発売され、価格は99.99米ドルから。
どんな味わいになるのか楽しみですね。