昨年9月に発表されていたブルックラディの18年と30年が正式リリースです。
ブルックラディ18年
アルコール度数は50%。
バーボン樽と少量のワイン樽熟成原酒が使用されています。ピートを使用しないブルックラディのハウススタイルがよく出た商品であると書かれています。
豊かな香りと、ハチミツ、バタースコッチ、オレンジの香りが特徴で、飲むとトロピカルフルーツとオークの木の味が感じられます。
ブルックラディの大きな特徴のひとつである、テロワールが追跡可能です。使用された大麦の種類や収穫地、熟成に使われた樽まで、多くの情報をラベルから知ることができます。こういった情報開示は18年といった長期熟成のウイスキーでは非常に珍しい。地元アイラ島の大麦から作られており、アイラ島の地域社会にも良い影響を与えています。
ブルックラディ30年
アルコール度数は43.2%。
バーボン樽の30年熟成品。繊細で複雑な味わいのブルックラディ。
2001年の蒸溜所復活よりもさらに古い原酒が使われており、1994年の蒸溜所休業前に蒸留された最後のバッチのひとつになります。
この30年はブルックラディ蒸溜所の復活を祝うもので、30年前にこれらのスピリッツを作った人々に敬意を表しています。1990年代初頭は蒸溜所の将来が不透明でしたが、このスピリッツがゆっくりと熟成する間に、蒸溜所と地元のコミュニティは再建し、繁栄しました。
プロモーション映像は以下。
この2つのボトリングが、ブルックラディの新時代の始まりであると説明されています。
ブルックラディは昨今サスティナブルに力を入れています。
RE/DEFINE(リディファイン)と称したこのシリーズのパッケージも100%再生紙で作られており、PVのラストに示されるように、ボトルにスリーブのようにフィットします。
デザインエージェンシーのサーストと協力して開発された新しいデキャンタスタイルの専用ボトルは、平均で60%のリサイクルガラスを使用しています。非常に軽量化で、高級感のあるガラス栓がついています。
ブルックラディ18年とブルックラディ30年は、蒸溜所のウェブサイトおよび専門小売店で、それぞれ150ポンドと1,500ポンドの希望小売価格で販売されています。