日本で大人気、インフルエンサーご用達のウイスキー「バスカー」が新作を発売です。
これまでにも様々なタイプのアイリッシュウイスキーをリリースしてきたバスカーブランドですが、今回はスモールバッチのシングルポットスチル。しかもダブルエイジドプロセスを経た高価格帯商品です。
スルスル飲みやすいバスカーですが、こちらは濃厚で味わい深い、エレガントな味わいが特徴です。既に様々な通販サイトで販売を開始しています。
「バスカー スモールバッチ シングルポットスチル バッチ1」は、大麦麦芽(モルト)と未発芽の大麦を原料にし、3回のポットスチル蒸溜を経て製造。
ファーストフィルのバーボンバレルでの熟成を経た後、ヨーロピアンオークのオロロソシェリー樽で追熟を施す「ダブルエイジド」プロセスにより、深みのある風味を生み出しました。
アルコール度数は46.3%と、通常のアイリッシュウイスキーよりもやや高めの設定がバスカーのウリ。
今回のダブルエイジドも相まって、豊かな香味を最大限に引き出しています。
バスカー スモールバッチ シングルポットスチル バッチ1の味と香り
ハチミツやファッジ、チェリー、レザー、タバコのアロマに加えて、イチジクやサルタナレーズン、プルーン、ダムソンプラムのような秋のフルーツの風味が豊かに広がります。フィニッシュでは、オーク、樹脂、ダークチョコレートがエレガントな余韻を残します。
「バスカー スモールバッチ シングルポットスチル バッチ1」は2023年のワールドスピリッツ・コンペティションでゴールドメダルを受賞しており、ロイヤルオーク蒸溜所初のスモールバッチボトリングとして、満を持しての日本上陸です。
バスカーの他商品
新進ブランドでありながら、『ワインエンスージアスト』誌の2021年アワードで最高賞を獲得した注目のウイスキー、バスカー。
バーボン樽、シェリー樽、マルサラワイン樽で熟成され、フルーティな風味となめらかな味わいを持っています。
ロイヤルオーク蒸溜所
バスカーを作っているのはロイヤルオーク蒸溜所。
アイルランド・カーロウ州で2016年に操業を開始した比較的新しい蒸溜所で、シングルモルト、シングルポットスチル、シングルグレーンの3種類のウイスキーを生産できるアイルランドで唯一の蒸溜所として知られています。
ロイヤルオーク蒸溜所はアイルランドの蒸溜所の中で6番目に大きい年間200万リットルの生産規模を誇ります。カーロウ州のオークの森とバーロウ川が造り出す特別な環境の中で、地元産の大麦を使用しています。
ロイヤルオーク蒸溜所が生み出す「バスカー・アイリッシュウイスキー」は、アイリッシュウイスキーの魅力を凝縮したトロピカルフルーツフレーバーが特徴です。
バーボン樽、シェリー樽、マルサラワイン樽の3種類の樽を用いて熟成され、グレーンウイスキーなども発売しています。製造を指揮するのは、ウイスキー殿堂入りを果たしたエドリントン社の元マスターブレンダー、ジョン・ラムゼイ氏です。
ロイヤルオーク蒸溜所は、イタリアの酒類メーカー、イルヴァサローノ社からの資金提供を受けて、2016年にスタートしました。
2019年にはイルヴァサローノ社によって買収され、名前をロイヤルオークに改めました。
2020年には、蒸溜所公式のブランドとしてバスカーシリーズが誕生しましたが、当時日本では未発売でした。2021年にはウィスク・イー社が正規輸入代理店となり、日本市場に紹介されたのです。
蒸溜所の創設者であるバーナードウォルシュ氏は現在は蒸溜所から離れ、「Walsh Whisky」という会社でウイスキーの販売を続けています。彼の手がけるウイスキーブランドは、モルトウイスキーとポットスチルウイスキーをブレンドした「Writer’s tears(ライターズティアーズ)」と、シングルモルトにこだわった「The Irishman(アイリッシュマン)」です。
どちらも日本でも人気でも売ってます。アイリッシュマンはややマイナーですが、ライターズティアーズは人気ですね!
カスクストレングスはマジでおいしい!バスカーだけじゃなくてこっちにも注目してもらえると嬉しいなぁ。ひとくちウイスキーでも試せるからぜひ試してみてくださいね!