ウイスキー愛好家にはお馴染みの「シングル・カスク・ネーション」がアーティザナル・スピリッツ・カンパニー(ASC)に買収されました。
アンドリュー・デインCEO率いるASCは、2015年にスコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ(SMWS)を買収、2021年にスモールバッチブレンデッドスコッチウイスキーブランドJGトンプソン&カンパニーを立ち上げた勢いのある会社です。
「シングル・カスク・ネーション」はジェイソン・ジョンストン・イェリン氏とジョシュア・ハットン氏によって2011年に設立。現在、世界に約10,000人のファンを擁し、その最大の市場は米国となっています。
二人は「シングル・カスク・ネーション」の運営を続けますが、アメリカン・シングル・モルト・ウイスキー・コミッションの会長であるスティーブ・ホーリーがASCチームに参加し、新たに買収されたブランドの戦略と戦術に密接に取り組むということになりそうです。
日本でもXなどで一時期話題になっていました。
アバフェルディ28年、ケンタッキーバーボン24年、インペリアル24年など、長期熟成ウイスキーから、クライヌリッシュ9年、ポールジョン4年といった若くて見どころのあるシングルモルトなど、様々に展開していたブランドでしたね。