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群馬県高崎市の牧野酒造が倉渕蒸留所を開設

群馬県高崎市の牧野酒造が倉渕蒸留所を開設

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群馬県高崎市に位置する歴史ある牧野酒造が、ウイスキー事業に参入し、ニューメイクを発売しました。

創業1690年の同社は、330年以上の長い歴史を持ち、豊かな自然に恵まれた地域で日本酒を製造してきました。受賞歴のある製品を多数生み出しており、日本酒造りにおける高い技術に定評があります。

日本産ウイスキーの評価が国際的に高まる中、牧野酒造は自社の蒸溜設備を活用し、倉渕蒸留所を開設。12月21日に初めて製品の出荷を開始しました。出荷されたのは、樽で熟成する前の透明な原酒(ニューメイク)で、今後は樽熟成させた製品の生産も予定しています。

老舗の酒造会社によるウイスキー生産は、広島県や長崎県など他県でも見られる動きです。
この背景には、海外での高い評価に加え、国内での日本酒の消費量減少があります。牧野酒造の牧野顕二郎社長は、「地方の酒蔵がつくる『地ウイスキー』として広めていきたい」との意向を示しています。

前橋税務署によると、群馬県内でウイスキーの製造免許を持つ酒造会社は11月末時点で3社ありますが、牧野酒造が自前の蒸溜設備で唯一生産を行っています。今回生産されたウイスキーは、前橋市や高崎市などの酒販店で取り扱われる予定です。

ウイスキー事業への参入は、海外での高評価や国内の日本酒の消費減少に対応し、日本酒造りで培ったノウハウを生かすことが狙いです。国税庁によると、日本酒の国内消費量は50年前のピーク時に167万キロリットルに達していましたが、2021年度には40万キロリットルに減少。一方で、ウイスキーの国内消費量は2008年度に底を打ち、増加傾向にあります。

牧野酒造のような老舗酒造会社が、日本酒造りでの「糖化」や「発酵」といった工程のノウハウを活かし、ウイスキー生産に乗り出しています。広島県や長崎県などの酒造会社も生産を始めており、地方の酒蔵が生み出す「地ウイスキー」の誕生に期待が集まっています。

オーツカ
大盃で知られる牧野酒造がウイスキーに参入。どんな味わいのウイスキーを作る予定なのか気になりますね。



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