先日、中国海南の三亜エディション・ホテルでアジア各地のメディアを迎え、お披露目会をした「ジョニーウォーカー ブルーラベル ゾルディネア」。
イベント会場をパリ風のブティックホテルにアレンジし、アジア太平洋地域からは、様々なゲスト、インフルエンサー、ディアジオ・グローバルトラベル・マネジメントチームのメンバーを含む50名のゲストが参加したようです。
この「ジョニーウォーカー ブルーラベル ゾルディネア」は今年9月にリリースされたトラベルリテール商品で、現在世界各国の主要空港で購入可能となっています。
特徴とコンセプト
「ジョニーウォーカー ブルーラベル ゾルディネア」は、通常のブルーラベルとは違い、XOコニャック樽での後熟を経て仕上げられており、これまでにない独特の風味を持っています。ジョニーウォーカーが蓄えてきたスコットランド中の貴重なウイスキーから、特に希少な1万樽に1樽のみを選び出して作られているという触れ込みです。
ジョニーウォーカーのマスターブレンダー、エマ・ウォーカー氏によると、「ブルーラベル ゾルディネアは、共有すべき歓びのウイスキーであり、洗練されたスムーズなスパイスの後味が特徴です」とのこと。これは、ジョニーウォーカー ブルーラベルの新たなバリエーションであり、これまでにないトラベルリテール市場最大のグローバル展開となっています。
テイスティングノート
香り
ブルーラベル ゾルディネアは、非常に高貴なアロマを有しています。ドライフルーツ、トーストされたトフィー、太陽に熟したブラックチェリーのアロマが、洗練された鼻を通じて感じられます。
味
明るい果樹園の果実が、ベルベットのような滑らかさと絡み合い、口の中で華やかに開花します。このウイスキーは、その階層的な風味構造で知られるジョニーウォーカー ブルーラベルの深みを持ちながら、XOコニャック樽特有の滑らかさと甘みを加えることで、新たな味わいの地平を開拓しています。
フィニッシュ
デリケートな桃と穏やかなスパイスのヒントが感じられ、複雑さを増していきます。その余韻は、スムーズなスパイスの後味を残し、豪華な味わいのフィニッシュを紡ぎ出します。
グローバル市場への展開
「ジョニーウォーカー ブルーラベル ゾルディネア」はシンガポールのチャンギ空港での発売を皮切りに、パリ、ロンドン、ドバイ、台湾、海南といった世界の主要空港で展開されています。
特にチャンギ空港での展開は、パリのブティックホテルを思わせるユニークなエレベーター体験とサンプリングバーを特徴としており、旅行者たちをブルーラベル ゾルディネアの世界へといざないます。このエレベーターを通じて、訪問者は新しいジョニーウォーカーの旅に参加し、フランスの有名なチョコレート職人、アルノー・ラーエと共同開発したユニークなチョコレートペアリングとともに、ウイスキーの試飲を楽しむことができます。
特別なブレンドとパッケージング
ブルーラベル ゾルディネアのパッケージングは、洗練されたデザインで、ボトルのラベルには、高級感を演出するためのグラデーションが採用されており、ジョニーウォーカーの目指すラグジュアリーなイメージを反映しています。
アルコール度数は40%。1リットルあたり£335(約61,000円)で販売されていますが、日本ではオークションくらいでしか見たことがありません。
今後バーや通販サイトでもお目見えしてくることでしょう。
ブルーラベル ゾルディネアの発表は、ジョニーウォーカーの「ブルーラベル シティ」エディションボトルに続くもので、同ブランドの象徴的なポートフォリオの一部になると思われます。