毎回ジャパニーズウイスキーのつくり手をゲストに、オンライン対談を行っているCELLARR SALON(セラーサロン)。
11月25日に開催される第18回のテーマは「蒸溜所ごとの個性や人、カルチャーについて ~その阿吽の呼吸と息づかい~ 」。
ウイスキー蒸溜所には、その地域や歴史、価値観によってつくりだされた「個性」があります。様々なキャラクターの「人」が集まり、ウイスキーへの想いを共にしていく中で「カルチャー」が生まれます。
これらの「個性」や「人」、「カルチャー」は、ウイスキーの魅力やストーリーに繋がる重要な要素と言えます。
それぞれの要素がどのように関わり合うことで、唯一無二の「自社のブランド」「自社のプロダクト」が創り上げられていくのか。
創り上げる過程における、阿吽の呼吸とも言える協働はどのように実現するのか。
わたしたちが魅力的なウイスキーを通して感じる「ストーリー」はどのように生まれ、消費者に伝えられていくのか。
日本を代表する3蒸溜所からゲストを迎え、お話を伺います。
吉川 由美 氏(株式会社ベンチャーウイスキー グローバルブランドアンバサダー)
草野 辰朗 氏(本坊酒造株式会社 チーフディスティリングマネージャー)
芹川 直子 氏(小正嘉之助蒸溜所株式会社 品質管理 係長)
第18回の登壇ゲスト
𠮷川 由美
1981年栃木県生まれ。
帝国ホテルにてバーテンダーとして勤務した後、2008年にニューヨーク、2011年にスコットランドへ渡る。スペイサイドのウイスキーBar「ハイランダーイン」でバーテンダーとして従事し、その間アイラ島のブリックラディ蒸溜所にてウイスキー造りに携わる。
日本帰国後、現在は(株)ベンチャーウイスキーにてブランドアンバサダーとして勤務。2019年、ウイスキーマガジン社主催のアイコンズ・オブ・ウイスキーにて、ワールドウイスキー・ブランド・アンバザダー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
また、同年7月に(株)ハイランダーイン・ジャパンを設立し、代表を務める。
草野 辰朗
2013年(平成25年)4月本坊酒造(株)入社、マルス信州蒸溜所に勤務。ウイスキー原酒の製造業務に携わる。2016年(平成28年)6月、マルス津貫蒸溜所へ赴任。マルス津貫蒸溜所ウイスキー製造責任者として原酒製造、ウイスキーのブレンドに携わる。
2021年(令和3年)8月より、マルスウイスキーのチーフディスティリングマネージャーとなり現在に至る。(2021年10月3日現在)
・ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート
本人コメント
ウイスキー製造に携わってまだ8年と日は短いですが、これまで先人の方々が築いてこられたマルスウイスキーのブランドイメージを維持していきたいです。
また、ウイスキー造りに専念できていることに感謝しながら、ジャパニーズウイスキーの益々の発展に貢献していきたいと思っています。
芹川 直子
鹿児島生まれ、京都市出身。東京農業大学 醸造科学科 卒業。卒業後ワイン輸入商社、京都・大阪エリアでワイン販売に従事。国内大手ウイスキー蒸溜所、品質管理部門で12年従事した後、2018年9月小正醸造株式会社に入社。原酒及び酒質設計・品質管理の業務を行い、現在6年目に入る。
本人コメント
当社は、「MellowLand Mellowwhisky」をコンセプトに、ウイスキー業界へ参入し7年目に入っております。現在、多くのクラフトウイスキー蒸溜所が参入する業界となってきておりますが、老舗ジャパニーズウイスキー蒸溜所の積み上げられてこられた歴史をさらに発展させる信念で製造に向き合っております。個人としては、醪の動き、香味の変化と向き合う毎日を楽しく過ごしています。クラフト規模であればこその、できる・難しいなど、クラフト感の醍醐味について交流できればと思っております。
イベントの目玉
今回のイベントでは
- 超貴重!ウイスキーつくり手の交流が見れる
- つくり手に直接質問ができるフリートーク
- 景品付きクイズ大会への参加
等のトークテーマを用意しているようです。
オンラインサロン内では参加者と登壇者の交流タイムもありますので、気になることはどしどし質問しちゃいましょう。
開催概要
開催日時
2023年11月25日(土)18:00〜19:30
応募締切
11/23(木)24時まで
応募方法
本イベントは、CELLARR会員様のみお愉しみ頂けるイベントです。
以下を参考に、イベント参加のお申し込みをお願いいたします。
■ フリー会員様(今回のみスポット参加をご希望の会員様)
イベント申し込み → 確認メールから『スポット参加チケット』の購入 → 申し込み完了
■ ライト会員様以上
イベント申し込み → 申し込み完了
これからは製品の価値以外にも「文化を飲む時代」に突入していくと思います。この対談もまたカルチャーの創造と言えるでしょう。