毎回ジャパニーズウイスキーのつくり手をゲストに、オンライン対談を行っているCELLARR SALON(セラーサロン)。
11月14日に開催される第17回のテーマは「北海道の大地(と海)から生み出される新しい100年 ~ローカルバーレイ、酪農家の新たな挑戦~」。
昨今、新興蒸溜所の設立が盛んな北海道。
厚岸をはじめ、ニセコ、利尻、イチローズモルトのグレーン工場、馬追蒸溜所、カムイウイスキー、IJWの参加のシダーフィールド、ディ・トリッパー蒸溜所などまさに群雄割拠。
そんな北海道の地から、今回は以下のお三方をゲストに迎えるようです。
酪農の盛んな地域で自社生産の国産大麦をモルト加工する会社 中標津クラフトモルティングジャパン株式会社の佐々木代表
その事業をウイスキーのご縁でご一緒している、すすき野のバーテンダーの本間一慶氏(海底熟成という独自のウイスキーの価値づけする取組みもされております)
北海道で新たに始動する蒸溜所の代表
北海道でのローカルバーレイが、どう生み出されていくのか。酪農が中核の農業地域でモルティングカンパニーがどのようにまちづくりにインパクトを生んでいくのか。
北の大地の雄大な自然を想像しながら、北海道のウイスキーが紡ぐ次の100年を語ります。
第17回の登壇ゲスト
佐々木 大輔
北海道立農業大学校卒
北海道農協青年部協議会副会長
有限会社希望農場 代表取締役
株式会社 俵橋トラクター 代表
中標津クラフトモルティングジャパン株式会社 代表取締役
本人コメント
1970年に北海道中標津町酪農家の長男として生まれ、何となく農業の道へ進みました。30代半ばを過ぎた頃、気温の低い道東では作れないと言われていた小麦の栽培に挑戦し、地域の小麦粉文化創造に着手しました。その後も大豆や小豆の栽培を行い、地域特有の食文化の創造に取り組んでいます。そして地域のお酒を食文化の中心に作れないかと考え、12年前より大麦の栽培を始めました。当初は大麦を作ればビールが出来るんじゃないか?と言う安直な考えで、酒を作るにも売るにも、ハードルの高さに悩まされました。そんな中、ビールはもとよりウイスキーも原料はほとんど海外産だと気付き、お酒作りの前に、国産の酒原料を作ることが農業者の仕事であると考え、相も変わらずハードルの高い目標に向き合い挑戦を続けています。
本間 一慶
2007年 11月 BAR一慶 開業
2011年 9月 映画「探偵はBARにいる」制作に携わる(2、3作目はキャストとして出演)
2019年 4月 中標津クラフトモルティングジャパン株式会社 所属
2020年 5月 海洋熟成専門会社 株式会社 北海道海洋熟成 設立
2021年 5月 海洋熟成酒類販売会社 合同会社 北海道海洋販売 設立
本人コメント
「入ってきた時よりも、少しだけ楽しくなって帰って頂く」という想いのもと、 “非日常”を感じられる場所作りを徹底し、「一日の終わりに辿り着く場所」として、隠れ家のように、他人に干渉されない癒しの空間、自分だけの居場所と雰囲気を演出し、お客様それぞれが思い想いに、お酒や葉巻、料理などを愉しめる様に努めています。時代に合わせたバーの在り方を常に追い求め、若年層向けのイベント開催、映画「探偵はBARにいる」の監修・指導・出演、ススキノ地域全体の活性化など、次世代に繋がる“新しいバー文化”創造に奔走しています。20年後にメインの飲み手となる20代の若い世代が、背伸びの仕方を学べる店作りと、バー業界を担う人材育成に力を注いでいます。
イベントの目玉
今回のイベントでは
- 超貴重!ウイスキーつくり手の交流が見れる
- つくり手に直接質問ができるフリートーク
- 景品付きクイズ大会への参加
等のトークテーマを用意しているようです。
オンラインサロン内では参加者と登壇者の交流タイムもありますので、気になることはどしどし質問しちゃいましょう。
開催概要
開催日時
2023年11月4日(木)18:00〜19:30
応募締切
11/2(木)24時まで
応募方法
本イベントは、CELLARR会員様のみお愉しみ頂けるイベントです。
以下を参考に、イベント参加のお申し込みをお願いいたします。
■ フリー会員様(今回のみスポット参加をご希望の会員様)
イベント申し込み → 確認メールから『スポット参加チケット』の購入 → 申し込み完了
■ ライト会員様以上
イベント申し込み → 申し込み完了
BAR一慶さんは海底熟成モルトなどもやってますね。クラフトモルティングジャパンも知る人ぞ知るイノベーティブな酪農家。
そしてまだ誰もマークしていませんが、この蒸溜所は、未来のジャパニーズウイスキーシーンを担う一翼と予想しています。