先日、白州蒸溜所がリニューアルオープンしましたが、お次は山崎蒸溜所が新たな門出を迎えます。
一般公開は来月11月1日より。楽しみですね。
山崎蒸溜所は日本初の本格的なモルトウイスキー蒸溜所として、1923年に創業者・鳥井信治郎の熱意によって誕生しました。
その創業以来、日本のウイスキー文化の発展と、その品質の向上に絶えず努力を続けてきました。その結果、サントリーのウイスキーは、日本国内外で絶大な支持を受けています。特に、四季折々の風情が美しい山崎の地域性と、豊かな名水を活かしたウイスキー造りが、多彩で繊細な日本のウイスキーを生み出し続けています。
今年2023年蒸溜所誕生から100周年の大きな節目。
ミレニアムイヤーということで、5月から見学受け入れを中止し、リニューアルオープンに向けて準備を進めていました。
今回のリニューアルは、これまでの歴史と伝統を受け継ぎつつ、新たな時代に合わせてさらなる進化を求めたもになっています。
山崎蒸溜所の魅力と、その背景にある日本の自然や風土を、より多くの人々に体験してもらうための施策が満載です。
11月1日の一般公開に向け、リニューアルポイントを整理します。
主な施設のリニューアルポイント
エントランス
山崎蒸溜所がその100周年を祝して、新たな顔としてエントランスを刷新。
島本町や大山崎町の自然を取り入れ、敷地内を緑豊かな“杜”として整備しました。銅の蒸溜釜をリユースした門を通り抜けると、その特有の神秘的な雰囲気が漂います。このエントランスから、新しい受付エリアである山崎ウイスキー館への道を楽しむことができます。
山崎ウイスキー館
山崎蒸溜所内の古き良き建物、それが山崎ウイスキー館です。その歴史的な内部は、サントリーウイスキーの伝統と革新の精神を伝える展示に溢れています。原酒の製造過程や長期熟成に関する情報など、豊富な展示を通じてサントリーのものづくりの精神を感じることができます。
テイスティングラウンジ
このラウンジでは、山崎蒸溜所独自の原酒を中心としたサントリーウイスキーの品々を味わうことができます。再利用されたポットスチルを用いたバーカウンターや、緑豊かな“杜”の景色を楽しむローチェアなど、ウイスキー愛好者にとって最高の空間を提供しています。
ツアーの刷新について
山崎蒸溜所 ものづくりツアー
所要時間 80分
参加費 3,000円(税込)
主な内容
ウイスキー製造の現場を見学し、特有の香りや温度を直接体験。テイスティングでは「サントリーシングルモルトウイスキー山崎」や希少な「モルトウイスキー原酒」、「山崎ハイボール」などを堪能することができる。終了後、「山崎オリジナルテイスティンググラス」をお持ち帰り。
山崎蒸溜所 ものづくりツアー プレステージ
所要時間 120分
参加費 10,000円(税込)
主な内容
ウイスキーのものづくりの現場を深堀りして、特別エリアや製造者の仕事の様子などを見学。テイスティングでは、「山崎12年」や希少な原酒などを楽しみながら、山崎蒸溜所のこだわりを感じることができる。