遥か彼方の銀河系より… アードベッグ ヴィンテージ Y2Kがリリース準備中です。
復活の17年にハーピーズテイル、レアカスクやらトリーバンやら、話題に事欠かないアードベッグですが、またまた新作です。(本当にブランディングがうまいというか、限定・即売の基本というか…。)
今回はシェリー樽とバーボン樽で熟成された、2000年ヴィンテージの23年熟成。
裏ラベルによると、以下のように書かれています。
「ミレニアムバグの熱狂の中、2000年に眠りについたアードベッグY2Kは、このセレンディピタスなレアストックの最初のリリースである。
オロロソ・シェリー樽とバーボン樽で熟成されたアードベッグY2Kは、レモンバルサムと亜麻仁油の香りを放ち、ヘザーハニーとクレオソートのヒントがある。
味わいは強烈な甘さとクラシックなスモーキーさ、ペパーミントとアニスの香りが、挽いたコーヒーとオークのタンニンに溶け込んでいる。」
このヴィンテージは2000年、つまり「ミレニアムバグ」で騒がれた年にさかのぼります。
ミレニアムバグとはいわゆる「2000年問題」のこと。知らない方もいるかもなので引用しておきましょう。
ミレニアムバグとは
2000年問題は、西暦2000年になるとコンピュータが誤作動する可能性があるとされた年問題である。Y2K問題、ミレニアム・バグとも呼ばれた。 西暦2000年であることをコンピュータが正常に認識できなくなるという問題が主に取り上げられるが、グレゴリオ暦における置閏法を誤解して生じる問題もある。
「偶然に発見された最初のリリース」と言っているので、なんかこのシリーズは続きそうですね。アルコール度数46%。
公式のリリース日や価格、利用可能性に関する詳細はまだ公表されていませんが、ウィスキーコミュニティ内での期待は高まっているようです。
なんかだんだん宇宙ビールみたいな売り方になってきたな。