バーボンのメッカ、アメリカのケンタッキー州のバッファロー・トレース蒸溜所で作られている「ブラントン」。
高級バーボンの先駆け的存在で、日本中のバーボンラヴァ―に愛されています。
映画に小説、漫画にアニメと多くのエンターテインメント作品にも登場し、人気を博していたブラントンでしたが、このたび大幅値上げを行います。
米国から輸入・販売を行っている宝酒造株式会社が27日、バーボンウイスキー「ブラントン」全商品の価格を、2023年11月1日出荷分より改定することを発表。
全6商品を約2割ずつ値上げします。
代表的な「ブラントン」は税別の参考小売価格が1万3500円から1万6500円に値上がりすることになります。生産地である米国での原料価格高騰が原因です。ちなみに同商品の値上げは2022年10月に続き2年連続となります。
ブラントン価格改定の内容
1.改定時期
2023年11月1日(水)当社出荷分より実施
2.対象商品
①ブラントン750ml(カートン入り)
②ブラントンゴールド750ml(カートン入り)
③ブラントンブラック750ml(カートン入り)
④ブラントン・ストレート・フロム・ザ・バレル750ml(カートン入り)※販売ルート限定
⑤ブラントンギフトセット750ml(カートン入り)
⑥ブラントンミニチュア50ml
3.価格改定率(参考小売価格)
20%~23%
ブラントンの種類/ラインナップ
ブラントン シングルバレル
2018年のIWSCとSWSCにおいて共に銀賞を獲得した世界的に評価の高いボトル。
熟成のピークを迎えた樽を厳選し、単一の樽からボトリングした芳醇で濃密な味わいのシングルバレルバーボンです。
初めて飲む人はその上品な甘みと奥深くに眠る微かなスパイスに唸ることであろう一本。
ドライマンゴー、甘みの強いイチヂク、接着剤のようなキツイ香りではなく心地よいニッキの香りが鼻腔をくぐり抜けます。
余韻はバニラと深いオーク。
46.5度とは思えないほど、液体そのものにズシリと重みがあり、エレガントで、実に贅沢なバーボンです。
ブラントン ブラック
こちらはブラントンのレギュラーボトル的1本。
アルバート・ブラントンから引き継いだレシピを忠実に守り仕上げたボトルです。
アルコール度数はブラントンの中で一番低い40度。
一言で言い表すと甘みとスパイシーが共存した味わい。
濃厚なバニラとカスタードクリーム、イチヂク、心地良く下を締め付ける酸味、そしてシナモンなどのスパイシー感を堪能出来ます。
「ブラントン」に比べると少々ハイトーンな一面(アルコールを感じる)があるので、ロックにすると美味しく頂けます。
ブラントン ゴールド
こちらはブラントンの原酒の中から、厳選に厳選を重ね最高のクオリティをもつ樽の原酒をボトリングしたプレミアム・バーボンウイスキー。
「ブラントン」ラインナップの中でも頭一つ抜けた高級感を感じさせるボトル。
野暮ったさは一切無く、品の良いバニラやオーク、熟したメロン…様々なものを連想させる複雑で深い味わいをもつ極上の逸品です。
バーボンが苦手という方でもすんなり飲めるでしょう。
アルコール度数は51.5%、深みがあり、満足度の高い一本で、飲んで損はしないボトルです。
2018年のSWSC、IWSC共に金賞に輝いた文句なしの味わいです。
ブラントン ストレート・フロム・ザ・バレル
同じレシピで作っていても樽の持つ個性は様々であり、樽によって風味はそれぞれ異なります。
フロム・ザ・バレルはより風味に秀でた強い個性を持つ樽だけを厳選し、その原酒を濾過せずにボトリング。
その風味は極上で、香りは超濃厚なバニラ、アンズ、濃密なオーク。
口に含むと強烈にウッディな香り、そしてにじみ出る黒蜜と心地の良い酸味。
長く長く続くオークの余韻はこのボトルでしか表現できないもの。
アルコール度数66%とパワフル。
贈り物にぴったりのラグジュアリーな1本です。
ブラントンのキャップフィギュアは全部で8種類。
すべて集めて順番に並べると、スタート位置から徐々に馬が走っていき、最後のひとつは騎手がガッツポーズをしているという面白い演出になっています。
全種集めるというのも一興ですね。
まとめて試飲できる!オリジナルのブラントンセット
プレミアムバーボン「ブラントン」を知るための最短セット
バッファロートレースの蒸溜所のプレミアム品をブラントンを色々飲み比べしたい!という方へ特別セットをつくりました。
- ブラントン (46.5度)
- ブラントン ゴールド (51.5度)
- ブラントン ストレート フロム ザ バレル (約65度)
30mlセットと100mlセットから選べるので、少しずつ飲み比べて、ブラントンの香りや味の違いを確かめてください。
ただし買い占めはダメだ。一人一本な。