ウイスキーやスピリッツを取り扱うミュンヘンのスタートアップ「Spiritory(スピリトリー)」がウイスキーマーケットプレース用に6桁の資金を確保したことが発表されました。この調達により、追加の機能、デザインの改修、そして主にウイスキーの取引に関するユーザビリティの強化すると発表しています。
オンラインマーケットプレースである「Spiritory(スピリトリー)」は、ユーザーがレアなスピリッツを簡単に、透明性の高い方法で購入、販売することを目的としています。
売り手がオファーをして、買い手が入札。
両方の価格が一致すれば、取引が成立します。
面倒な写真撮影や、詳細説明の作成が必要なく、スピリトリーにより、ユーザーは数秒で購入や販売が可能になります。取引されるボトルは専門チームによってチェックされ、その品質を保証しています。
さらに、このプラットフォームは、ユーザーが購入または販売の決定を容易にするための数千の指標、販売履歴、データポイントを提供しています。また、ユーザーが自身のコレクションに関する情報や統計を取得するためのポートフォリオがあります。
スピリトリーのプロトタイプはすでに去年の終わりにドイツでローンチされており、ウイスキーコレクターや愛好家に、透明性の高い安全な方法で商品を提供しています。近くアプリも開発するとのこと。
スピリトリーはそのプラットフォームを欧州連合の他の国にも拡大しています。
フランス、イタリア、スペイン、ベネルクス、ポーランド、オーストリアが含まれており、近い将来ヨーロッパ全体のウイスキー愛好家がボトルの取引やコレクションの管理をより容易に行えるようになる予定です。
日本にもこういうオンラインマーケットプレースが出てきそうな気がする。
飲みたい人、コレクションしたい人、双方のニーズを満足させるプラットフォームをつくれれば、ウイスキー業界全体が成長、発展するんだろうなぁと思います。