ディアジオは、スカイ島にあるタリスカー蒸溜所の限定版ウイスキーを、海洋保護団体Parley for the Oceansとのコラボレーションで発表しました。
タリスカー・ワイルダー・シーズ(48.6% ABV)は蒸溜所とチャリティパートナーの間で作られた最初のコラボレーションボトル。
タリスカー初のフレンチオークのXOコニャック樽でフィニッシュしたシングルモルトスコッチウイスキーです。
今回のリリースでは、バイオ燃料で作られた100%リサイクルガラスボトルでつくられています。
また、ラベルを減らすための陶器のデコレーション(セラミック装飾)が施されています。デザインはスカイ島の海岸線の波打つ海底地形にインスパイアされた地形線が特徴です。
さらに、タリスカーとしては初めて外箱がなくし、100%リサイクル紙のネックタグが付いています。タリスカーが参照した調査によれば、これらの取り組みにより、製品のパッケージングによる総二酸化炭素排出量が77%削減されました。
大気中のCO2濃度の上昇は、水温の上昇と海洋酸性化を引き起こし、どちらも海洋生態系に悪影響を与えています。
タリスカー蒸溜所では炭素排出量を大幅に削減することで、海洋の健康を守ろうとしています。また、タリスカーは、製造されたボトル1本あたり3ポンドをParleyの海洋保護・保存活動に寄付することも発表しています。
Parleyの創設者でCEOのシリル・グチ氏は、「海の森は地上の生態系と同じくらい地球の健康に重要ですが、その消失はほとんど注目されていません。海と空と大地の忘れられた守護者のように、水面下にそびえ立つケルプは、海洋生物の多様性を守り、周囲の水を浄化し、pHを調整し、二酸化炭素を隔離し、酸素を放出し、嵐や侵食から海岸線を守り、気候変動の悪影響から私たち全員を守っています。
我々はタリスカーと一緒に、美しさと脆さを兼ね備えた魔法の森に敬意を表し、その保護に向けた取り組みを支援するデザイン、エコイノベーション、保全を繋げていきます」と述べています。
タリスカー・ワイルダー・シーズは、malts.comとamazon.comで75ポンドのRRPで購入できます。