オークニー諸島のメインランドに、ハイランドパークとスキャパに次いで3番目のウイスキー蒸溜所が誕生します(2020年にサンディ島にもキンブランド蒸留所ができました)。
その名もディアネス蒸溜所です。
これはスチュアート・ブラウンとアデル・ブラウン夫妻が80万ポンドを投じて、昨年承認されたプロジェクトで、本島東部の同名の町で実現させる予定です。建設開始は今年の夏になる予定で、蒸溜所とビジターセンター、そしてカフェエリアで合わせて15人を雇用します。すでにスタッフは現在募集中。
2017年から「ディアネス」の名前でいくつかのジンやウォッカなどのスピリッツ、コーヒーリキュールなどを製造していますが、ウイスキーの製造はこれから。地元産のオーツ麦やライ麦を使ったウイスキーも生産予定だそうです。
蒸溜所とカフェの資金調達のために、最初の200樽のシングルモルトの樽プログラムを4750ポンド/樽で始めます。
軽くピートで燻されたニューメイクを樽に詰める予定で、これがディアネス蒸溜所の将来のハウススタイルとなります。
「ディアネス蒸溜所の未来に投資する機会をご提供することで、オークニーウイスキーへの情熱を共有したいと思っています。
私たちの旅にみなさんが一緒に参加してもらうことができるよう努力します。
この家族経営の蒸溜所と農場にもっと多くの人々を迎え入れることを楽しみにしています」とスチュアート・ブラウン氏は語っています。
販売される樽は
- £4,750 (excl. VAT) – Ex-Bourbon Cask (~200 litres)
- £5,000 (excl. VAT) – Ex-Sherry Hogshead (~250 litres)
の二種類で、蒸溜所のウェブサイトで注文可能です。
オークニーらしいベストバランスなウイスキーになってほしい。