ルック・ベレールなどのスパークリングワインで知られるソブリン・ブランズ社が初めてウイスキー分野に参入です。
ソブリン・ブランズはとにかくクリエティブワークに統一感があって、「何をしたいのか」よく伝わるのです。
今回のウイスキー「ディーコン」は、アイラとスペイサイドのシングルモルトを合わせたブレンデッド・スコッチウイスキー。
アルコール度数は40%vol、銅製ポットスチルを模したエンボス加工の銅製ボトルに詰められています。
印象的なマークは、帽子、コート、マスクを着用したペスト医師の描写で構成されており、スチームパンクな雰囲気を醸し出しています。
ソブリン・ブランズによると、このウイスキーの名前は、「ディーコン」(特定の技術や取引に熟達すること)に由来しているそうです。
ソブリン・ブランズ社のCEOであるBrett Berish氏は、今回のリリースにこうコメントしました
「私たちは競争しているのではなく、イノベーションを起こしているのです。
当社初のスコッチウイスキーに破壊的なスタイルを適用し、市場で他に類を見ないプレミアムで魅力的な製品を作り上げました。
従来のラベルやボトルデザインから離れ、メタリックな銅製のパッケージと斬新なラベルを採用。
重要視したのは、バランスが良く、複雑でありながら飲みやすい味わいであることです。複層的でありながら滑らか。The Deaconは楽しむために作られたウイスキーです。」
ニューヨークに拠点を置くソブリン・ブランズは、1999年に創業。
前述したルック・ベレールのスパークリングワイン、バンブーラム、マックィーン&ヴァイオレットフォグジンなどのポートフォリオを持つワインとスピリッツの生産・販売業者です。
同社のブランドは、Rick Ross、Lil Wayne、Wiz Khalifa、DJ Khaledなどの著名人のアンバサダーやサポーターを魅了しています。
ペルノ・リカールが2021年に同社の少数株を購入し、昨年10月に「大幅に」増資を行っています。