デューク大学がある、ノースカロライナ州ダーラム。
その地で2015年からウイスキー製造を行っているミスティックファーム&ディスティラリーが、ウイスキーを宇宙で熟成する計画をぶち上げています。
ウイスキーの新境地を開く壮大な計画
どうやらこのミスティックファーム&ディスティラリーは、SpaceX、United Launch Alliance、Rocketlab、Inversion Space、Firefly、Bank of Americaといった名だたる企業とともに、地球近傍軌道に輸送する宇宙船を開発したいと考えています。
熟成のは小麦含有率45%の同社バーボンウイスキーを5樽。
バーボンは旅立ちの前に3年間熟成され、樽は宇宙への旅と地球の大気圏への再突入にダメージなく耐えられるよう、ウエストバージニア州のグレートバレル社によって検査と修理が行われる予定だそう。
名前は【Mystic Galactic(ミスティック ギャラクティック)】
ミスティック ギャラクティックは少なくとも 1,000 本のボトルが販売され、事前に75,000ドルのデポジットを支払うことでボトルを購入できます。
ミスティック ギャラクティックは、ボトリングに加え、真正であることと所有権を証明するために、今や必須であるNFTを受け取ります。
購入したボトルを開けなくてもその味わいを楽しめるよう、50mlのサンプルボトルもついてくるそう。
海底熟成とか、山頂熟成とかいろいろありますが、宇宙熟成はマジでロマンある。
アードベッグやサントリーも2011年とか2015年くらいにやっていたと思うけど、確か特性のフラスコやガラスチューブで持っていっただけだったから、樽ごといくのは初めてじゃないかな。