ジャック・テイリー氏のラベルデザインが秀逸なロッホローモンドブリュワリー(Loch Lomond Brewer)が「ダリグ蒸溜所」を設立予定です。
ちなみにスコッチウイスキーのロッホローモンド蒸溜所とは関係ありません。全くの別会社です。
2011年からやってる小さなクラフトブリュワリーで、2020年のスコッティシュ・ビア・アワードにて2020ブルワリーオブザイヤーを受賞している人気の醸造所です。
オーナーのフィオナ・マッキャーンさんは元々は婦人警官という異例の経歴の持ち主。
「ダリグ蒸溜所」の公式には以下のように明記されています。
ダリグ蒸溜所は、受賞歴のあるロッホ・ローモンド醸造所を発展させたものです。
2011年からワールドクラスのビールを醸造している私たちは、ビールとグレーンスピリットの類似点をとてもよく観察してきており、既存のスコットランドのウイスキーやジンに高い付加価値を与えることができると判断しました。
物事を正しく、ゼロから、近道なく行うという大きな情熱を持って、私たちはジンの原酒を作り、蒸留することで、風味と産地の両方で優れたスピリッツを作ることができると固く信じているのです。
これはめったにできることではありません。
また、春、夏、秋、冬など、その季節に最も適したボタニカルを収穫し、より季節感のある品種を追求する予定です。
スコッチという製品を作り上げるのに木材が大きな役割を果たすことは言うまでもありません。しかし、大麦の選択から酵母の種類、発酵の時間と温度まで、醸造と蒸溜のプロセスでできることはたくさんあります。
私たちは、これらの原則に従って、素晴らしいシングルモルトウイスキーを造っていきます。また、過小評価されているシングルグレーンウイスキーに関しても、オーツ麦、小麦、トウモロコシなどの穀物に関するクラフトブルワーとしての知識があれば、できることがたくさんあります。
ダリグ蒸溜所は2023年に100樽のみウイスキーを作る予定。
そのうち50樽はダリグファウンダーズクラブというプログラムで投資家が購入することが可能だそうです。
200リットルのバーボンカスクは10年間の貯蔵を含めて6,000ポンドで販売されます。
他の諸経費と税金を加えると、予想ボトル価格は1本38ポンド強です。