「アードベッグ アンソロジー 13年 ザ ハーピーズ テイル」とは別にもうひとつ、アードベッグコミッティ向けにArdbeg Anamorphic(アードベッグアナモフィック)がTTBに登録されました。
こちらは、トーストしている最中に、カスクヘッド(樽の頭)を取り除き、樽材成分をより多く表面化させたらどうなるかを探求したアードベッグだそうで、多次元的な味わいを追求したボトル。
アードベッグ アナモフィックの香りと味わい
Ardbeg Anamorphicは、48.2%でボトリング。
2023年の早い時期にリリースされると思います。
裏ラベルを読む限り、
「カスクヘッドを外して樽材を露出させ、アードベッグウイスキーを逆さまにして裏返しにしました…。
その結果は?
甘さとスモーキーさ、ハーブとスパイシーさという4つの要素が変容する多次元的なドラマを生み出しました。
すべてがシームレスに融合し、魅惑的な味を体験できます。」
と書いてあります。
アナモフィック(アナモルフィック)とは?
主に芸術作品の技法もしくは作風のうち、錯視効果を利用し、平面を立体に、あるいは立体を平面に見えるようにする技法を指して用いられる語。
特定の角度から見た場合に、平面に書かれた絵が立体的に見えたり、空間上に描かれた図形が二次元平面に書かれた図形のように見えたりといった効果が楽しめる
こうした特徴を備えた作品はアナモフィックアートと呼ばれている。
あんまりアナモフィックなんて聞いたことないけど、映画撮影で使われるレンズに「アナモフィックレンズ」ってのがありますね。
映画用フォーマットである縦横比2.39:1のシネマスコープ映像を撮影するために開発されたレンズで、1950年代より数多くの名作と呼ばれる映画を生み出してきました。
特殊な光学系が創り出すシネマチックな描写が大きな特徴です。