ペルノ・リカール・ジャパンがブレンデッドスコッチウイスキー「シーバスリーガル アルティス」を刷新します。
名称も新しくなって「シーバスリーガル アルティス20年」となります。
発売は12月5日。アルコール度数は変わらず40%で、容量は700mL、価格は1万8150円前後。
旧ボトル!シーバスリーガル アルティスとは
そもそもシーバスリーガルアルティスは2016年11月14日に日本で発売開始されました。
商品名のアルティスは英語の【ULTIMATE(究極)】と、ラテン語の【FORTIS(力)】を掛け合わせた造語で、【究極の力】を意味しています。
シーバスリーガルの伝統を支えてきた5人の歴代マスターブレンダーへのオマージュとして作成された商品で、シーバスリーガル史上初のブレンデッド”モルト”ウイスキーということで、注目されました。
シーバスリーガルの主軸であるストラスアイラ蒸溜所をはじめ、ロングモーン蒸溜所、トーモア蒸溜所、アルタベーン蒸溜所、ブレイヴァル蒸溜所の特徴的な5種類のモルトをブレンド。
余韻長めのシーバスといった印象で、熟した白桃やりんごのコンポートのような芳醇なアロマ。そして薄いはちみつのと杏のような味わいが特徴でした。シーバスリーガルらしい辛口な余韻と、温かいヘザーの残り香をフィニッシュに感じます。
絶賛売り切れ中ですが、グレーンが入ってしまう新ボトルとは絶対味わいが変わるので、お好きな方は見つけたらゲットしておきましょう。
新作シーバスリーガル アルティス20年の特徴
新作のアルティスですが、スコットランド・スペイサイド地方の5つの蒸留所「ストラスアイラ」「ロングモーン」「トーモア」「アルタベーン」「ブレイヴァル」のシングルモルトウイスキーと、シグネチャーグレーンウイスキー「ストラスクライド」をブレンド。
これら6種類のウイスキーはすべて20年以上熟成されたものです。
エイジド表記が入ることにより「我はプレミアムラインである」という説得力が増した印象ですが、ついにグレーンが入りました。
[テイスティングノート]
●香り:ジューシーな赤リンゴ、ラズベリージャム、バニラビーンズ、贅沢なバタートフィーを連想させる豊かでフレッシュなアロマ。
●味わい:花のハチミツ、ミルクチョコレート、シロップ漬けの洋梨の風味が特徴的な滑らかで甘い口当たり。その後、アプリコットや、オレンジの皮、クリーミーなモルトへと変化します。
●フィニッシュ:長く、甘く、滑らか。
パッケージも、熟成年数20年を表わすローマ数字「XX」を大きく取り入れた新しいデザインになっています。
新作はストラスクライドが繋ぎになるので、トフィーみたいな甘さが目立つと思います。
骨太な味わいなのは前作でしょうね。
近年寄りでより甘く飲みやすくなるでしょう。
っていうか、オイ。
モルトだけじゃなくてグレーン入れたんか。
原材料の価格高騰のせいで、アイデンティティすら失ってしまったのぅ。