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軽井沢から50年物のウイスキー「ザ・ラスト・マスターピース1970」カNFTが誕生

軽井沢から50年物のウイスキー「ザ・ラスト・マスターピース1970」カNFTが誕生

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軽井沢の「ザ・ラスト・マスターピース1970」カスクから作られるウイスキーボトル、211本のうちの1本を購入する権利が、NFTマーケットプレイス「Block Bar」で独占販売されることになりました。

日本のウイスキーがBlock Barで販売されるのは初めてで、軽井沢初のノンファンジブルトークン(NFT)でもあります。

 

このボトルには、書道家の武田双雲氏がデザインした特注のラベルアートが使用されており、伝統的な漢字の書体で文字が書かれています。

 

軽井沢蒸溜所は2000年に閉鎖されていますが、残存する樽の一部がボトリングされオークションでは常に記録的な高値がつけられています。

 

軽井沢のウイスキーは、ゴールデンプロミス大麦(100%)、木製ウォッシュバック、小型蒸溜器、スペイン産シェリー樽を使用して製造されていました。

 

「ザ・ラスト・マスターピース1970」は、1970年に日本の活火山である浅間山の陰で初蒸溜されたウイスキーです。その後はシェリー樽で熟成され、2020年に数量限定でボトリングされました。

完成したウイスキーは、リッチなレーズン、ドライアプリコット、繊細なハチミツのフローラルな香りが特徴。一方、味わいは甘いトフィーやダークフルーツ、クリーミーなダークチョコレート、ほのかなスパイスの香りが感じられます。

 

なお、軽井沢のウイスキーは、日本で最もスコットランドのモルトウイスキーに近いスタイルだと言われています。

台湾のフー・ヤン・インターナショナル・エキシビジョンCEO、エリック・フアン氏は

「軽井沢蒸溜所は閉鎖されているため、ウイスキーは1本1本が本当に貴重なもの。1本購入されるたびに、軽井沢ブランドの終焉が近づくわけです。

そのため、パートナー選びには細心の注意が必要でしょう。

軽井沢のブランドは非常にユニークであり、ボトルオーナーに対し信頼性を保証することのできる NFT を導入することに大きな可能性を感じています

Block Barとのパートナーシップで主に考慮した点は、高級蒸溜酒に関する専門知識の有無、ブランド・オーナーと直接提携することでボトルの信頼性と品質を保証するための厳格な管理ができるという点です。」

とコメントしました。

「ザ・ラスト・マスターピース1970」は、Block Barにおいて$75,000の開始価格で競売され、入札は7月12日から7月18日午後5時(米国東部時間)まで行われます。

なお、新生軽井沢蒸溜所は2020年に、ブランドの「遺産を守る」ことを目的とした小諸蒸留所を建設する計画を発表しました。




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