北アイルランドにある小さな蒸溜所キルオーウェンが、初の自社蒸溜のウイスキーを発売します。
蒸溜所の背後にある「ノックシー(妖精の丘)」から山の霊気を呼びこみ、麦汁を妖精の力で発酵させるという、ちょっとファンタジックな思想を持つブランドです。
蒸溜チームにはあらゆる分野のウイスキー専門家や愛好家が集結。
スコッチの影に隠れ、忘れ去られてしまったアイリッシュウイスキーの伝統と個性の復活に奔走したとのことです。
特に、古くからある2つのハンドメイドスチル(ホヤ製)を伝統のとおりに活用することで、伝統とモダンのバランスが取れたウイスキーになったそうです。
初リリースは3年もので、蒸溜チームはこう語ります。
「美味しいことはもちろん、アイリッシュウイスキーに期待されるであろうすべての高い品質を兼ねそろえた完璧な作品となった。」
テイスティングに同席した同業者たちからも好評だったとのことです。自信がうかがえます。
さらに蒸溜チームは続けます。
「我々の目的であった、伝統とモダンの融合からなるアイリッシュウイスキーの復活がこのカスクの完成によって実現されました。
とても喜ばしい限りです。
そしてまた、初リリースのカスク001は入手困難品となることが予想されます。
ですが、今後順番に魅力的なカスクをリリースをしていく予定なので、需要は分散されていくでしょう。」
キルオーウェンのカスク001は7月までにリリース予定です。
オンライン購入を予定しているとのこと。
詳細は公式サイトをご覧ください。