ドイツのバイエルン州にある蒸溜所、スリアーズが2種類の新作ウイスキーを発売します。
マウンテンエディションと名のついた、ファンタジー映画のような体裁。
その名に「マウンテン」とあるように、山の頂で熟成したとてもユニークなウイスキーです。
スリアーズ・マウンテンエディションは、スリアーズ蒸溜所がリリースしているウイスキーシリーズで毎年製造されています。
山の上でのウイスキー熟成という計画は、2014年、スリアーズの創業パートナーであるアントン・シュテッター氏と、マネージングディレクター兼マスターディスティラーのハンス・ケメナター氏が、考案したものでした。
彼らはスキーリフトを使って、約50個の特選ウイスキー樽を標高1501mのシュトゥンプフリング山の山頂まで運びました。
そこには、スリアーズが運営する高地キャンプがあります。
その地で5年間、バイエルンの最も綺麗な山の空気を吸いながら、原酒がピークを迎えるまで熟成されたウイスキーが今回の新作です。
商品名は「マウンテンエディション・ロートヴァント」と通常の「マウンテンエディション」。
発売予定日は5月1日。
発売開始日には、SLYRS Caffee & Luncheryで、ホワイトソーセージの朝食、フィッシュ・オン・ア・スティック、ライブミュージックとともにボリューム満点のモーニングパイントを楽しむことができます。なんか素敵だな。
マウンテンエディション・ロートヴァント
アルコール度数:50%
色:明るい琥珀色
香り: ややスモーキーで、調和のとれたスパイシーさとダークチョコレート
味わい: オイリーなスモークフレーバー、心地よい強さ、バランスのとれたタフィーの甘みと軽 いペッパーの香り
フィニッシュ: 軽いミネラル感と甘いスモークのアロマを伴った、長く続くスパイシーな味わい
※商品名の由来にもなっているロートヴァントは、シュピッツィング湖畔の最高峰で標高1884m の山のこと。シュトゥンプフリング山にあるスリアーズの高地キャンプの近隣に位置しています。
なお、この商品はロートヴァントの標高1884mにちなんで1884本の限定販売です。
マウンテンエディション(通常盤)
アルコール度数:45%
色: 淡いゴールデンイエロー
香り: バーボンバニラ、キャラメル、トーストしたアーモンド
味わい: 強烈でスパイシー、ドライでほのかなペッパーの香り
フィニッシュ:長く続く、少しスモーキーで甘いフルーティーな味わい