写真出典©https://augustakydistillery.com/
バーボンメーカーのオーガスタ・ディスティラリーが大規模リニューアルする予定です。
ケンタッキー州での初の施設建設で2300万ドル以上を投資し、2024年までにオープンする予定を発表しました。
オーガスタ・ディスティラリーは、2018年7月に設立。
代表商品のバックナーズ13年シングルバレル・カスクストレングス・バーボンは、日本ではあまり見かけませんが、ケンタッキー州とオハイオ州で購入できます。また、次リリースは2022年後半とのことです。
プロジェクトについて、オーガスタ蒸溜所の共同創業者であり取締役副会長はこう述べます。
「この最先端のプロジェクトには、素晴らしい蒸溜所はもちろんのこと、これまでにないゲスト体験やイベントセンター建設などを予定しています。
観光客が増え、地元周辺地域のさらなる経済的活性化につながる自信があります。」
また、プロジェクトでは、地元で14もの雇用を生み出すとのことです。
さらに州の金融公社は、最大20万ドルの税制優遇措置を認めており、プロジェクトのバックアップに積極的です。
1つの企業の枠を越えた「産業」つくりといえる素晴らしいプロジェクトでと言えますね。
現在、ケンタッキー州には約60のスピリッツメーカーがあり、5,300人以上が働いています。
2020年に入ってからはさらに増え続け、40以上の新規設立や拡張がされており、6900万ドル以上の投資と約600人の雇用が計画されているそうです。
別の例として、ケンタッキー州のバーズタウン・バーボン・カンパニーでも、2024年までに2870ドルを投じて蒸溜所の拡張をすると発表がありました。
たしかアメリカ全土では600以上の蒸溜所があるんですよね。
日本のクラフト蒸溜所ブーム以上の盛り上がりですね。
写真クレジット:Augusta Distillery