毎年、アイラ島の音楽とモルトの祭典(Fèis Ìle)の最終土曜日に開催される「アードベッグ・デー」。
今年は6月4日に開催される予定で、現地に赴く人だけでなく、オンラインから世界中の人が参加できます。
特に今年は「パンク」な限定版ウイスキー、その名も「アードコア(Ardcore)」の発売も記念しているので、蒸溜所は多くの熱狂的なファンに向け、ぜひイベントに参加して欲しいと呼びかけています。
「アードコア」はアードベッグにとって初めての試みであるローストしたブラックモルトを使用して作られた型破りなウイスキー。
モルトは驚くほどのレベルでローストされ、他に類を見ない味わいを生み出しています。
アードベッグ蒸溜所のビル・ラムズデン博士が「トゲのあるボールを噛んでいるような味」と評し、悪魔的に美味しいと言われているこのボトルは、時代を超えて愛されることでしょう。
アードベッグ蒸溜所マネージャーであるコリン・ゴードン氏は、
「今年は私にとって初めての、アイラ島で開催されるアードベッグ・デーです。
アイラ島に来れない方もいらっしゃると思うので、当日の様子をオンラインでもお届けできることを嬉しく思っています。
ご自宅からでも、6月4日にはたくさんの皆さんがこのパンクなパーティーに参加してくれることを願っています!」とコメント。
また、ビル・ラムズデン博士は、
「アードコアは、とてもはっきりとした味わいです。炭と甘いスモークの香りが鼻をくすぐり、かつ、アニスシードとダークチョコレートの力強い香りもあり、それらの特徴が相まって、このボトルをアードコアファンだけのものに仕上げています。」と語っています。
アードコアはコミッティ向けと一般向けの二種類
2種類同時リリースを予定していて、ひとつはアードベッグ会員に向けた『アードベッグ アードコア コミッティエディション(アルコール度数50.1%)』。もうひとつは一般向けの『アードベッグ アードコア(アルコール度数46%)』とのこと。
コミッティエディションは4月26日からオンライン販売を予定しており、一般向けのボトルは5月17日からアードベッグのホームページで販売される予定です。両方ともに希望小売価格は€125(約17,000円)。
アードコアは、アードベッグ大使館、ウイスキー専門店、オンラインショップ、蒸溜所ビジターセンターで販売を予定しています。
なおアードベッグ・デーのイベントは、地元政府のCOVID-19のガイダンスに従い、人数を制限する場合があるとのことです。
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