イギリスとアメリカは、かねてより進めていた鉄鋼やアルミへの追加関税の解消協議が決着次第、バーボンウイスキーに課せられている25%の関税を6月に撤廃する見通しを発表しました。
報復関税が始まってからというもの、イギリスへのバーボン輸出量は42%減少していたそうです。
これはコロナのパンデミックだけが原因ではないことは明らかです。
バーボンウイスキー業界からはこんな声が聞こえています。
「関税撤廃によって私たちは4年続いた苦境から脱却し、今一度市場を復活させて盛り上げていくことができます。
再びイギリスのウイスキー業界の同志たちと手を取り合えることを誇りに思います。
さらに、我々アメリカにとってだけでなく、イギリスにとっても大きな経済利益になるに違いないと確信しています。」
こちらの記事では、残る問題はインフラの回復が遅れていることだと指摘していました。
パンデミックの収束と共に、バーボンの市場が活性化することを望みます。