写真出典©:あなたの静岡新聞 ウイスキー蒸留所を立ち上げる懐古堂ムラカミ屋=三島市大社町
Whiskey&Co.株式会社が三島市大社町の国登録有形文化財「懐古堂ムラカミ屋」をリノベーションして、ウイスキーの蒸留所を立ち上げるという計画を発表しました。
Whiskey&Co.株式会社といえば、2021年1月に「Japanese”Bourbon Whiskey”Style(ジャパニーズ”バーボンウイスキー”スタイル)」を標榜し創業した新進気鋭のブランド。
Twitterなどでは「ジャパニーズバーボン」の呼び名に賛否あったようですが、クラフトスピリッツ、特にバーボンスタイルウイスキーの製造・販売を中心に、都市型マイクロディスティラリーの全国展開による各地域の連動的活性化を目指しています。
このプロジェクトでは、熟成樽の保管場所を三島市内で募集するなど、市民を巻き込みながら三島でしか飲めないウイスキーを造り上げる予定です。
蒸留所の稼働は1年後で、2024年中の商品化を目指しています。
稼働に向け、さまざまな仕掛けも計画中で、バーボンの原料でもあるトウモロコシを使った「三島タコス」を今夏に売り出すほか、人がつながる商品や場を企画するなど地元ブランドの開発と市民の絆づくりに取り組むとのこと。
市内各地に樽の保管場所を構えることで「ウイスキーが眠る街」として発信するというのは、とても良いハックな気がします。
観光誘客や移住の促進になりそうですね。
なお、市に対しては市外の人にバーチャル住民票を発行してさまざまなサービスを提供する「電子市民制度」の導入も提案しているとのこと。
詳細は「あなたの静岡新聞」をご覧ください。