今回は2017年5月12日からジャックダニエルがスタートさせたイベントJACK DANIEL’S Experience 2017 JapanにプレスとしてBARRELが潜入。
取材をしてきました。
メールやSNSが普及した現代に、あえて全国をその足で巡り、47都道府県すべてでイベントを開催する。
周りに流されず、わが道をゆく。
そんな価値観を大切にする人々を、一杯のジャックで繋いでいく。“会わなくても繋がれる時代だからこそ、旅をして、出会うことに意味がある。IT’S JACK.”
なんとも男前なフレーズじゃあないですか。
これぞジャック。シビレます。
イベントの概要はというと
ジャックダニエルを積んだ移動式のキャンピングカー2台が全国を巡り、各会場でバーを開店します。
各会場では音楽ライブも予定され、美味しいお酒と楽しい音楽で心地よい世界を楽しんでもらおうといった企画です。
どんなメニューが飲めるの?
- ジャック ソーダ
- ジャック コーラ
- ジャック ジンジャー
- ジャックハニー ジンジャー
- ジャックハニー スカッシュ
を飲めます。一杯500円。ナッツは100円でした。
ドリンクを注文すると”ジャックコイン”を一枚もらえます。これを使って様々なイベントアトラクションを体験できます。
『ジャックダニエルテネシーハニー』は飲んだことがなかったので体験できてよかったです。
かなり辛口のジンジャーエールを使っているのですが、テネシーハニーが強い甘みを持っているので良い調和でした。ハチミツやローストしたヘーゼルナッツのような風味を感じたのでバニラアイスにかけたりしたら美味しいでしょうね。瓶ごと凍らせてレモンと一緒にストレートで楽しむのも悪くないと思います。
ジャックスピリットに共鳴したアーティスト達の音楽ライブ
ジャックの魂に共鳴した様々なアーティスト達による音楽ライブが楽しめるようです。
オーツカはプレスで行ったので、残念ながらライブを聞くことはできませんでしたが、ステージはかなり客席に近いと思いました。
他の誰でもない、己のアイデンティティを貫き続ける音楽家たちの熱いスピリットを生で感じて下さい。
樽材に自分の顔を刻印できる
ジャックダニエルを作っている”樽”。その樽の一片に3Dプリンタを使い刻印を施してくれるサービス。
日付と顔と名前が刻まれた、世界にひとつしかないジャックグッズです。
これぞまさにBARREL(樽)。
取材に行った特典ですね~。真っ先に並んで作っていただきました。
じゃん!めっちゃニッコニコで作ってもらいました。
この記念品がすごいのは、その場でレーザーにて焼き印するので、強烈に樽の香りを感じられることですね。
できあがった木片からもジャックダニエルを思わせる強い樽香が漂います。うーん、甘いいい香り。
JUKE BOXで会場の主役に
設置してあるジュークボックスにジャックコインを入れるとお好みの曲を会場に流すことができます。
スピーカーもそこそこ大きいので、『お、あいついい選曲しやがるな…』と思われることでしょう(笑)
このジュークボックスから流れるJACK DANIEL’Sオリジナルセレクションの曲は、コンピレーションCDとして会場限定で販売されています。
ちなみにプレイリストはこんな感じ。
VRで見るジャックダニエル蒸溜所
これ、なかなかすごいです。しっかり作ってあります。
ジャックダニエル蒸溜所でどんな風にウイスキーが作られているのかVRで仮想体験できます。樽めっちゃ焼いてます。目の前に火の粉が飛んできます。
ラスト1分くらいで創始者ジャックダニエルの信念が解説されますが、ロックしてます(笑)
我儘で不器用な人だったんでしょうけど、そんな一本気なところが仲間たちに恵まれた由縁ですかね。
樽、見れます。匂い、嗅げます。
焦がしたオーク樽の様子や、テネシー・ウイスキー独自の製造法であるチャコールメローイングの匂いを嗅げます。
ジャックダニエルには原酒を樽詰めする前に、サトウカエデの炭でろ過するチャコール・メローイングという製法を用います。
写真の左はチャコール・メローイング前の原酒。写真右はチャコール・メローイング後の原酒。
チャコール・メローイングしたほうがアルコールの棘が取れ、まろやかでやさしい香りになってます。
でもオーツカは、より穀物感がギッシリな左の香りのほうが好きです!!!!
いかにもロックなジャック魂、その裏側
一言でいえばジャックダニエルというウイスキーは『男前』です。
ロック・ミュージシャンにも愛飲者が多く、創設者も樽を蹴り続けて、傷口から病気にかかって死ぬというなんとも破天荒な性格。
ジャックダニエルのプロモーションアートワークにも、そういった無骨な面は多々見受けられます。
製法にこだわり、歴史にこだわり、価値観を守ることにこだわる。
力強く男性的で、芯が通っている。
見方を変えれば、頑なに変化を拒み、臆病な側面を内包していると言えるでしょう。
しかし今回のイベントの蓋を開けてみると、最新の3DプリンタやVRが登場し、いかにもフォトジェニックなキャンピングカーが所狭しと登場します。
時代の変化、多様化した変遷をしっかりと受け入れているわけです。
全国をこの車が旅をし、音楽ライブを行い、毎夜宴を開いていく。
それこそSNSの格好の的となるでしょう。
一見SNSを拒むかのように見えるテーマ『旅をして、出会うことに意味がある』は、まさに裏打ちされた拡散性を予感させます。
頑ななだけでなく、したたかでしなやかさを併せ持つジャックダニエルのプロモーション。
男前プロモーションと名付けたいくらいです。
進化したジャックダニエルに乗り遅れるな
ジャックカーはこれより大量のジャックダニエルを搭載し、全国を周る旅に出る。
愛のある音楽を纏い、最新のアクティビティを携え、変わらない伝統と共に、ロックなジャックスピリットをあなたに届けにゆく。
コメントを残す