みなさん、ハイボール好きですか?
「BARREL」は日本最大級のウイスキー専門メディア。
ハイボールを取り上げないわけにはいきません。
この記事ではハイボールの起源をはじめ、びっくりするほど美味しいハイボールの作り方、ベースにするウイスキーで変わるフレーバーマップ。色々なハイボールのアレンジ、飲み方の種類、ハイボールに向いているおすすめのウイスキー銘柄や炭酸水まで多岐に渡ってご紹介していきます。
かなり分厚い記事になるので目次をざっと見てもらって、読みたいところから読み進めてくださいね。
なお、ページ最後にはウイスキー専門メディアが選ぶハイボールスペシャルセットをご用意しました。
「今までこんなおいしいハイボール飲んだことない!」と言わせることうけあいの5品。ぜひお試しあれ。
焼酎?ウイスキー?ハイボールの中身の違い
ハイボールの中身はなんだか知ってますか?
「ハイボール」という単体の飲み物だと思っている人がいますが、違うのです。
恥をかかないように正確な知識を入れておきましょう。
ハイボールの中身は色々な種類があります
ウイスキーをソーダで割ったもの。それがハイボール。
、、、と思われていますが、これは間違いです。
正確には『スピリッツを炭酸水で薄め、氷を入れたロングドリンク』全般を指します。
ここで言うスピリッツとは、ウォッカ・ジン・テキーラ・ラム・ウイスキー・ブランデー・焼酎などの蒸溜酒を指します。
割り材は炭酸水でなくとも構いません。
例えば、居酒屋などでよく見る「チューハイ」は焼酎をソーダで割ってレモンやグレープフルーツを入れた“焼酎ハイボール”のことなのです。
つまり、ベースが蒸溜酒で、その蒸溜酒をノンアルコール飲料で割れば、なんだってハイボールになるのです。
ウイスキーのハイボールが来ると思って、居酒屋でハイボールを頼んだら焼酎ベースだったなんてこともあります。ちゃんと確認しましょう。
BARでも「ハイボール」ではなかなか通じません。銘柄を尋ねられてしまいます。
ちなみに、外国の飲食店やBARで「ハイボール」と注文してもウイスキーのソーダ割りは出てきません(最近では通じる国も増えてきてはいます)。
英語圏では『ウイスキー&ソーダ』、フランス語圏では『ウイスキーアベックソーダ』などという名称で呼ばれています。
ハイボールはいつ生まれたのか?起源や由来
ハイボールのルーツは19世紀頃。つまり100年くらいの歴史しかありません。
そもそもお酒の蒸溜は紀元前から行われていましたが、『炭酸水』が大量に生産されるようになったのはつい最近なのです。
19世紀、スピリッツのソーダ割り(当時はブランデーが流行っていた)を嗜むのがオシャレとされた時期があり、その流れでウイスキーのソーダ割りも浸透していきました。
名前の由来は?
名前の由来も幾つも存在します。その中で代表的な例は以下のふたつ。
ボール信号機説
アメリカ鉄道のボール信号機が起源となった説。
これは西部開拓時代のアメリカの鉄道員の物語。
この時代の鉄道には上の動画のような、ボールの上下で列車の進行・停止を知らせる信号機がありました。
鉄道員はこの信号機を確認しながら毎日酒を飲んでいたそうです。
いやーなかなかのクズ野郎ですね(笑)
ボールが高く上がり(high ball)列車が進入すると飲みかけのウイスキーにソーダを入れて一気に飲み干し、ホームへ駆け込んだことから命名されたようです。
アメリカのバーテンダー養成学校ではこの説が起源だと教えているようです。
ゴルフから連想
イギリスのゴルフ場での命名説。
ゴルフのラウンドを終えた一人の紳士が併設されたクラブハウスのバーで「のどが渇いたので何かカクテルを」とマスターに注文します。
マスターはウイスキーをソーダで割ったカクテルを差し出しました。
紳士はそれを一気に飲み干し「うまいカクテルだな、これは何という名だ?」とマスターに尋ねます。
その時ちょうど高く上がったゴルフボールがバーに落下してきます。
それを見たマスターが思わず「Oh! high ball!」と声をあげたことから命名されたといわれています。
他にもウイスキーソーダから立ち上る泡をゴルフの高い打球(ハイボール)に見立てたとも言われています。
他にも諸説あるようですね。
日本でもサントリーでは8/10を8は「ハ」、1は「イ」、0は「ボール」の日と制定しています。さらに角瓶が誕生した10/8は「角ハイボールの日」とされています。
美味しいハイボールの作り方
「誰でもつくれるけれど、誰もが美味しくはつくれない」と言われるほど簡単で難しいハイボールの作り方。
抑えるべきポイントは2つです。
ハイボールで使用する材料
- ウイスキー(60ml)
- 冷蔵庫で冷やした炭酸水(180ml)
- 氷(大きめのクラックドアイス)
- グラス(タンブラーもしくはジョッキ)
- マドラー(バースプーンなど)
ハイボールのレシピ
❶グラスに氷を詰めましょう。いっぱいになるまで。
❷マドラーで氷をすべらすようにかき混ぜ、グラス全体をキンキンに冷やします。(このくるくるかき回す動作は氷の角を取る効果もあります。)
❸氷が解けて底に水がたまった場合は、マドラーで氷を抑え、水のみ捨てましょう。
❹ウイスキーを注ぎます。
❺2と同じようにマドラーで混ぜ合わせ、今度はウイスキーを均一に冷やします。
❻この時点で氷が減ってしまっている場合は、ひとつかふたつ足しましょう。
❼冷蔵庫で冷やした炭酸水180mmを注ぎます。氷に触れぬようグラスの端からゆっくり注ぎましょう。
❽マドラーをグラスの底まで差し込み、氷を持ち上げゆっくり1周だけ混ぜましょう。
これで出来上がりです!
ちゃんと作ると以外に手間がかかるものなのです。
美味しく作るために抑えるべきポイントはグラスとウイスキーを事前にめちゃめちゃ冷やすことと、炭酸水を注いだ後混ぜすぎないこと。です。
グラスがしっかり冷えていないと氷があっという間に溶け、ハイボールは水っぽく薄っぺらい味になってしまうのです。
長い間美味しいハイボールを楽しむには、グラスもウイスキーもいかに冷やすかがポイントです。
ただしグラスを冷蔵庫などで事前に冷やすのは、庫内の食品の匂いがグラスに移る可能性があるので避けましょう。
次に必要以上にかき混ぜないこと。
炭酸水というのはかなりデリケートです。
7で氷に触れないように注ぐことも、8で一回しか混ぜないのも、炭酸の気泡をできるだけ潰さない配慮です。
ぐるぐると混ぜすぎると炭酸の刺激が薄まります。
ウイスキーの後に炭酸水を注いだら泡がブクブクと立ちすぎて、水っぽい味になってしまった!
という経験は多くの方がしています。
これには幾つか理由があります。
ひとつは氷の急激な温度変化で二酸化炭素が泡になって抜けてしまったです。
炭酸飲料は高圧で液体に二酸化炭素を溶かしてあのシュワシュワをつくっています。
急激に温度が変わったり物理的なショックを与えると、二酸化炭素が泡になって抜けていきます。
これを防ぐには炭酸水をしっかり冷やしておき、ゆっくりと注ぐこと。
急激な温度変化を避ける事が出来ます。
ふたつめは氷の表面に理由があります。
というのも、氷は拡大すると凸凹してるんですね。
これを氷の角(かど)や霜(しも)と言うのですが、この凸凹に炭酸水がかかると泡立ちのキッカケとなります。
❷~❸の氷をくるくる回してグラスを冷やす作業は氷の角を取って泡立ちを抑えるためにも必要なのです。
バーテンダーさんもハイボールやカクテルをつくる際に毎回やってますよね。あれは氷の表面を滑らかにしているのです。
ハイボールのアルコール度数ってどのくらい?
ハイボールのアルコール度数がどのくらいなのかわからない方もいるので書いておくと、一般的なもので5%~10%程度です。
シングルで薄めに作れば5%。
ダブルで濃い目に作ると10%といったところでしょう。
缶で販売しているサントリー角ハイボールは、通常版が7%、濃いめが9%、贅沢レモンが5%です。
このページで紹介した作り方はウイスキー60mlに対し、炭酸水は180mlとやや濃い目なので、13%程度でしょうか。
なぜBARRELではそんなに濃いめを推奨しているのかというと、答えはひとつ。
しっかりと個性と旨味を感じられるからです。
BARでもこのくらいの割合か、それ以上で作っているお店が多いかと思います。
ウイスキー1に対し、炭酸水を3以上入れてしまうと、相当長熟か度数の高い樽出し(50度以上)のウイスキーでないと水っぽくなってしまう可能性が高いのです。
しっかりと個性を味わうにはやや濃いめに作るのもポイントです。
グラスとウイスキーとがしっかり冷えていればアルコール度数の強さをそこまで感じずに飲むことができます。
参考までに他のお酒のアルコール度数を明記しておきましょう。
種類 | Alc度数(%) |
---|---|
ウイスキー(ストレート) | 40 |
ウイスキー(ハイボール) | 5~10 |
日本酒(純米) | 15.4 |
日本酒(本醸造) | 15.4 |
ビール | 4.6 |
黒ビール | 5.3 |
発泡酒 | 5.3 |
白ワイン | 11.4 |
赤ワイン | 11.6 |
ロゼワイン | 10.7 |
紹興酒 | 17.8 |
焼酎・甲類 | 35 |
焼酎・乙類 | 25 |
ブランデー | 40 |
ウオッカ | 40 |
ジン | 40.7 |
ラム | 47.4 |
梅酒 | 13 |
こう見ると意外にハイボールの度数は比較的高くないことがわかります。
ウイスキーはアルコール度数が高くて飲むのが怖い!飲みにくい!と思ってるそこのあなた。
実はそれは大いなる勘違いかもしれません。
アルコール度数に対しては正確な情報を持っていなければいけません。
ウイスキーに対するアルコール度数の考え方の記事を是非読んでください。
ハイボールの糖質やカロリーはどのくらい?
アルコールのカロリーは1gあたり7kcalです。
以下の表は居酒屋や自宅で一度に飲む一般的な飲酒量を揃えて計算してみました。
飲みやすさ、消費時間、満足度なども加味しています。
種類 | 飲酒量(ml) | 糖質(g) | カロリー(kcal) |
---|---|---|---|
日本酒(純米) | 180(一合) | 6.4 | 185 |
日本酒(本醸造) | 180(一合) | 8.1 | 192 |
ビール | 633(大瓶) | 19.6 | 253 |
黒ビール | 633(大瓶) | 21.5 | 291 |
発泡酒 | 500(缶) | 18 | 225 |
白ワイン | 250(2杯) | 5 | 182 |
赤ワイン | 250(2杯) | 3.7 | 182 |
ロゼワイン | 250(2杯) | 10 | 192 |
紹興酒 | 180(一合) | 9.2 | 229 |
焼酎・甲類 | 90(ロック) | 0 | 185 |
ウイスキー | 60(ダブル) | 0 | 142 |
ハイボール | 350 | 0 | 142 |
ブランデー | 60(ダブル) | 0 | 142 |
梅酒 | 90(ロック) | 18.6 | 140 |
ジン | 60(ダブル) | 0 | 170 |
カシスオレンジ | 240 | 21 | 180 |
ほろよい | 350(缶) | 36 | 206 |
※ハイボールはウイスキーをダブル(60ml)で作っています。
ほろよいは「白いサワー」を基準にしています。
ウイスキーハイボールは糖質もなく、カロリーも少ないですね。
それに反してビールや発泡酒、甘いお酒は糖質量もカロリーも高いです。
実際にオーツカもビールと日本酒を飲みまくっていた頃と比べだいぶ痩せまして、体重は3kgは減りました。
ウェイトトレーニングを長くやっている経験上、お酒はカロリーよりも糖質量のほうが体脂肪への影響は大きいように思えます。
なので蒸溜酒(ウイスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、ラム etc…)のほうが痩せやすいことは間違いないです。
お酒のカロリーは『エンプティカロリー』と呼ばれ「栄養素をほとんど含まないカロリー」ではあるのですが飲みすぎは禁物です。
飲みすぎると内臓脂肪は増えますし、内臓疲れが溜まり代謝を減退させます。
内臓が疲れていると次の日のパフォーマンスが著しく落ちるので、気をつけましょう。
乾杯のビールをハイボールに変え、食後はウイスキーのロックやストレートを少量飲むのがベストでしょう。
ハイボールを美味しく飲むグラス
より美味しいハイボールを飲みたいのであれば、グラスにこだわってみましょう。グラスひとつで香り立ちや泡立ち、さらには口当たりや味に至るまで変化が楽しめます。
素材はガラス製やクリスタル製、木製や金属製のものが存在します。
ガラスやクリスタルは見た目が涼しげで美しく、木製のものは温かみがあり、しっとりと手になじみます。
銅でできたグラスは熱伝導率が高く、すぐ冷え、長時間冷たさをキープする特性を持っています。
次に形状です。
グラスの口径が広いほど炭酸は多く抜けます。
逆に狭いと炭酸は抜けにくいのです。
シャンパングラスがフルート型をしているのはこのためです。
一般的に、薄いグラスほど口当たりが繊細で、飲み物の味わいを邪魔しません。
分厚いグラスは飲み口は野暮ったいですが、外気の影響を受けにくく、氷が溶けにくい特性があります。
唇が当たるリムの部分が極端にグラスは、驚くような滑らかな口当たりが体験できます。まさにフェザータッチな逸品です。
みなさんもこだわりのハイボールグラスを見つけてみてください。
ただし、大勢で気取らずに飲むときは、みんなでジョッキを持ってワイワイと盛り上がることを一番におすすめします!
ハイボールにおすすめのウイスキータイプと銘柄
ウイスキーの好みは人によって違うので一概には言えませんが、ハイボールを気軽に美味しく楽しめる銘柄の条件は価格が手頃な熟成年数の若いウイスキーです。
熟成年数が10年以下、もしくはノンエイジと言われる年数が未表記の若いウイスキーは、ストレートやロックで飲むとアルコールのアタックがきつく感じられるものが多く存在します。
炭酸水で割ることで、鼻につくアルコールの棘を抑え、泡がはじけることで若いウイスキーの香りを十分に楽しむことができます。
ウイスキー熟成年数が進むにつれ、香りはより複雑に、フレーバーはより濃厚さを増します。
ハイボールにしてしまうのはやや勿体ないと言えるので、長熟銘柄はストレートやロックで楽しむのが良いと思います。(もちろん30年物のウイスキーハイボールは超がつくほど美味しいでしょうが。)
次にストレートで一口飲んでみて、甘く濃厚な香りがしたもの、ピリリと強い刺激があったものはハイボール向いている可能性が高いです。
基本的にはフレーバーが強いものを炭酸水で割ると、強すぎる香りや刺激をやわらげ、飲みやすくしてくれます。
スコッチのアイラモルトやアイランズモルトなどピート香が強い銘柄や、バーボンウイスキーなど荒々しい個性を持つ銘柄はハイボールに向いています。
それから、ほとんどの国産ウイスキーはハイボールにしても美味です。
もともと日本のウイスキーは水割りにして飲む文化があり、割っても味わいが壊れないように作られているものが多いからです。
ローランドモルトやアイリッシュウイスキーは酒質が軽いのであまりハイボールに向いているとは言えません。
ただしこの酒質の軽さを利用して、ミントやフルーツなど色々なトッピングを施し、”ハイボールカクテル”として飲むのはとても有効です。
では、次にハイボールにぴったりなウイスキー銘柄を幾つか紹介していきましょう。
ジムビームやI.W.ハーパー、角ハイやブラックニッカハイボール、白州や山崎や知多のハイボールなどは居酒屋でも飲めるので、それ以外で。
特にBARなどで好まれている銘柄を書いていきます。
デュワーズ ホワイトラベル
ハイボールの起源が諸説ある中、デュワーズ2代目のトミー・デュワーがハイボールを考案したという説もあるくらい。
BARでスコッチハイボールを飲むと言えばこの銘柄を使うバーテンダーさんも多いのではないでしょうか。
モルトの含有率が高く、旨味、渋み、酸味とも絶妙なバランスを持っています。
ややスパイシーで食事との相性も抜群です。
これで作る「神戸スタイルハイボール」は一度飲んでみて損はないはず…。
ザ・フェイマスグラウス ファイネスト
こちらも多くのBARで見かけます。
スコットランドの国鳥であるライチョウが描かれたラベルが印象的なフェイマスグラウス。
グレンロセス、タムドュー、ハイランドパークといった銘柄がブレンドされており、ややスモーキーでメローな印象のブレンデッドウイスキーです。
ハイボールにするとさくらんぼのような風味も顔を覗かせ、様々なフレーバーを味わうことができます。
飲みやすさは一級品!「カナディアンクラブ」
甘くて華やか、癖がなくライト&スムースの王道、それがカナディアンクラブです。
まだウイスキーハイボールに不慣れなビギナーさんにはおすすめできます。
ロックやストレートでも飲みやすいお酒なので、ハイボールに飲みなれたら是非炭酸水無しで試してみてください。
ただし初心者さん向けの本当に酒質の軽い1本です。
ウイスキーを飲みなれた人には物足りないかもしれません。
ラフロイグ 10年
まだ「ラフロイグハイボールを試したことがない人」がいたら、人生をちょっぴり損しているかもしれません。
そのくらいオーツカも衝撃を受けたハイボールです。
ラフロイグ独特の薬品香とナッツの香ばしさが、強炭酸で華麗に花開きます。
ロックやストレートでラフロイグを受け付けなかった人も飲み続けるといつの間にかハマってしまい、ハイボールはピート香がしないと味気ないという人も少なくありません。
これを機にハイボールの世界を広げてみてください。
タリスカー 10年
スコットランドはスカイ島の荒波に育まれた力強く骨太なボディを感じさせるウイスキー。
ブラックペッパーと称される刺激的なフレーバーに目の覚めるような感覚を味わうことが出来ます。
後に紹介する「トッピング」の項でも書きますが、これに黒胡椒や山椒との相性が抜群!ちょっと驚きの味に出会えます。
日本人好みの上品なジャパニーズや、ビギナーに人気の甘味のあるハイボールの飲みやすさも魅力だけど、時にはパンチのある1杯が欲しい。
そんな時にタリスカーをチョイスしてみてください。
ハイボールの種類と味の分布
BARRELでは様々なハイボールに関する記事を執筆しています。
中でもベースにするハイボールでどういった味になるのか傾向がわかる「フレーバーマップ」は人気の記事。
ぜひ読んでみてね。
ハイボールの様々な飲み方
ハイボールにはたくさんの飲み方が存在します。
割材を変えたり、トッピングをしたり、様々な飲み方の種類が存在するのです。
たとえば割材を炭酸水ではなく、コーラやジンジャーエール、サイダーやラムネにしてみるのも面白いでしょう。
レモンやライムを絞ったりミントやショウガ、フルーツを加えたりと色々な飲み方ができるのがハイボールの魅力でもあります。
まだ、ウイスキーに慣れていないビギナーの方は酸味や甘味をプラスしたハイボールから慣らしていくのもおすすめです。
ウイスキーを飲みなれていない方はジンジャーハイボールなどから一般的なハイボール、そしてウイスキーロックやストレートに移行しています。
ハイボールのアレンジレシピは以下の記事でも紹介しています。是非試してみてください。
他にもウイスキーを容器に小分けにしたり、ボトルごと冷凍庫へ入れて冷やす「超低温ハイボール」なんていう飲み方もあります。
是非こちらも参考にしてみてください。
ハイボールに使うと美味しい炭酸水
ハイボールは使用する炭酸水(ソーダ)でも味が変化します。
「炭酸水などすべて同じ」と思ってませんか?
無味無臭の炭酸水でも「天然の炭酸水」か、「人口の炭酸水」か、そして含有しているミネラルの量で、「軟水」や「中硬水」、「硬水」と分けることができるのです。
他にも炭酸の強弱でかなり口当たりが変わるので、ウイスキーにぴったりの炭酸水を見つけるのはなかなか手間なのです。
というわけで、どんな炭酸水でウイスキーハイボールを作ったら美味しいのか実験してみました。
だいぶ長々と書いてしまいましたが、ハイボールというウイスキーの飲み方がどんなものかは伝わったのではないでしょうか?
まだまだ書き足りないこともあるので、後日加筆していこうと思います。
角ハイボールもブラックニッカハイボールも美味しいですが、ラフロイグやタリスカーのハイボールも是非試していただいて、あなたのウイスキーライフをより華やかなものにしていただきたいです。
ちなみに、オーツカ個人的にはピートの強いハイボールが好きなので、ビッグピートハイボールなどを食中によく飲んでいます。
お刺身などの魚介類にも対応できる素晴らしいハイボールです(´ω`)
ではでは最後に、ハイボールにするとめっちゃおいしいウイスキーセットのご紹介です。
産地・原料・製法による味の違いが分かりやすい、それぞれキャラクターの異なる美味しいウイスキーをセレクトしました。
[/voice]ハイボールおすすめセット 30ml~100ml
シトラスやオレンジの酸味がおいしい「 ザ グレンリベット ファウンダーズリザーブ」
ピリッとドライな味わいが魅力の「ブレットバーボン」。
ヘビーピートハイボール、この旨さは飲まなきゃわからないアイラ島のキング「ラフロイグセレクト」。
ハイボールにしておいしい素敵ラインナップです。
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