二日酔いは体内で脱水症状が起こっている状態であるため、少しでも早く回復させるのなら、何を置いてでも水分補給が大切です。
そして、次に必要なのが栄養補給で、特に二日酔いの回復に役立つのはビタミン類だといわれています。
とはいえ、ビタミンにはさまざまな種類がありますので、まずはそれぞれにどのような効果を期待できるのか知っておく必要があります。
この記事では、二日酔いの際に摂取すると緩和効果があると言われているおすすめビタミンについてご紹介していきます。
ビタミンの種類と効果
ビタミンは非常に種類が多いですが、すべてのビタミンが体調を整える働きがあるといわれています。
しかし、二日酔い改善効果を期待できるビタミンとなると種類が絞られてきますので、ここでは二日酔いの回復効果を期待できるビタミンについてご紹介することにします。
ビタミンB1
アルコール成分は体内への吸収力が高いという性質があり、胃や小腸から吸収されると直ちに肝臓へ送られ、分解・代謝が始まります。
そこでアセトアルデヒドという物質が生成されますが、このときには体内のビタミンB1が消費されます。
次に、アセトアルデヒドは肝臓で酢酸へと変化して体外へ排出されることになりますが、このときにも体内のビタミンB1が消費されます。
つまり、お酒を飲むときには、あらかじめビタミンB1が消費されることを頭に入れておく必要があるということです。
ビタミンB1はお酒を飲んでいる間中消費され続けますので、料理やつまみ、サプリなどから摂ると良いでしょう。
ビタミンC
ビタミンCには強い抗酸化作用があるため、肌細胞の老化を防ぐ効果を期待できるといわれています。
また、ビタミンCにはアセトアルデヒドを分解促進作用もありますので、二日酔いになってしまったときに摂ると、症状の改善に役立つでしょう。
さらに、ビタミンCにはタンパク質の体内吸収を高める働きもありますので、二日酔いになったときだけではなく、できればお酒を飲んでいる最中にも摂ることがベスト。
なぜなら、「タンパク質が体内に吸収されると、アセトアルデヒドの産生量が減る」といわれているからです。
ビタミンCの上手な摂り方についてはこの後の項でご紹介しますね。
ビタミンE
ビタミンCと同様に、強い抗酸化作用を持つビタミンです。
この成分もまた、肌細胞の酸化を防ぐ働きがありますが、アルコール成分の代謝促進効果も期待できるといわれています。この成分はお酒を飲んでいる最中に摂るのがポイントです。
ビタミンが不足すると起こる症状
ビタミンが不足すると様々な症状が身体に起こります。
上記で挙げたビタミンが足りなくなるとどういった変化が起こるのか見てみましょう。
ビタミンB1不足で起こる症状
ビタミンB1には、脚気(かっけ)の予防効果や皮膚や粘膜保護効果を期待できますので、この成分の体内量が減りすぎた場合は脚気による足のしびれやむくみが起こったり、怪我が治りにくかったりといったトラブルが起こりやすくなります。
ビタミンC不足で起こる症状
ビタミンC不足で顕著に現れやすいのは肌荒れです。女性の方は特に気にする症状ではないでしょうか。
お酒を飲んで二日酔いになると、肌荒れも同時に起こることってなっていないでしょうか?これを予防するためにも、飲んでいる最中と飲んだあとには、努めてビタミンCを摂ることが大切です。
また、喫煙は体内のビタミンC破壊しますので、特に喫煙者の方やその周囲で過ごす方は、できる限り意識してビタミンCを摂取することが望ましいでしょう。
ビタミンE不足で起こる症状
ビタミンEが不足すると、血行不良や頭痛、肩こり、腰痛などが起こりやすくなるといわれています。
また、血中のコレステロールが酸化しやすくなることもあり、これによる血栓で動脈硬化が起こりやすくなるともいわれています。
つまり、お酒云々の前に、健康維持成分として必要なのがビタミンEだということです。
ビタミンはこうして摂る!おすすめの食品
知っているようで意外と知らないのが、ビタミンを含む食品の種類なのではないでしょうか。
しかし、今回ご紹介したビタミンはお酒のつまみにも含まれているものがあります。
ここでは、私が実際にやっているビタミンの摂り方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ビタミンB1を多く含む食品
ビタミンB1は、レバー、豚肉、豆類、胚芽などに多く含まれています。
ちなみに私はレバーが大好きですので、居酒屋では必ずレバー串を何本か注文します。また、豆類はおつまみの定番の枝豆で摂っています。
そして、二日酔いになってしまったら豚の生姜焼きで乗り切ります。
胚芽はあまり摂る機会がありませんが、自然に胚芽を摂るのなら胚芽米や小麦胚芽パンあたりがおすすめできるでしょう。
ビタミンCを多く含む食品
私のお気に入りは冷やしトマトです。また、生野菜サラダなんかもおすすめですね。
ただ、このような生野菜を食べ過ぎてしまうと身体が冷えますので、飲んでいる途中途中で少しずつ食べるという食べ方がおすすめできます。
また、二日酔いになったしまったときには、グレープフルーツジュース、オレンジジュース、トマトジュースなどでビタミンCを摂ってみると良いでしょう。
ただし、オレンジジュースは酸の含有率がやや多いため、飲みすぎると逆に気持ちが悪くなることがあります。
オレンジジュースからビタミンCを摂るのであれば、200mlのグラス1杯程度が適量でしょう。
ビタミンEを多く含む食品
ビタミンEはアーモンドやクルミなどのナッツ類やアンコウの肝、トウガラシ、筋子などに多く含まれています。
私のおすすめのおつまみは、トウガラシを含むキムチやチャンジャです。
トウガラシのカプサイシンの作用による代謝アップ効果も期待できるそうですので、メタボが気になる方にもおすすめできるのではないかと思います。
また、秋から冬にかけて恋しくなるのが鍋料理ですので、アンコウ鍋で一杯やるっていうのはどうでしょう?
アンコウ鍋なら屋際もたっぷり摂れますし、身体の冷え予防にも役立ちますね。
食事は無理!そんなときにはサプリがおすすめ
二日酔い改善に役立つ食品がわかっても、二日酔いだとそれらを摂取する気が起こらないかもしれません。
そのようなときには何が何でも食事からビタミンを摂ろうとするのではなく、サプリを飲んで様子を見るという方法がおすすめです。
それでは、二日酔い改善に役立つサプリをご紹介しておきましょう。
DHC ビタミンC(ハードカプセル)
ビタミン類で比較的手に入りやすいDHCシリーズ。
1粒にレモン約33個分のビタミンCが含まれているサプリです。ハードタイプだから飲みやすく、1袋に90日分も入っているためコスパも良いサプリです。
とてもお手軽な価格で購入できるサプリですので、二日酔い対策として用意しておくと便利ですよ。
HADAPLA(ハダプラ)50倍濃縮プラセンタ10,000㎎サプリメント
ハダプラ 50倍濃縮 プラセンタ 10,000㎎(原料換算 2粒/日) ヒアルロン酸 コラーゲン ビタミンC 全6種 サプリ
女性にぜひおすすめしたい評判のマルチサプリ。
豚プラセンタ、コラーゲンペプチド、クコの実エキス末、アセロラ粉末など、さまざまな成分が配合された総合サプリメントです。
さらに、19種類ものアミノ酸やビタミンが配合されていますので、お酒で失われた成分のカバーに役立つでしょう。
高性能サプリながらお手軽価格で購入できますので、マルチサプリをお探しの方にハイチオシしたい製品です。
noi 高濃度ビタミンCサプリメント
高濃度のビタミンCを摂りたいと思った時に重宝するnoiのサプリ。
イギリス製・超微粒子パウダーのビタミンCサプリです。
1粒には高濃度ビタミンCを500㎎配合、高吸収タイプですので素早く体内に吸収されます。
余分な成分を配合していませんので、効率良くビタミンCを摂りたい方におすすめです。
二日酔いは無理に回復させようとしないこと!
ビタミンが二日酔いの予防や回復に役立つことがわかりました。
今回ご紹介したように、ビタミンはお酒のつまみからも摂ることができますので、お酒を飲む際には意識してビタミンを含む食品を摂ることを心がけてみましょう。
また、二日酔いになってしまったら、ビタミンを摂取したとしてもすぐの回復は難しいでしょう。どちらかというと前もって予防をすることが大切です。
二日酔いで辛いときには、とにかく水分をきちんと補給して、食べられる状態になったらゆっくりとビタミンを含む食品を摂取することをおすすめします。
iHerb、Amazon、楽天で買える格安二日酔い対策サプリはこれだ!
BARREL編集部では「健全な身体でおいしくウイスキーを飲もう!」をテーマに、二日酔い関連の記事を100記事以上書いてきました。
科学的根拠に基づいた改善方法から、よくわからない民間療法まで、毎日毎日試しています。
悪酔い防止や二日酔い防止、内臓疲れ、胸やけ対策には、休肝日とサプリメント使用が効果的です。
よくお酒を飲む、朝がツライ、肝臓の数値がちょっと心配、という人のためにサプリを網羅した記事を書いてます。
iHerbをはじめ、Amazonや楽天で買える格安でマジで効果のあるサプリばかり!
きっと求めていたものが見つかるはず!ぜひ見てね↓↓↓
\格安で高品質/